薄給のサンフランシスコ

レストラン情報とかはありません。微妙なサンフランシスコ写真の宝庫を目指してみます。

個人的に大ショックなトレード

2005年07月31日 | スポーツ。主に大リーグ

サンフランシスコ・ジャイアンツとシアトル・マリナーズの間でトレードが成立しました。ランディー・ウィンが来るのはうれしいけど、シアトルに送られた2人の名前を見て大ショック!!!

でも悲しんでいてもしょうがないので、マリナーズファンのみなさまに2人の紹介でもして気を晴らしたいと思います。ちなみに個人的主観が強いのであまり参考にはしないでください。

25歳のジェシー・フォパートは、メジャーに昇格してきた時に地元でかなり話題になった投手です。サンフランシスコ大学出身っていうのもあるんだけど、バッターの手元で伸びる、動きのある球を投げる投手で、なかなかインプレッシブだったからです。あと、女性受けする容姿なのか、すぐさまファンクラブができてたのにも驚きました。メジャーデビュー数日後に「Jesse Foppert Fan Club」が観戦に来ていると、バックスクリーンに文字が浮かび上がったのを覚えてます。彼の登板日ではなかったところが、ツボでした。

でも結構すぐにひじを痛めてDL入りし、手術で1年以上マウンドから遠ざかっていました。もともと野手として入団していて、マイナーで投手に転向したんですが、腕任せの投球フォームに無理があったのかもしれません。復帰してからは制球に問題が見られましたが、将来有望な投手だと思います。

キャッチャーのヨービット・トレアルバは、何を隠そうここ数年、私が一番応援していた選手です。正捕手のバックアップをもう何年もやっていて、ジャイアンツもどう扱うべきか悩んでいたのかもしれません。守備に定評がありますが、打撃はというと、う~ん、「やっぱ続けて出場しないとねー」と苦しい言い訳をしたくなるレベルです。捕手のわりには足が速く、よくセーフティーバントを試みるタイプです。

人当たりはいい感じで、新庄がジャイアンツにいたときも積極的にコミュニケートしてた1人。ときどきアウトカウントを間違えて、ツーアウトなのにベンチに向かってしまう、お茶目な面もあります。捕手として、それはどうかと思いますが。本人は出場機会が多いところに行きたいようなので、移籍先で願いがかなうなら、私も喜ぶべきなんでしょう。

しかし面白いのは、今季のためにトレードしたジャイアンツと、来期以降に期待を寄せるマリナーズ、実は7月30日現在で成績が両チーム45勝58敗と、まったく同じなんです。それなのにジャイアンツは地区首位と5・5ゲーム差。一方マリナーズは絶望的な14・5ゲーム差。いやぁ~、ナ・リーグ西地区の情けなさが顕著に出てますね。

ウノ地獄の思い出

2005年07月31日 | アメリカ

昨晩、友人宅でのバーベキューで久しぶりにウノをやりました。基本的に何ごとにも無計画な私は頭脳を使うゲームに弱く、やっぱりウノもダメでした。でもかなり笑ったのでよしとします。

ウノで思い出すのは、大学の夏休み。連日何時間も、同じメンバーでウノをやった時期がありました。あのときは「ウノ!」って言った瞬間、人の持ってる最後の一枚の色を読む超能力者がいて散々でした。それでも懲りずに毎日やったなぁ。ミズーリだったからね。あの暑くて、授業以外はヒマで、若かった日々がちょっと懐かしいです。

ちなみに上の写真は、その夏休みに先輩からサブレットしたアパート周辺の様子。左の一番前の建物が、ウノ地獄となった友人宅(1階)。そして下の写真は、1ベッドルームのアパートに4人住むことになった時の証拠写真。若いってすごいなぁ。




ルーカスフィルムの新拠点

2005年07月29日 | サンフランシスコ

先日、サンフランシスコのプレシディオに完成した「レターマン・デジタルアーツセンター」に行ってきました。

映画制作のルーカスフィルムと、視覚的効果で有名なILM、コンピューターゲームを作ってるルーカスアーツの3社を1カ所に集めて、業務連携をスムーズにするために建設されたらしいです。こんな都会に作ったら、私のようなスターウォーズ&インディアナ・ジョーンズマニアの聖地になってしまって大変なんじゃないかと思うんですけどね。

スカイウォーカーランチはサンフランシスコの北、マリン郡にあるんですが、ハイウェイからやたらくねくね走った所にあって不便だったんですかね。「人里離れてていい」って言う人もいたと思うんだけど。マリンに住んでる社員とか、わざわざサンフランシスコに通うの面倒なんじゃないかな~。

で、新拠点。プレシディオがアメリカの国立公園の管轄下にあるからか、「パブリックにもアクセスを」ってな感じで、なんと建物の外(要は屋外)は一般公開されてます。相当お金がかかってるっぽい庭で、大きくて平べったい岩が計画的に置いてあったりして、歩いてるとなかなかリッチな気分になります。



私が行ったときはまだオープンしたばかりで、引っ越しもこれからだったのか、映画のセットのような人工的な雰囲気が漂ってました。



そして発見したのはヨーダ!の銅像が真ん中に立つ噴水。この奥がロビーみたいで、受け付けのデスクやソファーやキングコングの銅像が見えました。噴水の周りは中庭のような静けさで気持ち良かったです。



デジタルアーツセンターは、プレシディオのロンバードゲートから入ってすぐのところにあります。ダウンタウン方面から車で行くときはロンバードストリートをひたすら西に行けばいいんですけど、道なりに走ってるとゴールデンゲートブリッジを渡ってしまうので、ご注意を。

Must Love Dogs

2005年07月28日 | 音楽 映画 テレビ

ダイアン・レイン、ジョン・キューザック主演のロマンティックコメディー「Must Love Dogs」を観ました。う~ん。かなりありがちな、思った通りの映画だったかな。

ダイアン・レインってつくづく特徴ないなぁ。とか、ジョン・キューザックっていつ見てもジョン・キューザックにしか見えないなぁ。とか、鑑賞中、勝手なことをいろいろ考えるヒマもありました。まぁ、いわゆるスキだらけって作品ですね。

セリフが結構面白くて、個性的なキャラがちょこちょこ出てきたのが救い。そういえば登場人物、白人ばっかだったな。今どきの映画では逆に珍しいくらい。

さて、こーゆー映画を観た後というのは、「新しい恋愛したいなぁ」などと思うのが常ですが、そのへん既婚者の方々はどうなんでしょうか? 

2階の裏で、3対3?

2005年07月26日 | スポーツ。主に大リーグ

「2かいのうらで、3たい3」

誰かがそう言ったら、普通は野球のことだと思いませんか?

金曜日に会社の人たち7、8人と飲みに行った先で、両隣りに座った野球好きに『今んとこジャイアンツの対マーリンズ戦は2回の裏で、スコアは3対3の同点』をかなり略して伝えたのは私。それを何故だか「この店の2階の裏で、3対3で何か起きている」と解釈した人(それでも野球ファンか!)がいて、こうやって書いてみると別におかしくも何ともない誤解なんですが、その妄想がエスカレートしていく間が絶妙で、私たち約3名は、わき腹を抱えて笑ってしまいました。

これがやたらとツボにハマって、もう何を言っても聞いてもおかしくてしょうがない状態に突入。ほんと、あんなに笑ったのは久しぶりです。「いや~、2対0とかじゃなくて良かったね~」とか、ほかの人には意味不明の会話をしばらく続けてしまいました。意味が分かっていても、笑いの波に乗り遅れた人もいて、そんなみなさんのちょっと白い目に見つめられながら、苦しくて死にそうになるまで笑い通しました。

こういう笑いの渦ってときどき前触れもなく訪れるものです。しかも計画的にはいかない奇跡のようなもの。今日出会えてラッキーだった。たまには外に出てみるもんです。

日本町唯一の壁画(らしい)

2005年07月25日 | サンフランシスコ

先日、サンフランシスコ日本町に新しい壁画が完成し、除幕式が行われました。日本町といっても、ジャパセンからは少し離れてて住所は2031 Bush Street。日本町リトルフレンズという、バイリンガル教育機関の30周年を記念して制作されたもので、ゴールデンゲートブリッジに野球選手がまたがってたり、サルが「ももたろう」の絵本を読んでいたり、ちょっとシュールです。

この建物は第二次大戦時、日系アメリカ人が強制収容所行きのバスに乗るために集合した場所だそうです。壁画にも「収容された日系人に捧げる」的な文章が書かれてました。

そして、なんとこの壁画、現在のサンフランシスコ日本町唯一の壁画だそうです。1960年代の日本町再開発以前には壁画が存在していたようなことも聞きました。去年、カブキシアターから1ブロックのところ(Post @ Steiner)に壁画が登場しましたが、あそこは日本町じゃないんですね。サンフランシスコは壁画文化が盛んなんだから、ピースプラザあたりにドーン!と描いてみるのもいいと思うんだけどなー。

丸いものの癒やし効果

2005年07月24日 | サンフランシスコ

今日は暑かったので、サンマテオコースト沿いの「火星ビーチ」と呼んでいるスポットへ行きました。が、ものすごい霧だったのでそのままハイウェイを南下し、ピジョンポイントの灯台を過ぎてすぐのガタガタ道に車を止め、海岸に降りてみました。

そしたら人は2、3人しかいないし、岩がゴツゴツあって景色も面白いし、少し歩くと誰もいないミニチュアビーチもあるし、なかなかナイスな場所でした。ビーチと言っても足元は砂ではなく石で、その石も、大きくて丸くてつるつるしたものばかり。思わず手のひらに乗せてしばらくなでてみました。

丸くてつるつるしたものって癒やしの効果があると思う。卵っぽいからだろうか。拾って帰ろうかと思ったけど、触りたくなったらまたここに来ればいいので、お別れのしるしに5つ積んできました。

大好きなビリー・ボブ in Bad News Bears

2005年07月23日 | 音楽 映画 テレビ

「Bad News Bears」観ました。
リメイクですが、オリジナルを知らない私は比べようもないので、普通に鑑賞しました。なんてことはない子供向けのストーリーで、そのわりには教育上よろしくないジョークも多い、オフビートな感じがよかったかな。

で、痛感したのは、ビリー・ボブ・ソーントンの存在感というかにじみ出る魅力みたいなもの。かなり好きな俳優なので先入観が入ってるんでしょうが、1人だけ違うオーラがあって、いつ見ても「fun to watch」な人です。私が彼の演技にやられたのは1998年の「A Simple Plan」。あれは泣きました。去年の「The Alamo」も、彼が敵の鼓笛隊に合わせてフィドルを奏でるシーンが一番印象に残ってます。

でも、かなり好きとか言っておきながら、「U Turn」では彼だと気付くまでかなり時間がかかった私。今でも同一人物だとは思えない。

気まぐれに復活

2005年07月22日 | たわごと

実に3カ月ぶりの更新。
なんだか忙しくて、あとちゃんとした、意味が通じる文章を書くのが億劫で、遠ざかってました。

でも、そーいえばこのブログは「とにかく文章を書く練習」も兼ねていたんだと思い出しました。誰もが理解できる、文法的にも正しい文章である必要はまったくなかったんだった。好きなように書けばいいのだ。

あと、つい花火のテンプレに心が揺れてしまったんで。
個人的にはもっと日本を思わせる、川辺で蚊にさされそうな情景の方がグッとくるんだけど、ぜいたく言っちゃーいけません。

夏になるとときどき、自分の中にあるセンチメンタルなものが、フラッシュバックのように思考を襲うことがあります。夏好きだからだろうか。ホームシックみたいなものなのかな。

まぁそんなわけで、この気分が続く間は感情たれ流しにしてみようかと思います。後になって恥ずかしくなったりしたら削除すればいいんですから。でも実際のところは、好きな歌の歌詞をたれ流すことになりそうな気もします。著作権的にどうなんだろーか、そーゆーの。

とりあえず今聞いてる曲、グリーン・ディの「Scattered」から

If you got no one and I've got no place to go, would it be alright? Could it be alright?

タイプしてて思ったけど、歌詞っていうのはメロディーがあってこそ効果があるのかも。