「Rey camoy」観てきました。
表参道駅に降りたのは生まれてこのかた初めてでおのぼりさん状態な上、
スパイラルビルが小洒落過ぎてて、ちょっと足がすくみました
ホールに入ってすぐ、プログラムはどこで売ってる?とキョロキョロするも
それらしきところがなく、係員の人に聞いてみると各客席にプログラム的なものを
置いてあるけど販売はしてないとのこと。
客席に行ってみると「Rey Camoy」のチラシを半分に折っただけみたいな感じのもの
(実際はチラシとは違うものでした)がチラシの束と一緒にあるだけでした。
(チラシの束の中に里見八犬伝有)
セットとしては四角い舞台(グレーのシートが敷いてあるだけ)の四隅に
座面が高い木製の椅子と譜面台、中央に四隅の椅子より低めの椅子と譜面台があり
「スペインの娘」が上から吊るされているだけのシンプルなものでした。
今回私は舞台の三方を取り囲む席(SS席)だったので、開演前は馬木也さんが
四隅の椅子のどれに座るかによって背中ばっかり見る事になるのかもと思っていて、
始まってみると客席側から現れた馬木也さんは目の前の椅子にこちらに背中を向けて着席。
一応横顔は見えるし、手の届きそうな距離なのは嬉しいけど、このまま背中メインなのはね…
となったのですが、上演中結構移動もあり、途中ではぐるぐる走ったりして、
開演前の心配は無用でした。
登場人物は鴨居玲(首藤さん)と美術系新聞記者(シライさん)と坂崎乙郎(馬木也さん)で
坂崎さんという方は鴨居さんと懇意にしていた美術評論家だそうです。
記者さんも期間としては短かったようですが、鴨居さんと関わりがあったとのこと。
新聞記者さんと坂崎さんが鴨居さんとのエピソードを語ったり、
そこにいる鴨居さんと会話したりという展開で、時折郷古さんのヴァイオリンの演奏が入りました。
演奏は舞台中央で行われて、3人がぐるぐる走ったというのは中央で演奏している郷古さんの周りを
ぐるぐるしたり止まって演奏する郷古さんを眺めたりしてました。(その写真が出てました → ★)
演奏だけかなと思っていた郷古さん、一言だけ台詞がありました。
馬木也さん、坂崎さんの他に鴨居さんのお姉さん役もちょっとだけですが
担当していて、女性声色をするという珍しい場面を観ることが出来ました。
事前の勝手な想像では、首藤さんは踊ることが多いんだろうと思っていたのですが、
踊った(というか身体表現と言ったほうが正しいのかな)のはラストだけと言ってもいいくらいで。
そのラストの場面、首藤さんがふかしたタバコの煙が残る中の踊りが幻想的な感じでした。
失敗したなと思ったのは、事前に鴨居さんのことを調べておかなかったこと。
なんの知識もない状態で行ったんですが、少し知識がある状態で観れば
入り込めたような気がしました。
正直なところ、今回の舞台は想像してたものとかなり違っていて、
下調べしなかった上、感性が乏しい私には
意図しているところがイマイチわからなかったんですけど…
途中、他の方が朗読している間、馬木也さんが片足を椅子にかけて
(下の方に足をかけられるところがある椅子でした)浅く座って待っている姿が、
出来ることなら切り取って残しておきたいと思ったほど素敵で、
その姿を観られただけで来た甲斐があったなと思いました。
表参道駅に降りたのは生まれてこのかた初めてでおのぼりさん状態な上、
スパイラルビルが小洒落過ぎてて、ちょっと足がすくみました
ホールに入ってすぐ、プログラムはどこで売ってる?とキョロキョロするも
それらしきところがなく、係員の人に聞いてみると各客席にプログラム的なものを
置いてあるけど販売はしてないとのこと。
客席に行ってみると「Rey Camoy」のチラシを半分に折っただけみたいな感じのもの
(実際はチラシとは違うものでした)がチラシの束と一緒にあるだけでした。
(チラシの束の中に里見八犬伝有)
セットとしては四角い舞台(グレーのシートが敷いてあるだけ)の四隅に
座面が高い木製の椅子と譜面台、中央に四隅の椅子より低めの椅子と譜面台があり
「スペインの娘」が上から吊るされているだけのシンプルなものでした。
今回私は舞台の三方を取り囲む席(SS席)だったので、開演前は馬木也さんが
四隅の椅子のどれに座るかによって背中ばっかり見る事になるのかもと思っていて、
始まってみると客席側から現れた馬木也さんは目の前の椅子にこちらに背中を向けて着席。
一応横顔は見えるし、手の届きそうな距離なのは嬉しいけど、このまま背中メインなのはね…
となったのですが、上演中結構移動もあり、途中ではぐるぐる走ったりして、
開演前の心配は無用でした。
登場人物は鴨居玲(首藤さん)と美術系新聞記者(シライさん)と坂崎乙郎(馬木也さん)で
坂崎さんという方は鴨居さんと懇意にしていた美術評論家だそうです。
記者さんも期間としては短かったようですが、鴨居さんと関わりがあったとのこと。
新聞記者さんと坂崎さんが鴨居さんとのエピソードを語ったり、
そこにいる鴨居さんと会話したりという展開で、時折郷古さんのヴァイオリンの演奏が入りました。
演奏は舞台中央で行われて、3人がぐるぐる走ったというのは中央で演奏している郷古さんの周りを
ぐるぐるしたり止まって演奏する郷古さんを眺めたりしてました。(その写真が出てました → ★)
演奏だけかなと思っていた郷古さん、一言だけ台詞がありました。
馬木也さん、坂崎さんの他に鴨居さんのお姉さん役もちょっとだけですが
担当していて、女性声色をするという珍しい場面を観ることが出来ました。
事前の勝手な想像では、首藤さんは踊ることが多いんだろうと思っていたのですが、
踊った(というか身体表現と言ったほうが正しいのかな)のはラストだけと言ってもいいくらいで。
そのラストの場面、首藤さんがふかしたタバコの煙が残る中の踊りが幻想的な感じでした。
失敗したなと思ったのは、事前に鴨居さんのことを調べておかなかったこと。
なんの知識もない状態で行ったんですが、少し知識がある状態で観れば
入り込めたような気がしました。
正直なところ、今回の舞台は想像してたものとかなり違っていて、
下調べしなかった上、感性が乏しい私には
意図しているところがイマイチわからなかったんですけど…
途中、他の方が朗読している間、馬木也さんが片足を椅子にかけて
(下の方に足をかけられるところがある椅子でした)浅く座って待っている姿が、
出来ることなら切り取って残しておきたいと思ったほど素敵で、
その姿を観られただけで来た甲斐があったなと思いました。