あなたは近くにいる

「行ってきます」といったまま「逝って」しまった夫への思いと、残された私と息子のこれからをつづります。

亡き夫へのHappyBirthday

2013-08-23 08:49:12 | 日記

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今日は夫が亡くなって2回目の誕生日

今日で46歳になるはずだった

去年も思ったけど

死んだ人の誕生日を祝うのはなんだか違うような気がする

例えばおじいちゃんやおばあちゃんが亡くなった後は

誕生日にお祝いしよう・・・とは思わない気がする。

生きてたら今日で○歳になるなぁ・・・とかは思うかもしれないけど・・・・。

そう思うと

死んだ人にとっては

やっぱり命日が旅立った新たな誕生日・・・ということになるのだろうか・・・・。

でも

命日は「祝う」日ではないけど・・・・。

フムフム・・・さてさて・・・今日の夫の46歳になるはずだった誕生日・・・

この連日の暑さじゃお花はもたないから供えない

夫が好きだったアップルパイでも買ってこようか・・・・。


結婚したこと

2013-08-21 08:53:42 | 日記

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夫と結婚して・・・・

よかった・・・と

言い切れるだろうか・・・・

夫は

私と結婚して・・・・

よかった・・・と

思いながら死んでいっただろか・・・・

うつ病は

環境によって原因が作られるけど

うつ病になりやすいもともとの性格というものがあるらしいから

持って生まれた素因があったのかもしれないけど

でも

やっぱり

私と結婚してなければ・・・というか・・・・

妻が私じゃなかったら

夫は死ななかったんじゃないかと

思い続けている

夫と私は

誰に反対されることもなく

みんなに祝福されて結婚した

1人しかできなかったけど

子供も授かり

ごくありふれた普通の幸せな家族を作り

幸せに暮らした

結婚してよかった・・・と

わざわざ思うこともないくらい

夫婦でいることが当たり前だった

ずっと夫婦でいることが当たり前だと信じて疑わなかった

でも夫は私を遺して逝ってしまった

こんなことなら結婚なんてしなければよかった????

であったときから含めて16年間

私は夫の隣を歩くことが

幸せだった

もしも

最初から

夫になる人が15年後に自死するってわかってたら

結婚しなかっただろうけど

結婚していっぱいの幸せを夫からもらったことは確かだから

結婚しなければよかった・・・とは思わない

でも

夫と私が出会わなかったら夫は死ななかったかもしれないと思うと

やはり運命とか宿命とかやらで割り切るしかないのだろうか・・・・


考えても仕方ないけど・・・・

2013-08-17 11:44:12 | 日記

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いまさら思っても仕方ないけど・・・

わかっているけど・・・

いろんな「もしも」を思わない日はない。

あの時ああしていれば・・・・

あの時こう言っていれば・・・・

夫は私に弱っていく姿をほとんど見せずに逝ってしまった。

出社拒否をすることもなく

食欲が目だって落ちることもなかった

もしも夫が生きていたら・・・・

私たちは間違いなくまだ関東に住んでいただろう

そうだ、私たちはマイホームを買う予定だったのだ。

莫大なローンにためらい気味の私に対して

夫のほうが乗り気だった

私はマイホームは夫にとっての「お城」になるかもしれないと

いよいよ手続きに入ろうかという矢先だった

パワハラを受けていると思い始めた夫は上司の目を気にして

マイホーム購入をやめると言い出した

あのとき無理にでも話を進めていたら・・・・

やはり結果は同じだったのだろうか・・・・。

今思うと

夫は自死する素因はあったと思う。

「うつ」や「自死」に対して

みょうに冷静な受け止め方だった。

そうなることは仕方ないこと・・・みたいな見方をしていた。

だから自分がそうなったときも

仕方ないと受け止めて

死んでいったのかもしれない。

もしうつ状態のまま夫がそばにいたのなら

私はどんな言葉をかけてあげられただろうか・・・・

どうやって夫を楽にしてあげられただろうか・・・・

何もいえなかったかもしれない

何もできなかったかもしれない

でも

私と息子がいるだけでいいって思うことはできたかもしれない

早すぎる決断だよ、

それも間違った決断。

自分がいなくても私たちは大丈夫って思ったのかな?

2人で支えあって生きていってください・・・なんて・・・・

夫として、父親として、どうなの?

こうやって書きなぐっていると

やっぱり私はまだまだ夫に対して怒りの思いが強いんだなぁ・・・・

ということに気付く

もしも夫が生きていたら

旅行に行ったり

バ-べキューをしたり

喧嘩したり・・・・・・

そんな当たり前が急に消えた

母子家庭、シングルマザー、未亡人、遺族年金・・・・

自分には無縁だったと思ってたものが

私自身のことになっている

会いたい・・・・会いたい・・・・会いたくて・・・・ちぎれそうになる


2度目のお盆

2013-08-16 09:53:41 | 日記

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2度目のお盆が終わった

初盆に比べるとあっさりしたものだった

去年はまだお骨もあったし

まさに夫は主役であり

床にも天井にもちょうちんがぐるぐる回っていて

おもちゃのおうちみたいなものがあって(トイレまでついてたような気がする)

私は黒い服を着て

よく知らないご近所さんに

お茶を出していた

今年は犬を飼ったこともあり

無謀にも車でいった

当たり前だけど一人で運転するしかない

都心近くに住んでいた私はほとんど車なしで生活していたから

運転自体も億劫なのに

帰省ラッシュの高速を

なんで・・・私が・・・夫のいない夫の実家へ・・・なんで・・・なんで・・・・

夫の実家での私は

やはりただただ「嫁」として

せねばならないことをするしかなかった

義父の態度が

いかにも「嫁ならやるのが当然だろう・・・」みたいな感じだったので

帰り際には限界に達して

私はぶちぎれた

実家に飾られた4人の遺影は

4人中3人が若い

この家にはなんかあるんじゃないかと思う

若い息子の写真をパパの横に並べるわけにはいかない

今は時間がまだたっていかないから

むかつきがおさまってないので

来年のお盆はもう買えるもんかっ!!と思っている。

お墓に夫がいるとは思っていないから

お墓参りのために夫の実家に行こうとも思わない

すべて夫が死んだことが悪い

夫が悪い

なんで死ぬか?

私と息子にこんな思いをさせること

考える余裕なんてなかったんだろうけど

でも

死なないでよ

ひどすぎるでしょっ!!!!!