あなたは近くにいる

「行ってきます」といったまま「逝って」しまった夫への思いと、残された私と息子のこれからをつづります。

あなたは近くになんかいない

2019-09-12 08:30:54 | 気持ち

夫が自死して

わりとすぐにブログを書き始めた

一ヶ月後くらいだったのかな・・・・

私は迷わずにブログタイトルを

「あなたは近くにいる」と決めた

健気だったなぁ・・・と思う

クリスタルの位牌みたいな形の飾りまで作ったりして

いつも一緒、ずっと一緒・・・なんて彫ってもらった

夫の骨のかけらも小さなケースに入れて携帯できるようにもした

そんな健気な気持ちはいつまで続いていたのかな・・・・

今でも夫のことは愛してるし会いたいしそばにいて欲しいと思うけど

今の私は思いっきり現実を受け入れられている

夫は死んじゃったんだから近くになんていないし

いつも一緒、ずっと一緒・・・なんて思っちゃあいない

骨だって引き出しの奥の方に眠ったままだし

クリスタルだって高い値段出して作る必要なかったな・・・

まんまと葬儀屋の営業トークに引っかかっただけだな・・・と思う

人間案外たくましい

女性は特に強いのかもしれないけど

7年はんも経てばこんなもんなのか

新しい思い出を上書きしていくことで

夫のことを無意識に消しているのだろうか

わかんないけど

私はまた今日から犬と静かに暮らす日が始まり

1日でも長生きはしたくないと願いながら

それでも息子のために自死はできないと

喘いで過ごしていく

 にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 自死遺族へにほんブログ村


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ささぶね)
2019-09-12 09:24:51
こんにちは。
私はもうすぐ3年になります。夫が私たちを置いて逝ってしまってから。
彼が生きるための理由に自分たち親子が入っていなかったこと、弱っている彼に私が言ってしまったこと、言いたかったのに言わなかったこと、。
いろいろありすぎで、悲しくなったり、ごめんね、という気持ちで苦しくなったり、たまに、置いて逝かれたことに怒りを感じていたり、未だに心が安定しません。
今は、3年前の今日は。。なんて思い出して苦しいです。
あの時、一緒に死んでしまいたいと思った事、狂って何もわからなくなりたいと思ったこと、今でもあまり変わりません。そうなったら子供が一人になってしまうのに。
そんな母を間近に見てきた子供は、やはり私の悪影響で鬱っぽくなってしまっています。
夫を死なせ、子供まで何かあったら、と心の中で怯えています。
姿が見えなくても、近くにいるって実感できることがあったら少しは慰められて嬉しいのですが、残念ながらそう感じられたことはなく、そう思えたら少しは幸せなのにな、、と思います。長くなってすみません。
ささぶねさんへ (みい)
2019-09-12 13:57:20
「たられば」や自責の思いからは逃れられないですね。多分一生・・・。仕方なかった、止められなかった、気づけなかった、でも妻の私にできたことはあったはず・・・。
でも、死んじゃった。もういない。もう戻ってこない。遺された自分はこの現実の中で生きていくしかない。
夫が隣にいたらきっともっと幸せに感じたかもしれないけど、夫がいなくなっても嬉しいな、よかったなって思えることはきっとあるから。
Unknown (父を亡くしました)
2019-09-15 05:47:41
 父を鬱で亡くして四カ月になります。
 だんだんと母は自分の心身の辛さでいっぱいいっぱいになってきてしまいました。昼夜問わずあちこち病院に行き、そのたびに子供の誰かが実家に行きます。近くに引っ越してほしいと話しても私はここじゃなくちゃダメだと動きません。
 母に付き合いながらも父のことどう考えてるのかなぁ、とか思ったりします。
 他の家族に影響が無いよう極力普通に振る舞いながら母の面倒を見ることはこちらも心身が疲労しますが母にはそれを気遣う様子もなく、時々いやになることもあります。
 時が経てばみいさんのようになってくれるのでしょうか。自分が母にキレないことを祈るばかりです。
 とりとめなく、申し訳ありません。
父を亡くしました、のコメントをくださった方 (みい)
2019-09-15 16:21:24
おいくつの方かな?とてもしっかりされていますね。
私も夫がなくなってすぐは不安定でした。
子供の前で急に大声で泣いたり、ODしたり、ひどい言葉を言って傷つけました。当時子供は小6。グレてしまっても仕方ないかなと思っていました。
子供に甘えていたのかもしれません。やり場のない気持ちをぶつけていたのだとお思います。
私の場合は、世界で一番自分がかわいそう、世界で一番自分が不幸、世界で一番自分が辛い・・・
そしてなによりも、世界で一番自分が悪い。
夫を救えなかった罪悪感・・・
誰も言わないけど、奥さんがもっとよく話を聞いてあげなかったから・・・ってみんなが思っている気がしてた。
夫を亡くしたさみしさではなく、自分が止められなかった、気づいてあげられなかった、という思いと、これからの不安・・・・。
今でもその気持ちは消えませんが、夫が亡くなってしまったのはもう変えられない現実。戻っては来ない。
じゃあどうする?子どもと楽しく生きていったほうがいいんじゃない?と思うことはできます。