今日の女王サマ

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BSプレミアム-『無法松の一生』

2011年06月05日 | 映画&本&音楽&TV
撮りだめしてあるCSやBSの映画を消化しなくては。

BSプレミアムでは「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本」というシリーズがあり、毎週日曜日の22時から放送されています。でも、すべて観たいかと言われるとそうでもなくて、私の好きな人物像である富島松五郎(無法松)を主役に据えた『無法松の一生』は是非観たいと思っていました。

1943年に稲垣浩監督作で公開されたのですが、このときは検閲でカットされたシーンがあり、同じ稲垣監督が1958年にリメイクしたそうです。NHKの放送はこのリメイク版。

なんと言っても車夫を演じた三船敏郎がいいですね。未亡人への恋心を「自分の心はきたない」と言って、二度と会わないと心に決める。字も読めないほど無学の自分と帝国軍人(大尉)の未亡人という身分違いをわきまえ、去り、雪の中で野垂れ死にするのです。
遺品を整理していると、行李の中から未亡人とその息子名義の貯金通帳が出てくる。もう~不器用なほどの男っぽさ。バカがつくほどカッコいいです!

小倉祇園太鼓をたたく場面もカッコ良かったけどね。映画が製作された1958年にはスポーツジムなんてなかったろうと思いますが、三船さんの筋肉がイイんですよ。

余談ですが、私はなぜか村田英雄の「無法松の一生」も好きなんです。初めてカラオケで歌ったのはもう30年も前になりましょうか。よく行っていたスナックのママが好きな歌で、聴いているうちに私も好きになり一緒に歌っていました。家まで送ってもらった車の中でも一緒に歌ってたなぁ。息継ぎが難しくて血管切れそうになります(笑)。

だから、息子がいま北九州市で結婚して暮らしていることが不思議な因縁に思えてしょうがないんですよ。小倉でなく門司区なのが惜しい・・・。

松五郎が叩いた小倉祇園太鼓。7月15日から17日まで小倉城周辺で太鼓競演会が開催されるようです。いつか行ってみたいもんです。


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