兵(へい)の勝敗は人にありて器(き)にあらず
頼山陽(らいさんよう) [1780-1832] 『日本外史』
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戦(いくさ)の勝敗は武器の多少、精粗によるのではなく、人によって決するの意。では「人」とは何か。山陽(さんよう)はここで元寇(げんこう)の例を引いて「虜(敵=元兵のこと)盛んに砲はく(砲や馬)を以てわれに臨む。しかるにわが兵、刀を揮(ふる)いて奮ひ前(すす)む。慮、発するに暇(いとま)あらず。けだしこのときわれ未(いま)だ火器の相敵するあらず」と言っているから、人は兵士のこと、砲があっても発射できなければ無意味だというのである。兵器を使いこなせるかどうかも人の問題だ。
魂を揺さぶる偉人の一言「名将名言録(平成23年版)」
株式会社トライエックス(http://www.try-x.jp/)
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戦(いくさ)の勝敗は武器の多少、精粗によるのではなく、人によって決するの意。では「人」とは何か。山陽(さんよう)はここで元寇(げんこう)の例を引いて「虜(敵=元兵のこと)盛んに砲はく(砲や馬)を以てわれに臨む。しかるにわが兵、刀を揮(ふる)いて奮ひ前(すす)む。慮、発するに暇(いとま)あらず。けだしこのときわれ未(いま)だ火器の相敵するあらず」と言っているから、人は兵士のこと、砲があっても発射できなければ無意味だというのである。兵器を使いこなせるかどうかも人の問題だ。
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