事務所の軒に、1匹のアシナガバチがイカした巣をつくりはじめてしまった。
やぁ、入口は、まずいっしょ!おまけにあんた、思い込みとか勘違いで人を敵扱いしたりするらしいじゃん?わしのガーデンにいた大家族はわしを敵扱いはしなかったけれど。あんたはどうだろ?
なんてのんきなことを言ってられない職場の事情。すぐにジョシ-によって落とされた。いたしかたあるまい。どんどん大きく成長するのはわかっているからな。
お母さんバチは飛んでいき、落とされた巣がころがっていた。部屋は8室、それぞれにちっちゃい白い卵はうみつけられていた。
初めて見たよ!ハチの巣の中身!こんなにちっちゃい卵を一部屋に一個づつ!なんて愛しい、とても健気!
お母さんバチが飛んで行ってしまった以上、このたまごは孵る事は無いのかと思ったら、飼育できるんだそうだ。や、しないけど!
ちょっと前の少年達は、蜂の巣を落として中にいる幼虫達を捕まえ、釣りの餌にしたって話しだ。
さすが、少年よのう。・・・。少年時代よのう・・・。
それにしても美しき造詣であることよ!
アルハンブラ宮殿の天井を思わせるではないか!