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ニュートンからいかに不当な妨害をうけたか

2018-03-06 18:34:47 | 科学
『専制君主ニュートン』
D・H・クラーク、S・P・Hクラーク著
岩波書店


これは副題の「抑圧された科学的発見」にあるように、ニュートンから長期にわたって
執拗な攻撃を受けた2人の科学者の物語です。

1人は、英国王立(グリニッジ)天文台の初代台長ジョン・フラムティードで、もう1人は
1729年に初めて電気通信の実験に成功したスティーブン・グレーです。彼らが、攻撃的
で専制的な権力者であったニュートンからいかに不当な妨害を受けたかが克明に描かれて
います。

現在、高周波・高電圧を発生させるテスラ・コイルや交流電流を発明したニコラ・テスラが
再び注目されていますが、それよりも前に、グレーは電気伝導の原理や電気が重力の
影響を受けないことなどをすでに発見していたのです。

このとき、もしグレーが正当に評価されていたら、電気通信技術の発展の歴史は数百年は
進んでいたでしょう。ようするに、こうした天才科学者たちの実績を盗んで自分のものにした
のがニュートンの真実の姿なのです。

ー『天才 五井野正博士だけが知っているこの世の重大な真実』
 インタビューアー小笠原英晃 ヒカルランドより

■ニュートンがいかにひどい人だったかその理由をつかんでみたい・・・

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