週末.このあいだの,坊主への答礼.何にしようか
悩んだ挙句,いつも作っている麻婆豆腐.
けれどココは,久し振り,お師匠様に教えて頂いた
(on TV だけど…)麻婆豆腐に回帰してみようか.
勿論私は,陳建民先生にお会いしたことはないし,
鍋を振るわれた料理さえ,頂いたことはない.
私が氏を勝手に“先生”とお呼びするのは,偏に,
高校生だった頃,偶々見た料理番組の故なのだ.
すでに“マーボー豆腐の素”なるものは出回り,
使ってもいたが,先生の,いかにも懐っこそうな笑顔と
シンプルな調理に俄然インスパイアされ,作ったそれは
幸い家人に好評で,以来,私の十八番となった.
今日は,そのころの私の麻婆豆腐を,また作ってみよう.
当時の“きょうの料理”のテキストは持っておらず,また
メモも採っていたわけではないので,放映された先生の
手順とは,いささか違うところもあるとは思うのだが.

・木綿豆腐(大きめ≒400gのもの) : 1丁 ;
斜めにしたまな板などにのせ,軽く水気を切り,
縦2つ,横6つ程度に切っておく.
・豚挽肉 : 200g ; 室温に戻しておく.
・長葱 : 1本 ; 粗みじんにして,2等分しておく.
・大蒜 : 2片 ; 粗みじんにしておく.
・生姜 : 大蒜と等量 ; 粗みじんにしておく.
・豆板醤 : 小さじ2~3 ; 好みで加減.
・塩(にがりを含んだものが良い) : 多めの2つまみ
・黒胡椒(粗挽き) : 少々
・酒 : 1/2カップ ・ 湯 : 1カップ
・片栗粉 : 大匙1 ; 1/4カップの水で溶いておく.
・胡麻油 : 大匙2
・山椒(花椒) ; 先生は使っていなかったと記憶するので,
調理には用いず,テーブルトッピングとする.
鍋を強火にかけ,すぐに塩を投入して,お玉で
かき混ぜながら,鍋肌から薄煙が立ち,塩がぱちぱちと
はじけるくらいまで熱する.

胡麻油をなじませ,葱の半量,生姜・大蒜を入れて,
さっと一混ぜ.挽肉を投入し,ほぐしながらぱらぱら
になるまで炒め込む.胡椒を振って一混ぜ,豆板醤を
加えて香りを立たせる.

豆腐を加えてざっと一混ぜ,酒を加えてもう一混ぜ.
ここで,放映のレシピでは,スープを加えることに
なっていたのだが,先生は,きれいに澄んだ清湯を
加えながら仰った.
“すうぷ無ければネ,水でも,いいんだヨ.
豚肉から,味,でるからネ.”
以来,麻婆豆腐には水(お湯)を加えるのが
私の常道になった.
少し煮込んだら水溶き片栗粉でまとめ,残しておいた
半量の葱を加えて一混ぜすれば出来上がり.

もう一品は,プチツーリングで買ってきた鶏腿燻製で
棒々鶏もどき.たれが要るなら,麻婆のを絡めてネ.
では,頂きます.
何の外連も無いけれど,これはやっぱり美味いなぁ.
ここから始まって,いろんな工夫をしてみたけれど,
“戻るべき処がある”ことは,なんと幸せなのだろう.
陳先生,あなたの“嘘”は,美味しいです.
浸って喰っていたら,ちょっと待てェ!!
二合炊いた飯,坊主が全部,喰っちまいやがった.
嬉しいけど,そりゃ,無しだゼ…
あ,冷蔵庫に,冷や飯,あった…
悩んだ挙句,いつも作っている麻婆豆腐.
けれどココは,久し振り,お師匠様に教えて頂いた
(on TV だけど…)麻婆豆腐に回帰してみようか.
勿論私は,陳建民先生にお会いしたことはないし,
鍋を振るわれた料理さえ,頂いたことはない.
私が氏を勝手に“先生”とお呼びするのは,偏に,
高校生だった頃,偶々見た料理番組の故なのだ.
すでに“マーボー豆腐の素”なるものは出回り,
使ってもいたが,先生の,いかにも懐っこそうな笑顔と
シンプルな調理に俄然インスパイアされ,作ったそれは
幸い家人に好評で,以来,私の十八番となった.
今日は,そのころの私の麻婆豆腐を,また作ってみよう.
当時の“きょうの料理”のテキストは持っておらず,また
メモも採っていたわけではないので,放映された先生の
手順とは,いささか違うところもあるとは思うのだが.

・木綿豆腐(大きめ≒400gのもの) : 1丁 ;
斜めにしたまな板などにのせ,軽く水気を切り,
縦2つ,横6つ程度に切っておく.
・豚挽肉 : 200g ; 室温に戻しておく.
・長葱 : 1本 ; 粗みじんにして,2等分しておく.
・大蒜 : 2片 ; 粗みじんにしておく.
・生姜 : 大蒜と等量 ; 粗みじんにしておく.
・豆板醤 : 小さじ2~3 ; 好みで加減.
・塩(にがりを含んだものが良い) : 多めの2つまみ
・黒胡椒(粗挽き) : 少々
・酒 : 1/2カップ ・ 湯 : 1カップ
・片栗粉 : 大匙1 ; 1/4カップの水で溶いておく.
・胡麻油 : 大匙2
・山椒(花椒) ; 先生は使っていなかったと記憶するので,
調理には用いず,テーブルトッピングとする.
鍋を強火にかけ,すぐに塩を投入して,お玉で
かき混ぜながら,鍋肌から薄煙が立ち,塩がぱちぱちと
はじけるくらいまで熱する.

胡麻油をなじませ,葱の半量,生姜・大蒜を入れて,
さっと一混ぜ.挽肉を投入し,ほぐしながらぱらぱら
になるまで炒め込む.胡椒を振って一混ぜ,豆板醤を
加えて香りを立たせる.

豆腐を加えてざっと一混ぜ,酒を加えてもう一混ぜ.
ここで,放映のレシピでは,スープを加えることに
なっていたのだが,先生は,きれいに澄んだ清湯を
加えながら仰った.
“すうぷ無ければネ,水でも,いいんだヨ.
豚肉から,味,でるからネ.”
以来,麻婆豆腐には水(お湯)を加えるのが
私の常道になった.
少し煮込んだら水溶き片栗粉でまとめ,残しておいた
半量の葱を加えて一混ぜすれば出来上がり.

もう一品は,プチツーリングで買ってきた鶏腿燻製で
棒々鶏もどき.たれが要るなら,麻婆のを絡めてネ.
では,頂きます.
何の外連も無いけれど,これはやっぱり美味いなぁ.
ここから始まって,いろんな工夫をしてみたけれど,
“戻るべき処がある”ことは,なんと幸せなのだろう.
陳先生,あなたの“嘘”は,美味しいです.
浸って喰っていたら,ちょっと待てェ!!
二合炊いた飯,坊主が全部,喰っちまいやがった.
嬉しいけど,そりゃ,無しだゼ…
あ,冷蔵庫に,冷や飯,あった…
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