Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

クリスマスまでの12月

2022-12-24 21:38:31 | 独り言

クリスマスが各家庭で準備され始めるのは11月初旬からで、クリスマスカードが送られる。我が家の隣人は奥さんがもう10年ほど前に癌で亡くなったが、早々に家族の名前と亡くなった奥さんの名前も載せたカードを送ってくる。

最近はクリスマスカードも便利なE-Card と言うのがあって郵送しなくても素敵な動画が送られてくるようになった。

このクリスマスまじかの一番忙しい時期に郵便局がストをするというので、あと1週間でクリスマスというときには絶対間に合わない。それでE-Mailでメッセージを送るようになった。

以前に作っておいたひざ掛けだけれど、またほどいてまわりを編み足し、クリスマスに間に合った。

 

 

模様にクリスマスの季節感が出ている。友達がビジネスにしたらと言ってくれるが、一枚完成するのに一年近くもかかるから、やっておれない。趣味だからできるものだ。

今年孫は7歳半、 もうクリスマスも現実味を帯びてサンタクロースなど信じないと思ったら大間違い。

学校ではクリスマスの学芸会はエルフによる歌とストーリー。このエルフなるもの、クリスマスの日まで各家庭でいろいろ遊んだり悪さをするという。

娘宅のエルフはシマーと呼ぶ。毎朝シマーが何をして遊んでいるかと、孫は目覚めると同時に階下へ直行。

 

ぬいぐるみを従えたシマーはシュートレインで遊んでいた。オー、シマー!!!と驚く孫。

 

トイレットペーパーのロールでできたロケットで飛んでいるシマー。

 

クリスマスツリーで器械体操をするシマー、落ちたら大変とクッションを並べている優しい孫。

ある時 お母さんはよく考えるね。と言ったら違うよシマーが考えてやるんだと言われ、まだ信じているのだと感心した。

娘は毎晩のことでこのようなアイディアはインターネットで見つけられるのだそうな。こうして小さい子供たちはクリスマスの日まで指折り数えて楽しみながらその日を迎える。クリスマスは子供のためにあるらしい。

ところで10月に日本のアマゾンからオーダーしたスエーデンのスリラー本5冊が昨日届いた。まるでこのクリスマスに合わせたみたいでとっても嬉しい。当分テレビでつまらない映画を見るよりも、一日中本が読めそう。

 

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ストライキ

2022-12-16 07:08:59 | 独り言

最近ストライキが相次いでいる。

このところ毎週国鉄電車のストで、今週は月火,金土と4日も。又来週も1月になってからもと言っている。

そして今日は全国の病院で働くナースのストライキ、今までにない盛大なストで歴史に残るといわれているが・・・・19パーセントの賃上げ要求に対し国はそんな金はないと言っている。

おまけにクリスマス前の一番忙しい時期、郵便局がストをする。

クリスマスのプレゼントやクリスマスカードの遅配などいったいどうなることやら。

私は10月に日本のアマゾンで5冊の本を買い、船便で送ってもらっている。大体3か月で着くはずだったけれど、いつつくことか分からない。

コロナで過去2年間ロックダウンで通勤客は激減していた。国鉄電車の損失も大きかった。

病院はコロナで亡くなった人たち、特にナースやドクターも多かった。ナースやドクターは此の2年間身を粉にして働き、2020年には毎週金曜日に感謝の拍手をと首相官邸から国中の通りで夕方6時には拍手で感謝の念を表した。でも実際の給料はほとんど上がっていないそうだ。

だから今日だけでなくまた要求が通るまで何度もストにはいるらしい。

今日は娘の誕生日だった。1973年12月炭鉱夫のストに同調した電気会社のストで、丸1か月ほども電気がつかなかった。病院へだけは送電されていたが、お店も街灯も各家庭へも電気はなくて、午後3時過ぎると真っ暗になるお店では小さなランプをつけたり、家庭ではろうそくだった。

もちろん電気ストーブなど使えないし、当時はセントラルヒーティングも余りなかった。娘は12月15日生まれ、25日クリスマスの日に退院してきた。当時は親子10日の入院が普通だったが、そのころの日本では1か月も入院していた。

今思い出してもこの寒い12月をどうやって暖房していたものか思いだせない。若さは寒さも気にならなかったのだろう。

1973年3月に親の大反対を押して結婚した私たち、ハネムーンベィビーの娘はポールにとっては宝物であり、私たちが入院していた間中、日中はエンジニアー会社で働き、夜はミニキャブドライバーのアルバイトをしていた。そして毎晩電気のない真っ暗で寒い家へ帰ってきていた。

こうして毎日ストライキのニュースを聞くとあの頃のことが思い出されて、早く解決してほしいと心から思う。

 

 

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寒波襲来

2022-12-12 20:52:08 | 独り言

先週娘宅へ歩いていくとまだ3時過ぎ、通りの向こうに大きな夕日が沈むところだった。

クリスマスが終わると日照時間が長くなってくるから、クリスマスに興味のない私でも、早くクリスマスの訪れを待っている。

その翌日いつも行くルーシャムのマーケットへ行ったら様子が激変していた。

広い歩道の真ん中でこんな風に水が吹き上がっている。大きな水道管が壊れたのだろうが、早く水を止めればいいのにと写真を撮ったりビデオを撮ったりしていても誰もいなかった。この夏は水不足といわれて久しいが、公共施設が老巧化してあちこちで問題続出。昨年末から今年正月中、私の周囲ではガス管に水が入って、1週間もガスがつけられなくて大変だった。それも水道管の老巧化によるものらしい。そして今まさにまた同じようにガス管に水が、暖房できないと隣人が騒いでいる。

ガス会社が数日前からきて道路を掘りまくっている。

先週火曜日夜、ブロムリーショッピングセンターで風呂敷のデモンストレーションで好評を博しこの夜のパーティでもう一度と頼まれて行ってきた。

この夜はチャリティーのボランティアだけのパーティで飲み物食べ物は各自の持ち寄り、来ている人たちも人種が入り混じっていて、いろいろ珍しい食べ物を味わった。

風呂敷も大きなものを運ぶための包み方などが、メインだが何より縦結びと横結びの違いや仕方の分からない人たちが多くて、皆熱心に習っていた。

 

我が家から駅まで行くメインロードには住宅がなくいつも道路わきに大型ごみが捨てられている。そして一晩のうちにこんなにたくさんの古タイヤを捨てて行った悪人がいる。道路わきの使われていない運動場の金網塀の中だから、カウンシルの掃除人も知らんぷり。これがきっかけでどんなにまたごみを捨てに来る人が増えるかわからない。本当に嘆かわしい、これが現在の英国。

 

金曜日、マレーシアとシンガポールの友達4人でロンドンの中華街でお昼をご一緒した。コロナ以来集まれるのも今回が初めて、彼女たちは中華は何が良いか知っているから全部お任せ、とってもおいしかった。そしてお昼のレストランの込んでいたこと。ほとんどが中国系のお客で、ヨーロッパ人は見かけなかった。

 

12月8日初霜が降りた。前後の庭は霜で白くなり。バケツの中の水が完全に凍ってしまった。我が家はリビング、ダイニング、キッチンがオープンなのでセントラルヒーティングをつけていても、室内温度が13-14℃以上に上がらない。今まで元気だったアジサイの葉もポルトガルキャベツの葉もしおれている。今まで咲いていたベゴニアは一晩で枯れてしまった。

 

 

日曜日の夜、近くのセントポール教会でクリスマスのキャロルコンサートがあった。

指揮者は10数年前に定年退職したスコットランドの校長先生で、コーラスの指揮をし、パイプオルガンを弾く。奥さんは元音楽教師、二人いる息子たちも楽団で活躍しそれぞれ結婚相手もバイオリニストやチェロ奏者という音楽家一家。

孫の12歳の男の子がトロンボーンで演奏し伴奏は彼のお母さんがピアノを弾いた。

7時から始まったコンサートは20分の休憩にお茶とケーキが出て、知らない人ともおしゃべりし9時半近くに終わりになった。

7時に来たときは霜が降りていたが、9時半あたりは粉雪が舞っていた。

 

霜が降りて寒い間は1日中暗く、日中でも電気をつけないと本は読めなかったが、雪明り、夜でも庭は明るく、ホタルノヒカリ窓の雪、蛍の光で本は読めるか知らないけれど、今朝の雪明りでは十分読書ができそうだった。

 

 

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英国この頃

2022-12-03 06:27:09 | 独り言

つい先週半ば、水道局から今までのホースでの庭の水やりや洗車禁止が解除された。何しろこの11月中の雨の日の多かったこと。というより青空の見える日が少なかったこと。それでも例年よりも暖冬だと思う。

例年ならば10月過ぎれば、霜が降りたり雪もちらほら降ったりで冬を実感できるが、いまだ鉢植えのベゴニアやサルビアの花が咲いている。

 

数軒隣の庭に植えられている高さ1メーターほどの八つ手に花が咲いている。こんなに近寄って写真を写したのは初めて、よく見るととっても可愛い花だ。

 

今年は何の手入れもせず、耕すこともしなかった裏庭の小さな野菜畑に、勝手に落ちた種からからし菜が芽をだした。これからのグリーンの野菜不足の時期にからし菜の漬物はとってもありがたい。

写真下の大きな葉はポルトガルのキャベツでこれはもう4-5年前に種から植えたもの。大きな葉を切取り、真ん中の芯を取って細かく刻み油でいためてのち醤油とみりん、砂糖で味付けて煮込むと高菜煮になる。日本人の友達が食事に来るときはこれがいつも喜ばれる。

このキャベツの葉をとってきて洗っていたら、こんなに小さなかたつむりとナメクジの赤ちゃんが這い出してきた。小さいものはかわいいけれど、大きなナメクジは気色悪い。仕方ないけど熱湯をかけて殺してしまった。

最近マーケットに柿が出回るようになった。この柿 5個で1ポンド(160円ほど)。英国では柿は実らないからマーケットにでてくるのはスペイン産かトルコ産。運送費も入ってこの値段だったら安いだろうと思う。

この頃の乳産品の値上がりが激しい。それにスーパーの棚から卵が消えて、あったとしても10パック足らず、見つけたら値段も見ずに買ってしまう。これは此の秋からの鳥インフルエンザで、フリーレンジの鳥が絶滅に近いそうな。このクリスマスには七面鳥が品薄とか報道されている。

この帽子、なんというなまえで唖然とした。英国人にはやくざはかっこいい人たちに見えるのか? きっとこれもテレビや映画の影響だろうとおもわれる。わけもわからない漢字のTシャツを着ていた娘の友達が、いったいなんて書いてあるのと聞いた。 寿司 と答えたら愕然としていた。

数年前ブーツセールで見かけた女性の上腕に悪魔という刺青がしてあり、思わず声をかけた。その女性は面白い形の漢字だと思い、刺青師に意味を聞いたところ、母親だと嘘を言われたという。一生消えない恐ろしい字。

 

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