思量(しりょう)無き人も、思量ある人もともに功名するなり、
思量ある人の功名は士卒を下知し、
大なる功名を遂(とげ)げるものなり
本多忠勝(ただかつ) [1548-1610] 『常山紀談』
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徳川四天王の一人として歴戦の忠勝(ただかつ)は、ある時、人から物事について考える人が功名を上げるのか、腕にものをいわせて戦う人が功名を上げるのか、と尋ねられたことがあった。その問いへの忠勝の答えである。思慮のない人も思慮のある人も、いずれも功名を上げるが、思慮ある人の功名は士卒を働かしての功名であるから、大なる功名となる。対して思慮なき人の功名は、おのれの抱える鎗(やり)一本で稼ぐ功名に止(とど)まるという。
魂を揺さぶる偉人の一言「名将名言録(平成23年版)」
株式会社トライエックス(http://www.try-x.jp/)
思量ある人の功名は士卒を下知し、
大なる功名を遂(とげ)げるものなり
本多忠勝(ただかつ) [1548-1610] 『常山紀談』
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徳川四天王の一人として歴戦の忠勝(ただかつ)は、ある時、人から物事について考える人が功名を上げるのか、腕にものをいわせて戦う人が功名を上げるのか、と尋ねられたことがあった。その問いへの忠勝の答えである。思慮のない人も思慮のある人も、いずれも功名を上げるが、思慮ある人の功名は士卒を働かしての功名であるから、大なる功名となる。対して思慮なき人の功名は、おのれの抱える鎗(やり)一本で稼ぐ功名に止(とど)まるという。
魂を揺さぶる偉人の一言「名将名言録(平成23年版)」
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