Tonton's Miscellany

基本的に日記です。仕事のこと、家族のこと、本やニュースの感想など、ごちゃごちゃつづります。

あまりにも愚かなリアル

2007年07月26日 | 【雑言】
以前、現場に遅れる悪夢を見たけど。

昨日のは現実。

余裕を持って、お茶を飲む時間も見て、家を出た…つもり。

娘を学校開放まで送っていって、そのまま駅へ行っても間に合うはずだったつもり。

電車も順調だったつもり。

目的地まであと1乗り換え。10分ぐらいで着くかなあ…と思って、ホームの時計を見る。

1時30分。

ん? えーーーーっ。集合は40分だったよね。40分。そう、40分。
電車が来るのが35分で、その後10分ぐらい電車に乗って、そこから歩いて10分。
うっそ。遅れるじゃん。何で? 余裕持ってたよね。

慌ててメンバーの携帯番号を探す。1人しか入ってない。でも、いいや、送っちゃえ。

「私としたことが電車の所要時間を計算し損ないました!先に始めてください」

焦りまくって、到着した電車に乗り込もうとすると、返信が来た。


「集合は2時40分だよね!」




あ…(゜◇゜)




私からの「迷惑メール」を受け取った、このメンバーさん、2時40分という集合時間に急に自信がなくなって、慌てて電車に飛び乗ってしまったらしい…私のせいで犠牲者を出してしまった…ごめんなさい、ごめんなさい!!! <m(__)m>


「わかった笑顔」

2007年07月26日 | 【子どもと育つ】
娘の初めての夏休み。1年生の割には宿題がいっぱい出ている。ふーん、これがいわゆるゆとり教育の揺り戻しってヤツ?と思う。

その中で、母が手を出せるのは、せいぜいワークブック(丸付けしなくちゃならない)と自由研究(「親子で楽しんでください」とのお達し)ぐらい?

そのワークブックの国語。

「次の文で、小さく書く文字に丸をつけましょう」
…つまり「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」の問題ですね。

「ねつがでたので じどうしやにのつて びよういんへいきました」

「じどうしや」の「や」
「びよういん」の「よ」

には、問題なく「〇」がついていたのに
あれ、「のつて」の「つ」は????

母/読んでごらん。

娘/「ねつがでたので、じどうしゃにのって、びょういんへいきました」♪

母/ちゃんと読めてるねえ。そう書いてある?

娘/うん♪

母/そうかあ…。うーん、このままだと96点だけど、どうする?

娘/イヤだーーーー! えー、どこどこ? 教えて~。

教えのは簡単。でもそれじゃあなあ…。
塾で教えていたときの記憶がよみがえる。
先生は教えてはダメ、生徒が自分で答えを出すのを助ける!

しばらく待っても、何度読んでも答えが出ない。

母/じゃあ、これからお母さんが読むから、その文を自分で書いてみて。

娘/うん!

母/「ねつがでたので」



母/「じどうしゃにのって」



「の」まで書いた娘は、次の「つ」を書こうとして

娘/ハッ!! あ゛~~~~~~~~~!


めでたく100点。
よかったよかった。

子どもの「わかった笑顔」は、本当に輝いている。
写真に残したかったなあ。

「ロ長調はいや!」

2007年07月25日 | 【子どもと育つ】
娘のピアノレッスンで、「ヘ長調」が出てきた。

先生が試し半分で「ドから始まる長調の音階は?」と、クイズを出し始めた。
ハ長調、ニ長調、ホ長調、ヘ長調、ト長調、イ長調まではすいすいと順調。

「じゃあ、この音階は?」と、ロ長調を弾いた。

娘は、じっと考え、「えっとー、ハ、二、ホ、ヘ、ト、イ、ロ…」

そうよ、その「ロ」よ!…と母は心の中で応援。先生も当然「ロ長調」という答えを待つ…が、娘の口から「ろちょうちょう」の言葉が出てこない。
そうかと思うと、突然、「えーと、あ長調、い長調、う長調、え長調、お長調、か長調、き長調…」と始まり、「うんと、あかさたな、さ長調、し長調…」と延々と50音順に探し始めた。

「ちょっと待って。さっき、ハ、ニ、ホ、ヘ…ってやったよね。この音は何だった?」

「ロ。でも”ろちょうちょう”ってイヤだー」

先生も私も目が点。

娘は構わず「な長調、に長調、ぬ長調…」と続けていく。

「どうして、他のはいいのに、ロ長調だけダメなの?」

「いやなの!…えっと、はまやらわ、ま長調、み長調、む長調…」

先生も笑いすぎで、顔が上げられない。

結局50音全部を「長調」にくっつけて、それでも彼女の納得のいく調名は得られず、最後にはしぶしぶ「ロ長調」を受け入れたのだった。

そうだよね、「ロ長調」なんて言葉、聞いたことなかったかもね。バッハのロ短調ミサでも聞かせておこうかな。


手話講習会(13)

2007年07月25日 | 【手話】
今、選挙期間中で、NHKの政見放送を見ていると、おなじみの手話通訳者さんたちが後ろで通訳をなさっている。音を消して見るととても勉強になる。候補者の中には、自ら手話を付けて訴える人も出てきて、随分と普及してきたなあと感じる。

ただ。

字幕はついていない。

どうせ台本を暗記しているんだろうから、それを各候補者の責任で字幕にして出せるようにすればいいのに。リアルタイム通訳が難しいならば、候補者が付けられるようにすれば、どんなに多くの人が助かることか。技術的にそれほど難しくはないはず。公職選挙法の問題かな…? 

…で。

今回の手話講習会も、いつも通りグループワークでテキスト課題を粛々とこなす。

「貸す、借りる、返す」で頭が混乱してくる。あれ、今どっちの役?? 

「君が連絡してくれる? 僕が連絡しようか?」…3動作。3秒。

◆今日の「へぇ~!」

「すぐに」…親指ピッ。どうもこの表現はまだ使いこなせない。次に出てきたら、絶対に使う。

「(本が)おもしろい」…「楽しい」ではない。

「不快」…「嫌」ではない。ザラザラのほう。


1学期終了!

2007年07月20日 | 【子どもと育つ】
娘よ、よくやった!

入学して1学期を無事通い通した。遅刻欠席早退ゼロ。「げんきしょう」をもらってきた。やり通す、という言葉と疎遠な私の子とは思えない。とにかくほめちぎってあげた。

毎朝早起き。6時には起きること。容赦しないで起こした。ブンブン言いながらもよく頑張った。

この1学期にできるようになったこともたくさんある。

◆ひらがなが全部書けるようになった。えらいえらい。
◆足し算と引き算ができるようになった。すごいすごい。
◆絵の具が使えるようになった。すばらしい。
◆自転車に乗れるようになった。がんばった。
◆ヴァイオリンも上手になったよ。
◆あ、お習字も習い始めたんだね。右手は大変だろうけど、頑張ろう。
◆ソロバンも、私の姉に手ほどき受けて、少しできるようになった。

保育園時代とは、全然違ってきた生活にも慣れたね。
長い夏休みが始まる。しっかりプールに通って、泳げるようになろうね。


あまりにもリアルな悪夢

2007年07月18日 | 【雑言】
ああ悪夢。

それはとある現場。

14:30開始の、ある大学での講義情報保障。
その現場は母校の本部キャンパスのくせに、中に入るだけでも迷って迷って、見覚えのある講義棟をうろうろして、やっと講義室に到着。講義は法律関係。

パートナーは既に到着。どーも~。よろしくお願いしまーす。よくご一緒する方なので、不安はない。

あれ、でもヘンだな。なぜか講義の途中。
あたし、遅れた?…でも、時計は14時20分。まだ大丈夫のはず。

利用者さんの視線がどことなく冷たい。
あれ、よく見ると、仲のいいパートナーさんの視線も…。

「あの、開始は10時だったんですけど…」

…えっ!10時??
配付資料を見ると、10時開始で、昼食を挟んで13時から午後の講義、とある。

うそよー。確かに14時30分って…と手帳を見る。なぜか黒いボールペンで書いた「14時30分~」という書き込みの下に、青いボールペンで「10:00~」とある。

全身青ざめる。

準備を進めても、なかなかうまくいかない。
10時からずっと1人で打ってくれていたであろうパートナーに休んでいただくために「私1人で打ちますから」と言うも、打っても打っても表示が出てこない…。
どうしてよ、どうしてよ~!と心の中で叫んだ途端、目が覚めた。



こんな夢を、こんなにリアルに見るなんて、最近スケジュール管理ができない私への警告に違いない。気を付けよう、気を付けよう。


手話講習会(12)

2007年07月18日 | 【手話】
前回記録を忘れたので、2回分。

◆前回の「へぇ~」

「七夕」:キレイキレイ!!美しい!
     手とイメージがぴったり合っている。

「ひなまつり」:これも上と同じ。カワイイ!

「研修」と「研究」:どっちも同じかと思っていた。

「繰り返す」:これも見たことがなかった手話。


◆今回は交流会。

3グループに分かれて講師とアシスタントお2人のお話(手話)を聞く(見る)。

ろう者のアシスタントお2人は、世代的には多少変わるものの、卒業したろう学校は同じなのに、使う手話はかなり違っている。お1人は、多分「日本手話」と言われるものに近いのではないかと思う。伝統的表現も多用される。もうお1人は、かなり日本語対応に近く口話も使われる=健聴者には見やすく入門編。

そのお2人からは、育った環境の話などをいろいろお聞きすることができた。ろう学校に通うと一言で言っても、小さい子がラッシュの電車に乗って通うなんて、さぞ大変だっただろう。

講師からも、その表面の柔らかさからは想像できない苦労話が飛び出してきてびっくりした。いや、そういうご苦労を乗り越えているからこそ、今、人に対して、あれだけ優しくなれるのかもしれないなと思う。否、苦労を乗り越えることによって優しくなるか厳しくなるかは、やはりその人次第だろうから、結局はあの講師の先生の人格ということだろう。…にしても、いい講師に当たったなあと思う。いつまでも健康でいらしてほしい。

2時間、3種類の手話を見続けて、終了後は頭がフラフラ。目で生活するということは、いかに疲れることか。文字通訳利用者が絶えず目薬を差しているのも、さもありなん。意味不明の文を垂れ流すことは、目に負担をかけるばかりか、頭にも負担をかける重大な罪だと改めて自覚した。

まだまだ入り口全体すら見えないほど奥が深い。

お騒がせ

2007年07月10日 | 【雑言】
先週の金曜夜、電話が鳴った。
夫の父からである。

義母はここ2か月ほど入院していた。

原因は総胆管結石に起因する急性膵炎。幸い、奇跡的に石が消えて、数回の内視鏡で石を破砕するという恐怖の処置はしないで済んだ。

しかし、急性膵炎というのは想像以上に厄介で、水分すら飲めない絶飲食約1か月。ようやく最近七分がゆまで行ったらしい…という状況までは分かっていた。

このまま順調にいけばそろそろ退院の話が出るかな~と言っていた矢先の電話。

聞くと、月曜日(つまり昨日)の夜8時に主治医から話があるから、家族は集まって欲しいとのこと。

何の話?と聞いても、義父自身、義母からの又聞きなので要領を得ない。

「合併症かな?」「何か厄介なことでもあったんじゃないか」「ここ2日、いろいろ検査していたから」などと、よく分からない話。でも決していい話ではなさそう。

とにかく家族である夫が行かないわけにはいかないらしい。病院は埼玉の奥地。

私は仕事の予定があったが、急遽ピンチヒッターをお願いし、娘番を交代。夫は仕事を早く終えて行くことにする。

3日間の間にインターネットを検索して、膵炎から考えられる合併症とか、いろいろ調べてみたが、腹痛もない、点滴も外れた、食べられている…そんな状況にマッチするような症状は見あたらない。

もしかして、全然別の厄介な病気が見つかったとか…?

とりあえず手術の同意などの話だとすると予備知識が必要なので、手当たり次第にプリントアウトして夫にわたして予習をさせる。

話の順番を待っている間、義父はすっかり動転していて、全く人の話を聞ける状態ではない様子、義母も死刑台に上らされるような顔つきだった…と夫は言う。

で、結果は。

何てことはない。
経過説明と、消えた石の行方を確かめるために内視鏡検査をするかどうかという打診。しないなら今週中に退院だと。

いえ、そんな危険なことはしなくて結構です。

これだけのために、たぶん義父・義母は寿命が何年か縮み、夫の体力は消耗し、私は仲間に迷惑をかけた。

詳しく話せとは言わない。
家族が呼ばれるというのは余程のことだと、患者は覚悟するものだ。悪くない話なのであれば、それとなく示唆してくれたっていいだろう。

この病院、患者の気持ちをケアするという意識は全くないらしい。



手話講習会(11)

2007年07月03日 | 【手話】
今日午後に納めなければならない仕事があって、昨日も半分徹夜で…手話講習会を休もうかどうしようか、ギリギリまで悩んで…結局行った。仕事?だいじょぶだいじょぶ。終わる程度に進めておいたもん。

「ところ」「なる」など、文脈によって意味が異なってくる語の表現。「~になりたい」に「なる」という単語を使うな、というのは、以前に受けた講習で耳タコになっている。さすがに誰も「なる」という語を生で使う人はいない。でも基本単語「なる」は知っておかなくてはならない。使う人がいるかもしれないから。

つまりそういうのが難しいんだな、と思う。単語レベルではこう表現される、でも、実際のろう者はこう使う。だから表現はこうだけど、読み取りの場合は、地方や失聴時期によっても違うから知っておかなくてはならないことは山ほどある。

…あたしゃ覚えきれません(^_^;


前半と最後にあった、ろう者の方の手話読み取りが楽しかった。ちょっとは見慣れてきたかなあ。もちろん、まだまだ「私たち用」に速度を落としてくださっているんだろうが。

講習で十分にリフレッシュして、そのまま速攻で帰宅して仕事の続き。ここ2週間ランチに参加できないなあ。来週もダメ…。

予定より早く仕事を終わらせて無事納品。あとは昨日の寝不足を取り戻すべく、お昼寝zzz。