徒然なるままに

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尖閣諸島の2つの問題

2010-09-21 10:33:25 | 雑記


ここ数日報道されている尖閣諸島のニュース。

俺は大きく2つ疑問を持ってる。




ひとつは中国の狙いだ。
本当に民間の漁船が操業中に拿捕されただけなのか?

実は中国が尖閣諸島の問題を口実に企んだ外交戦略ではないか?と思ってる。
つまり、漁船の船長は工作員で共産党の命令でわざわざ事故を起こした、とね。
そして、それを契機に国民の反日感情を焚きつける。デモや不買。
日本を窮地に追い込んで外交面で日本の優位に立つことが目的だ。
だからまったく関連性の無いところに「対抗措置」なんてことをしやがる。
まさか、こんな程度で尖閣諸島を奪い取れるとは考えていないだろう。
やるとすれば軍事行動で強奪するはず。

尖閣諸島は日本の領土であり、海上保安庁の巡視船がパトロールしてることは当然承知のはず。
それなのにわざわざ公海を越え、危険を承知でわざわざ来るとは思えない。
間違いなく中国共産党の策略だ。


もうひとつの大きな疑問がマスコミ報道。
報道規制が掛かってるとしか思えない。

もとより日本人の政治に関する関心は薄い。
尖閣諸島問題なんて誰も知らない。
その背景も説明することなく、「中国漁船と海保の巡視船が衝突した」って表現は全然大間違いだろ?
これじゃ「事件」じゃなくて「ただの事故」ってニュアンスに受け取れる。
実態は「領海侵犯した中国漁船が巡視船の停船命令を無視し、巡視船に二度にわたって体当たりを仕掛けた」って話だろ?

尖閣諸島は世界が認める日本固有の領土だ。
しかし、地下資源が豊富に埋蔵されていることが発見されてから中国が領有権を主張し始めた。
以降、中国共産党では尖閣諸島は中国の領土であり、日本が不法占拠していると国民に情報操作している。
日本の国力低下と中国の経済発展の狭間で発生した領土問題(っつーか言いがかり)なのだ。

古来より隣り合わせた国同士で領有権を主張しあうことは普通だ。
そのために戦争という軍事衝突がしばしば発生する。しかし、この場合はあくまで「古来より」解決していない領土の所有権であって、尖閣諸島は次元が違う。
尖閣諸島の場合は先に日本が領土として宣言し、世界(当然中国も含まれる)に領有権が認められているのだ。


尖閣諸島問題は有用な地下資源が見つかったことと日本の国力低下に目をつけた、中国の卑劣な言いがかりなのだ。


といった背景があるのだが、マスコミは一切報道しない。だから日本人は誰も知らないし、興味もない。
報道されるのはSMAPのチケット販売中止の話ばっかり。
あげくにゃ「中国政府も穏便に対処したがってる」みたいなニュアンスのお花畑コメンテータなんか出てくるし。
マスコミ自体も中国を非難する報道をきっちりするべきだろう。



どうにも中国をキチンと断罪する発言がどこにもないから誰も気にしないんじゃないか?










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