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漂流・漂着ゴミ問題

2009年03月12日 | 環境問題
日本海側では漂流・漂着ゴミ問題が大変深刻です。
時化の翌日などは大量のゴミが打ちあがり、足の踏み場もないことも。ボランティアで海岸清掃に行きますが、塩酸など有害化学物質が入った大型ポリ容器や注射器‥‥、手がつけられない状態。ハングルや中国語などが書かれているゴミも、(正直言って)かなり多いのです(というより、ほとんどの感あり)。

先日環境省は全国25の海岸で漂流・漂着ゴミを回収・処理すると発表がありました。

以下は毎日新聞の記事より紹介します。

***漂流ごみ:25海岸で回収処理へ--環境省***

全国の海岸に大量のごみが漂着している問題で、環境省は3月9日、海岸に漂流・漂着したごみを回収し処理する鳥取砂丘(鳥取市)や西目海岸(秋田県由利本荘市)など25海岸(13県)を発表した。国の直轄事業で実施するのは初めてで、事業費は3億円。5月にも着手する。事業終了後も地域の協力を得て、きれいな海岸を維持できる体制を目指す。

各都道府県から応募のあった50海岸から、海外由来のごみが半分以上▽自治体だけでは対応が困難▽観光地や漁場の近くなど地域経済に影響がある--などの条件を満たす地域を選んだ。

(引用ここまで)
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この事業に、私の住む石川県からも塩屋海岸~片野海岸(加賀市)と曽々木海岸~三つ子浜(輪島市)の2海岸が選ばれました。


去年歩いた北海道礼文島の西側海岸で撮影。ここにもハングルや中国語が書かれたペットボトルが多数漂着。

日本海側の漂着ゴミ問題、中国や韓国はじめ東アジア諸国との連携なくして解決はありえません。対馬海流が運んでいますからね‥‥。

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