心の自由

被曝を最小限にして命を繋ごう!

野呂美加さんメッセージ:その国難さえ、知らされないで雨にあたる子供たちの無事を祈るしかない。

2013年07月29日 | 野呂美加
野呂 美加さん:7月29日21時30分FBより 全文転載
 東電と、三宅洋平風にいえば、チャランケできることがあるだろうか?
本当は腹をわって話してほしい。もうどうしようもない、ってこと。
だけど、自分たちが全部をゲロできないって、立場とか、お金とか、あるいは、貧乏になりたくない!とかわがままも含めて、いろいろあるでしょう。
事故が長引けば長引くほどもうかる企業に抱えられているとか。
 
...でも、チャランケってのは、相手の立場を一方的に、のみ込むものじゃないよね。
あんたらの最悪の立場わかるけれど、まず、「銃」を下ろささないとね。
柏崎に銃をむけるなよ。福島第二に、弾を装填するのやめなよ。
じゃ、一致点どこなの?
やっぱり、子供と若い人じゃないの?
お互い、子供と若い衆の命抱えてんじゃん。
どっちかの命だけ、って話じゃなくて、両陣営助けられたら、本当にそれは幸せだと思うよ。
 
旧ソ連は、汚職がひどかったし、高級官僚が「自分たちに援助を回さななければワイロを」という恥ずかしい人種。援助は、逃げられない貧しい農民層の子供たち限定になっていった。
でも、良心的な地位のある科学者たちの子供だってみんな具合悪かったが、彼らは貧しい家の子から、助けてやってくれと言っていた。
そういう「良心」が人の心を打ち、ベラルーシの子供たちは数年で保養に出ていない子を探すのが大変なほど、夏には海外保養に出るようになった。
「愛」しか子供をたすけられない、と思うゆえん。
 
どれだけ、心の中で泣いたろうか。お世話になっている人の子供を呼んであげたかったけれど、それを差別だ、ワイロだと騒ぐ日本人たちのために、ぐっと心の中でわびていた。
 
医者というのは、金持ちの子だろうと、貧乏人の子だろうと、平等にみてほしいよ。教師だって、貧富にわけへだてなく、勉強を教えてほしい。
政治家よ、あなたを支持しようが、しまいが、東日本の子供を全員助けるつもりで働いてほしい。
東電を救うことができるとしたら、放射能の上下、貧富の差なく、子供を助けると日本国民全員が思うときだと思う。
 
アメリカのように歴史のない国と、日本は違う。
やせてもかれても、言い伝えレベルから2000年、世界でいちばん古いかも(まゆつばで結構)の国の価値観をみせてやれ!
福島は助け合っているつもりで、ちょいズレだ。みんなで被ばくするんじゃなくみんなで助かることを考える。
被ばくしたからってあきらめることない。
なんでパンダジェフスキー博士生きてんの?
 
防御にまさるしかない今、この国難、その国難さえ、
知らされないで雨にあたる子供たちの無事を祈るしかない。
 

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