ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

夏はケルシュ TDM1874

2017-07-30 09:21:46 | ビール紀行(関東)
神奈川県横浜市の「TDM1874」、自分好みのビールでよく訪問しています。今回はTDM1874初のイベントに参加してみました。イベント向けに特別醸造したビールが提供されるとのことでした。

     

醸造所に着くと、既に多くのお客さんで賑わっています。日本酒の試飲などもあるイベントです。

     

この日のラインナップ。全5種で、スーパーードライの代わりに特別醸造のケルシュが提供されていました。夏のイベント向けのビールでケルシュ、素敵じゃないですか。フランス産のホップを使用しているとのこと。

     

     

もちろんそのケルシュを頂きましょう。この日はプラカップでの提供。ほんのり桃のようなエステル香とホップの爽やかな香り。ライトで爽快な飲み口。苦味は控え目。夏にピッタリな爽やかで苦味控え目のケルシュです。旨い!

     

     

せっかくなのでIPAも頂いて帰りました。こちらも安心のバランスです。旨い!特別醸造のケルシュ、しばらくは飲めるようです。先日、セッションIPAも提供が始まったとのこと、飲みに行かないと。



TDM1874
神奈川県横浜市緑区十日市場町835-1
TEL:045-985-4955

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南信の聖地へ 南信州ビール(最終回)

2017-07-28 09:17:59 | ビール紀行(甲信越)
前回の「南信州ビール」の続きです。


注文していた「ソーセージおまかせ2種盛り合わせ」が到着。

     

     

ソーセージの種類はガーリックとチョリソー。ガーリックは香りは強すぎず豊かで絶妙。チョリソーも辛すぎず、燻製香がのって美味い!

     

     

そして定番3種目のデュンケルヴァイツェン。ロースト香とそれを上回るバナナ系のフェノール香。モルトの旨味はしっかり濃厚。酸味しっかり。チョコバナナの香りの余韻が漂う。ロースト香とフェノール香と酸味が素敵なデュンケルヴァイツェンです。旨い!

     

西日が落ち、カーテンが上がると、窓から中央アルプスの姿が見えました。

     

     

そしてメインディッシュの「南信州豚おつまみソースかつ」。食べた瞬間、卒倒するような美味しさ!上品な豚の香りと旨味にソースが絶妙に絡む。ソースは抑え目なのに豚の旨味でバランスのとれた美味しさ。豚の臭みは全くなし。添えてあるキャベツの千切りもシャキシャキして新鮮。駒ヶ根のソースカツ丼、有名店も含めて何度か食べたことがありますが、こんなに美味しいソースカツは初めてです。

     

     

最後はアップルホップで締め。リンゴは王林とのこと。王林の酸味がかった爽やかな香りとホップの香り。旨味しっかりながら、酸味しっかり、ホップの苦味しっかり。アップルホップの中でもホップの苦味が効いた発泡酒です。旨い!

今回はこれにて終了。こちらのビール、今回はホップの爽やかな香りを活かしたややモルティなビールという印象。派手な香りや苦味はないものの、他の地方の地ビールとは違い、エステルやモルトの旨味に個性があります。アップルホップは安定の旨さです。しかし、フードが美味すぎ!地方色豊かな上に、絶妙な料理ばかり。総合的なクオリティが高い、ブルワリーレストランです。

     

     

1Fの売店では南信州ビール各種を販売しています。レストランでは提供してないビールもあるので、要チェックです。



味わい工房
長野県駒ヶ根市赤穂759-447 
TEL:0265-81-7722 

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南信の聖地へ 南信州ビール(その5)

2017-07-27 15:31:36 | ビール紀行(甲信越)
前回の「南信州ビール」の続きです。


次に頂いたのはアンバーエール。

     

     

ホップの爽やかな香りと見え隠れするカラメルモルトの甘い香り。モルトの旨味はしっかりで、心地よいホップの苦味が響く。ほんのり酸味とモルトの香りの余韻。爽やかなホップの香りが特徴のサッパリ系のアンバーエールです。旨い。

     

     

     

フードのメニューです。ビールのお供にぴったりなメニューばかり。所々に地元の食材を使った料理や名物料理があり、好印象。どう組み立てるか悩みますね。

     

     

前菜は「アルプスサーモン燻製のサラダ」です。地元松川産のベビーリーフを使用しているとのこと。野菜が新鮮でシャキシャキ!スーパーで売っているものと全然違います。サーモンはまったりな味わいで美味!

     

     

続いて季節限定の駒ヶ岳エールです。爽やかなホップの香りと甘いエステル香。モルトの旨味はしっかり。ホップの苦味もしっかりで、ホップの爽やかな香りの余韻。ホップの爽やかな香りとフルボディが織りなすゴールデンエールです。旨い。

(続く)



味わい工房
長野県駒ヶ根市赤穂759-447 
TEL:0265-81-7722 

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南信の聖地へ 南信州ビール(その4)

2017-07-26 17:33:13 | ビール紀行(甲信越)
前回の「南信州ビール」の続きです。


直営レストラン「味わい工房」のある2階へ。

     

     

2階の入り口を進むとそこは待合フロア。以前はこの素敵なカウンターでビールを有料試飲するような場所だったのですが、現在はこちらでは飲めません。この気軽にビールを楽しむ空間が良かったのですが。カウンターの後ろのガラスの越しに見えるスペースは、ノンアルコールビールの製造施設です(現在は使われていないようです)。

     

     

     

     

レストラン店内の様子。山小屋を感じさせるような濃い目の木を基調とした個性的なフロアです。立派な暖炉もあり、寒い時期はリアルファイヤーが楽しめることでしょう。店内カウンターの上にはスラリと並ぶ黄金のタップ。

     

     

今回陣取ったのはこちらのテラス席。訪問時は西日が強くて遮光されていましたが、窓の外の日差しと緑が心地よいことでしょう。

     

ビールのメニューです。定番3種に季節限定1種、そしてアップルホップ1種の合計5種というラインナップです。

     

     

最初はゴールデンエールから頂きましょう。ホップの爽やかながら穏やかな香りとほのかなエステル香。モルトの旨味はややしっかりで、やや抑え気味のホップの苦味とほんのり酸味が重なります。主張しすぎないホップの香りと苦味が爽やかな、ややモルティなゴールデンエールです。旨い。

(続く)



味わい工房
長野県駒ヶ根市赤穂759-447 
TEL:0265-81-7722 

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南信の聖地へ 南信州ビール(その3)

2017-07-24 09:54:28 | ビール紀行(甲信越)
前回の「南信州ビール」の続きです。


醸造所を後にして、直営レストランに歩いて向かいます。

     

     

     

     

醸造所の前の一本道をひたすら上ります。10分ほど歩くと、こまくさ橋の案内看板に出ます。

     

     

そのこまくさ橋を渡ります。

     

     

この橋の上からの眺めが絶景なんです。私の中では「南信州ビール=この景色」で、ここに南信に来たら必ず立ち寄りたいスポットです。

     

     

橋を渡ると目的地はすぐ。南信州ビール直営レストラン「味わい工房」の入る駒ヶ根ファームスに到着です。レストランは2階です。

(続く)



味わい工房
長野県駒ヶ根市赤穂759-447 
TEL:0265-81-7722 

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南信の聖地へ 南信州ビール(その2)

2017-07-23 07:31:03 | ビール紀行(甲信越)
前回の「南信州ビール」の続きです。


駒ヶ岳醸造所に到着。

     

     

平屋の建物の右側が醸造所のスペース、左側が売店になっています。背後に見えるパゴタ屋根は蒸留所のキルン塔です。

     

     

     

中に入ると見学・試飲スペースになっています。試飲スペースとしては非常に広く贅沢な空間です。その端が醸造所と接しています。見えているのは仕込みの工程ですね。あまり見かけないタイプの設備のようです。

     

     

有料試飲のカウンターです。ビアホール並みの立派なカウンター。こちらで南信州ビールを樽出しで頂くことができます。しかしながら、この日は営業終了の時間だったために、試飲はできず。もう少し早いと良かったのですが。

     

     

醸造所を後にし、直営レストランの「味わい工房」へ向かいましょう。ビールはもう少しの我慢です。

(続く)



南信州ビール 駒ヶ岳醸造所
長野県上伊那郡宮田村4752-31 
TEL:0265-85-5777 

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南信の聖地へ 南信州ビール(その1)

2017-07-22 11:16:55 | ビール紀行(甲信越)
信州には多くの醸造所が点在しますが、そんな中でも昔から思い入のある醸造所が長野県宮田村の「南信州ビール」です。創業開始も古く、日本の地ビール黎明期より輝き続ける老舗の醸造所です。何と言ってもこの醸造所の魅力はそのロケーション。駒ヶ根の山麓の美しい大田切川沿いの緑豊かな赤松林に位置する醸造所は、私にとっては「聖地」のような存在です。ビールのスタイルは伝統的なエールビールを中心としながら、オリジナルの要素の加わったラインナップを展開。特に地元のりんごを使用したアップルホップはビール好きの間で人気があります。醸造所併設ではありませんが、同じ緑豊かなエリアに直営レストラン「味わい工房」があり、こちらでじっくりとビールと料理を楽しむことができます。そんな旨いビールと料理、そして美しい自然を味わうために南信州ビールへビール紀行してきました。今回は超久しぶりの訪問で6年ぶり。どんな感じになっているか楽しみです。レストランへのアクセスですが、JR駒ヶ根駅からバスで約20分。本数もまあまああるので、比較的アクセスしやすいと言えます。醸造所はレストランから徒歩約20分の距離です。

     

     

     

今回は鉄道ではなく、東京から高速バスでのアクセス。飯田行きのバスで「駒ヶ根インター」で下車します。このバス停だとレストランまで徒歩圏です(バスに乗ることもできます)。

     

     

駒ヶ根インターからまずは醸造所へ歩いて向かいます。前方には雄大な中央アルプスの光景が広がっています。

     

     

しばらく歩いたところで、右折。そして美しい大田切川の川辺へ。水が少ないのでそのまま渡ります。

     

     

川を渡るとそこは、そう南信州ビールの醸造所と信州マルス蒸留所です。裏からのアクセス、今回が初めてです。

(続く)



南信州ビール 駒ヶ岳醸造所
長野県上伊那郡宮田村4752-31 
TEL:0265-85-5777 

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バレルエイジドに感動 ブルーマジック(最終回)

2017-07-20 13:52:59 | ビール紀行(関東)
前回の「ブルーマジック」の続きです。


次に頂いたのは藻細工S-IPAです。

     

     

シトラスがかった、ギュッと凝縮したアメリカンホップの香りが広がる。モルトの旨味は控え目で、ホップによる苦味と酸味がしっかり効く。アメリカンホップの香りがギュッと詰まったセッションIPAです。旨い!セッションIPAながら、やりすぎ感がないのがいいです。

     

     

続いてはタイムアフタータイム。こちらはカンピオンエールとのコロボでタイムを使用したスパイスエールとのこと。まるで食事をしているかのようなタイムの香りが炸裂。モルトの旨味は中程度で、ホップの苦味が程よく効く。タイムのためのタイムの香りが広がるスパイスエールです。旨い。

     

     

そして最後はメニューの中で気になっていたファーストバレルエイジドインペリアルスタウトです。アルコール度数12.5%。あのイチローズモルトのバーボンバレルで熟成されたビールとのこと。ウィスキーの香りとインペリアルスタウトのレーズンのような香りが上手く調和しています。モルトの旨味はしっかりながらまろやか。ビールの酸味が旨味と絶妙に調和する。バレルの香りや酸味が原酒の酸味や旨味と絶妙に調和する、優しい口当たりの最高のビール。感動です!激しく旨い!これまで飲んだバレルエイジドの中で暫定1位です。

今回はこれにて終了。こちらのビール、どれも旨いですが、最後のバレルエイジドインペリアルスタウトにはやられました。こんな引き出しがあったとは。ケグに詰めて熟成をさせて、まだまだこの先も提供されるとのことでした(今はもう無いかも)。再訪確定です。



BLUE MAGIC
栃木県宇都宮市池上町3番8号1階
TEL:028-307-0971

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バレルエイジドに感動 ブルーマジック(その3)

2017-07-19 06:32:11 | ビール紀行(関東)
前回の「ブルーマジック」の続きです。


ビールのメニューです。

     

     

この日は全10種。うち自家醸造のビールが7種というラインナップ。もちろん全て頂くのは厳しいので、絞り込んでいきましょう。

     

     

最初は「花柚子deヴァイツェン」から頂きます。ヴァイツェンとしてはかなり濃色。どっしり系の柚子の香りとライトなエステル香。モルトの旨味は控え目で、花柚子とヴァイツェン酵母による心地よい酸味が折り重なる。柚子によると思われる苦味が効く。花柚子独特などっしりした香りと苦味が特徴のフルーツエールです。旨い!

     

こちらのナッツ系以外にフードはありません。よって持ち込みが可能。嬉しいことにジャイアントコーンが4種類もあるじゃないですか。しかも3種食べ比べまであります。

     

     

もちろん3種食べ比べをオーダー。これはジャイアントコーン好きにはたまりませんな。ビールに良く合う。

     

     

次にHopped Juicy PAを頂きます。マンゴー系のややしっかり目のホップの香り。モルトの旨味はやや控え目で、ホップの苦味がホップの酸味と相まってしっかり効く。マンゴー系のアメリカンホップが香る、苦味しっかりセッションIPAです。旨い。

(続く)



BLUE MAGIC
栃木県宇都宮市池上町3番8号1階
TEL:028-307-0971

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バレルエイジドに感動 ブルーマジック(その2)

2017-07-18 11:11:39 | ビール紀行(関東)
前回の「ブルーマジック」の続きです。


醸造所兼パブのブルーマジックに到着。

     

     

小さな間口の一見すると一般的なバーのような感じ。この中に醸造所があるとは想像もつかないと思います。

     

     

     

店内の様子です。店内は典型的なバーのような雰囲気で、カウンター席中心の明るさ抑え目の照明。テーブル席もあります。

     

     

店内奥の小窓から醸造スペースを垣間見ることができます。タンクの大きさから醸造の規模は400Lでしょうか。

     

     

カウンターに並ぶ輝かしい10本のタップ。曲線的な10本のサーバーが織りなす光景は壮観です。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



BLUE MAGIC
栃木県宇都宮市池上町3番8号1階
TEL:028-307-0971

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