my chuckle

愛犬イタリアングレイハウンドのアーリアとの暮らしの中で日々感じたこと、思わずクスッとしてしまった出来事などを綴っています

月バス。

2008-07-29 | 雑感
月バス・・・月曜の夜行われる『バスケットを楽しむ会』



この夏、娘の出身中学の女子バスケットチームが見事県大会出場を決めた。

市中大会→北信大会→県大会→北信越大会→全国大会と先を見ればまだまだなのだが・・・。

長野県内で第一の都市長野市。参加校も多く、市中で勝ち残るのはその上の北信で勝ち上がるより難しい。

娘たちはミニバス出身者が居ない珍しいチームで、顧問もバレー経験のみのバスケ素人先生。
2年になりバスケ出身の顧問に代わり、ちょっとずつ上達していき、新人戦の北信大会で一勝をあげ泣いて喜んだ、言わば弱小チームだった。

毎回一回戦負けを喫していたチームだったが2回戦へ進めるようになり、2日目に残れるようになっていった。

娘の代が引退したのと時期を同じくして顧問のM先生が月バスを立ち上げた。
受験が終わった者からOGとして参加を認められ、現役生は見学のみ。
保護者であれば子供が現役であれ、卒業生であれ参加は自由。

娘も旦那も楽しむバスケットをしに参加させてもらっていた。


ここ数ヶ月、大会真っ盛りで暫く休止していた月バスが昨日再開。

剥離骨折のままの足首にガチガチのテーピングを施し、金属プレート入りのサポーターを持って娘も颯爽と出かけていった。

昨夜は当時のスタメン5人が揃ったらしい。
娘以外はバスケットを続けるため、それぞれ高校を選び、大会上位常連校の部員だ。

娘は英語が特に好きで文科省からSELHI(スーパーイングリッシュハイスクール)の指定を受けた高校の国際教養科に進学した。
バスケ班に入班したものの、スポーツ優秀校ではない学校。
チームのレベルにちょっとガッカリ。
足の怪我のこともありあっさり退班。競技としてのバスケットには見切りをつけた。

それでもバスケットが嫌いになったわけではない。
当時の仲間は仲間のまま。いっしょに泣いて練習したチームメイト。
勝ち負けを競う厳しいゲームとはかけ離れた楽しむバスケで汗を流した。

娘はヘトヘト、だけど笑顔で帰宅した。
みんなメッチャ上手くなってるわ~。
でもね、あたしにあわせてくれたよ、楽しかったなぁ。
久しぶりの娘の心からの笑顔だ。

5人の中では相変わらず一番長身の娘。
でも、みんな高校では本格的。体力、瞬発力、筋力が違うらしい。
実際、北信越大会常連校に進学したH子は、小柄ながら体重は娘の上。
筋肉量の違いだ。入班したときからプロテインを飲んでると言うんだからビックリ!

久しぶりにバスパン、Tシャツなどを洗濯した今朝、私もちょっと感慨深げだ。

競技から離れた娘も参加できる月バス。
なかなかだよ!
M先生、ホント、ありがとう。

   やっと見つけた足に合うアシックス

続・真夏の大掃除。

2008-07-26 | 旬な話
先日、ベランダの雨漏りの件で業者に来ていただいたことを記事にした。

あれから3日後にあたる一昨日、見積もりが出た。

総額は29,400円。

あらためて補修を依頼、したんだけど・・・。

  
   

事前調査と水洗い清掃が全体の半分を占める12,000円?!
で、防水不良箇所のシーリングに13,000円?!
廊下外壁のなんとやらはついでというか、要はサービスらしいけど、なんか釈然としない。

おまけに諸経費の3,000円、これが純粋な利益になるのか?

まぁ、いい。
お願いすることに決めたんだから、いい。

で、見積もりを持って担当者は我が家に何をしにきたか?

ここ数日、夕方には急な夕立や雷雨の懸念があったわけ。
夏の空にはありがちなことだよね。

業者の予定が詰まっていて今すぐの対応が出来ないので応急的処置を施しに来たと言う。
ところが、その必要はなく、持参したシートや工具は無駄に終わった。

お掃除をした当日の夕方、やはり急な雨を心配した旦那が人工芝を再度剥がし、ビニールシートで溝を養生しておいたのだ。

それくらい、当日にやって帰れ~!プロだろ!(とは言ってない)



あーぁ、まだ気持ちがおさまらない!

それというのも、

一昨日は高校の個人面談日で午後から家を空けてたの。
面談は2時から。その後、久しぶりに娘と一緒の買い物を楽しみ帰宅したのが5時。

家の前に脚立を積んだ車が停まっていてピン!ときた。
玄関に入り階段を上がると、2階には義母とハウスメーカー担当者。

『次回、いらっしゃるときには必ず事前にお電話ください』とあれほど言ったじゃん!

見積もりを手渡すだけじゃなく、家に上がる必要があるならなお更でしょ。

家は2世帯なんだよー。玄関は一つだけど、それ以外は別なの!
家人の留守に上がるか?

仕事と家事の合間に個人面談。
時間と睨めっこしながら慌てて着替えて学校へ飛んでいったの。
忙しいんだから整然とした状態でなんかでかけらんないよ!

洗濯物だって普通にほしてあるのにさ~

さ、さぁ、どうぞ、ご苦労様~って2階に案内するのもどうなの?お義母さん


あぁ、思い切り愚痴。凹む。
主婦ならこの気持ち、分かるよね~。

杞憂。

2008-07-25 | 
取り越し苦労だった、とは、後になって言えること。

  

今朝一番でかかり付けの獣医さんへ行ってきた。
念のため(血液検査になれば食事は摂らない方が良いだろうと)アーリアの朝ごはんを抜き、少量のおしっこが入った小さなタッパを持って。

昨日一日、アーリアのおしっこの量が多いと感じていた。

多いのは、回数だけじゃない。一回当たりの量もだ。
シートが瞬時に吸収してしまうので具体的な量はわからないけれど、
一緒に暮らして3年半だ、毎日見ていれば分かる。

シートに広がる面積がいつもより大きい。
そして、薄い。
色も濃度も薄いし、臭いも極端に少ない。

夕べ12時を過ぎた頃、私がそろそろ寝ようとシートを交換してからもしばらくはパソコンに向かっていた。
ほんの数分の間におしっこをしにきた、2回続けて・・・。
(やっぱおかしいかなぁ・・・)
その後すぐにシートを交換し、寝室へ引き上げた。
うとうとしていたら、旦那が『また、したぞ』と言いにきた。
この時点で翌朝に先生のところに行くことを決め、朝一番のアーリアのおしっこをどうやって採るか?を考えながら眠りについた。

普段より早めにセットした目覚ましで起床。
一緒のベッドに寝ているアーリアより先にトイレのある部屋へ行く。
散々悩んだ挙句、手には高さのない小皿。
普段私たちが食事のときに使っているものだが、そんなことは関係ない。洗えばいい。

起き抜けは必ず用を足すアーリア。
小皿を持つ手を後ろに、さり気なくトイレの横にスタンバイ。
アーリアがしゃがむと同時に後ろから小皿を差し入れた。

臆病な気質のイタグレ。
気配にサッと立ち上がりトイレから出てしまったが、私の勝ち!
ほんの数㏄だけだが採尿成功!

あれ?昨日とは違い濃いな・・・。朝一だからかな?

数滴のおしっこを小さなタッパに移しひとまず冷蔵庫へ。

7時半に娘、8時過ぎに旦那を送り出し、パパっと身支度と家事を済ませ病院へGO!
体重チェック(本日4キロジャスト)を済ませ、先生と話を。

検査の結果から言うと心配していた腎臓の機能には問題はないらしい。
ネットで漁った情報によれば、腎臓になんらかの問題があって多尿症状が出る場合、多くは多飲も伴う。

イタグレは水をたくさん飲まない犬種。
アーリアもご他聞に漏れず水は日頃から少量しか飲まない。
ここ数日も、多飲だと感じたことはなかった。

それより、この連日の暑さ。
大量のおしっこで脱水も気になるところだが、総合的にみて脱水の心配も皆無らしい。

人間は発汗で体温を調節するが犬は汗腺がない、すなわち汗をかかない。
そこで、口を開けてのハァハァで体温を調節しているのは承知している。
昨日の記事でも書いたが、アーリアは(イタグレ)暑さに強い。

実際、今日のこの暑さでも我が家はまだエアコンを入れていない。
でもアーリアは涼しい顔をしてダラっと寝ているが口は閉じたまま。

そうはいっても猛暑の中、体温は否応なしに上がっているんだろう。
それを調節するのがおしっこ(排泄)というわけだ。

標高の高い登山中、用を足したあと急激に寒気がするという話をよく聞く。
体温と同じ液体が排出されれば一時的に体温が下がる、そういうことらしいが・・・。




検査で異常なし、食欲旺盛、鼻も濡れている、毛艶良好、そして元気。
                
               ↓

心配要らないでしょう、ということになりお会計は検査代のみ。〆て840円。



この夏3歳半のアリーア。
立派な中年レディなんである。

来月ワクチン接種の予定なので一緒に総合的な血液検査をお願いすることにした。
日頃、気にかけている心臓の検査も血液で出来る部分があるとのこと。

ワクチンの注射一本と、2種類の血液検査で約25,000円。
懐が痛くないわけがないが、当然の出費。だって可愛い家族のためだもの。


夏は暑いもの。

2008-07-24 | 
連日の夏日。
ここ数日の長野市内の最高気温は35度超。さすがに暑い。

イタグレが寒さに弱いことは知っていたけど、ここまで暑さに強いとは驚いた。
強いとうより、好んで屋外で過ごす。

付き合う人間も大変。

朝ご飯が済むとまずベランダへ出てゴロ~ン。

プラ素材の人工芝は暑くて可愛そうかとバスマット等を敷いてやる。

  
   待てないこともあるよね~

それでも暑くなると部屋に入ってくるんだけど、居場所は真冬と同じ、モコモコの上。

  

フローリングの冷たい床に寝そべったことは一度もない。
因みにこの時間帯(お昼過ぎ)まで我が家のエアコンはスイッチが入っていない!

私が仕事を始める頃になってようやくエアコンを入れる。

設定は28度若しくは29度。
それでも、アーリアには快適ではないらしい、寒いのだ。

  

部屋が涼しくなってくると決まってどこかに潜りだす。

居間と隣のこのパソコン部屋の間に開けたままの襖があり、その陰だと風が来ないことも分かっている。
そしてそこはガラス越し。
燦々と日光が差し込むアーリアお気に入りの場所。

午後出勤。

2008-07-23 | 雑感
先週から出勤時間が変わった。

これまでは朝の渋滞を避けるよう、ゆっくり家を出て10時過ぎに会社に着くことで了解をもらってきた。
社内で雑務をこなし、納品、新たな原稿の受け渡し等、ざっと30分。
帰宅に約30分。

ちょっと遅めではあるけれど、午前中に出社することで、
『さぁ、今日も一日頑張ろう!』って気分なることでモチベーションを上げてきた。

ところが・・・。

あくまで社内事情ではあるが、編集の上がりの関係等があって、午後一回の出社はどうか?と打診があった。
派遣とはいえ、状況も理解できるのでNOとは言えず。
午後1時~5時の間であれば何時でもOK。私次第ということで会社側も若干の譲歩をしてくれた。
当日午後受け取った仕事は翌日の午後中に納品すればいい。
受け取りから納品まで24時間は変わらない。

でもなぁ、微妙なんだよなぁ。

夕飯後、家族が寛ぐ時間に仕事なんてしたくないし、かといって、翌日に残して寝るのもなんかイヤ・・・。
手付かずの原稿をそのままになんて眠れっこない。
仮に翌朝、始めたとして、思いのほか時間がかかってしまって焦るのは自分。

朝、出社しないということは、イマイチ、気分も上がらず。
あーぁ、ひと通り家事も片付いたから昨日の続きでもすっか・・・。そんな感じ。

それにこの猛暑!
午後の車の暑いこと!!!
ガーーーーっとエアコンをフル稼働。当然燃費も下がるぅ。
なにかと悪循環だよ。

なんか納得いかなくて、先日、派遣会社の担当者に言ってみたの。
月末に別件でお邪魔するんで、それとなく話してみます、とのこと、
頼んだよ~、K君!

決して文句でも不平不満でもないことを強調して、電話を切った。

さて、今日、午前中からブログの更新をしてる私。

やっぱね、日を跨いで仕事をするのがどうもイヤ。
結局、夕べ、遅くまでかかって頑張っちゃったよ。

さて、この先どうなるんだか。

真夏の大掃除。

2008-07-21 | 旬な話
連休最終日の朝、8時半、ハウスメーカーの方が見えた。

既に気温は30度を超えている。

階下に住む義母が、室内の壁を水がつたっている・・・と言い出し、急遽来ていただいた。

思い出してみれば、大雨でもない真冬の晴れた日などにもそんなことがあったような。

ひょっとして俗に言う雨漏りか?

2階に住む私たちのベランダの下が義母の居間になる。

まずはベランダを点検、ということになり、大掃除が始まった。

表面の人工芝を剥がして行く。

日頃、こんなところはお掃除なんてしない!みんなそうでしょ?

新築して13年、初めての作業。

ハウスメーカーの方と業者のお二人で作業開始。

掃き掃除のあとは水を流し見違えるようにキレイに。

  
  

キレイになったところで異常箇所をチェックしていく。

一箇所、溝の中に亀裂が見つかった。

雨だけではなく、雪解け水など徐々に浸透し、階下の壁面を伝うことが分かった。

来週中に対策を講じることになり、目印をつけて再び人工芝を敷いて本日の作業は完了。

作業に当たってくださったお二人とも、滝のような汗、汗、汗。

キンキンに冷やしておいた一階の客間で涼んでいただいて冷たいお茶で喉を潤していただく。

  
  

日頃避けてしまいがちなベランダの人工芝の下のお掃除。

こんなにキレイにしていただいて、気分も爽快。

って、それはいけど、今回の作業&次回のメンテ、

保障期間の10年をとうに過ぎているので、費用が発生することは承知している。

果たしてお幾らなんだろう?


続・下戸の梅シロップ

2008-07-20 | 家事
ちょっと前に梅シロップを作っていることを記事にした。

面倒な手間の要らない冷凍法の梅シロップ作りを教えていただいて早速挑戦。

冷凍庫で約2週間寝ていてもらった梅を瓶に入れ、グラニュー糖を加え、常温で待つこと10日間・・・。

砂糖が溶け、梅のエキスもたっぷり出たところで、梅を取り出す。

出来上がったシロップは鍋で15分ほど沸騰させると、常温での保存が可能になるとのこと。

皺のすくないきれいな梅も幾つか一緒に煮てみた。

キレイな飴色のシロップが完成。

  
  

早速、冷たい水で割って飲んでみた。

う~、美味しい!^^

なんだかとっても健康的な感じだよ。梅ドリンク。

夕食後にはお酢も一緒にグラスに入れて水で割ってみる。

メッチャ好みの味じゃん♪ 初めてにしては上出来!

炭酸でわっても絶対に美味しいはずだわ~。

こんなに美味しくて、しかも手間要らず。

来年はもっと大量につくろうじゃないの^^
  

レイチェル!⑤

2008-07-18 | 旬な話
レイチェルとさよならの朝はしっとり雨だった。

昨日の暑さを思えば、多少の湿気もきにならない。気温が低いだけでもうれしかったりする。

日頃はパンとコーヒーの超!手抜き朝食の我が家。

レイチェルが一緒だった間は卵やベーコンを焼いたり、サラダを作ったり。
パンもイングリッシュマフィンやハードトースト。
さらに果物をトッピングしたヨーグルトやシリアル。
見事に華やかな食卓だった。

最後の朝食の今朝も、お手製ホットドッグを作ってあげよう!と早朝からキャベツを刻んでいた。
包丁の規則的な音が何故か涙を誘うの。キッチンで一人、泣く私・・・。

そこへ起きて来たレイチェルもいつもの明るさがない。

こんなとき、どんな言葉をかけたらいいんだろう・・・。
寝起きの頭は100パーセント日本語しか出てこない^^;



駅には7時45分には着いていたかった。
バス優先レーンの時間帯が7~9時。渋滞は必至だ。
7時ちょっと前に家を出発。
思いのほか、早く到着。お茶を飲む時間が出来た。

シアトル生まれの彼女にも日本のシアトルコーヒー店を!と思ったが、
生憎の強い雨。
タリーズコーヒーもスターバックスも、駅のロータリーのちょっと向こう側。
傘を持ち合わせていなかった私たちには、なお更遠かった。

一番近いドトールに入る。レイチェル、ゴメンね。
皆で暖かいラテを飲んだ。

駅のコンコースに上がると、徐々にレイチェルの仲間が集まりだす。
こっちでもあっちでも記念撮影。

   aがアメリカの留学生達、jが娘の仲間たち
   ゲッ!なんか焼けてるし。美白しよ~。
   しなのは揺れるんだよ・・・。酔わないでね。

ホームに降りて最後の時間。

もう、みんな抱き合って涙。
去年もそうだったけど、この瞬間が辛いったらない。

9月から高3生のレイチェル。受験が終わったら絶対にまたおいでね!
そして、私もシアトルにいってみたいよ~!

嵐のような時間だったけど、レイチェルは楽しかったかなぁ。
決して十分ではないコミュニケーション。
辛い思い、切ない思いで過ごした日はなかっただろうか。

それだけが心配。

レイチェル!④

2008-07-17 | 旬な話
長野での生活も今日でおしまい。
おそらくこの夏の最高気温を更新しそうな今日、今頃は学校で何してるんだろう?
明日の朝、名古屋経由で京都へ向かい、3日間の観光らしい。

昨夜、旦那は仕事関係の飲み会、義母は妹と温泉に一泊。
残されたのがレイチェル、娘、私の女子高生3人!(一人はおまけだよ)
娘はこの日も塾があったが、女子高生3人で外食しよう!ってことで、
レイチェルが毎日参加してるクラブアクティビティのバトン班が終わる時間に学校へお迎え。

市内南部のイタリアンレストランへgo!

  

可愛い女子高生の旺盛な食欲を満たしてくれたのは前菜2品、ピッツァ2品、パスタ1品。
どれも仲良くシェアしながら。

ドルチェを頼むときに、『別腹』の話になる。
昨年のケリーにも教えてあげた。こんな風に。

We have another stomach for dessert.←すんごい日本語的発想の英語!!

ケリーは喜んで繰り返していた、ベツバラ、ベツバラ・・・。

今年は、アメリカでの似た表現を知りたいと聞いてみたところレイチェルが教えてくれた。

We always leave room for dessert.

なるほど、デザートの為の部屋(スペース)をあけておく、そんな感じだ!
私たちのベツバラはとーーーーっても大きかったよ^^



食後、お店のほぼ向かいにある南長野運動公園へ。
ここは長野オリンピックの開閉会式会場になった場所。
今でも色んなスポーツのフィールドとして、また、市民の憩いの場として親しまれている。

ちょっと薄暗いけど記念撮影を。

  
  

この後、駅前へUターンし娘を塾へ送り届け、私はレイチェルと帰宅。
お茶を飲みながら他愛ない会話を楽しむ。

でも、楽しんでばかりはいられなかった。
レイチェルのバッグパックのお手伝いが待っていた。

そう!明日、京都へ向かうので今日中に荷物を京都のホテルに届くように手配するのはホストマム、私の役目。
荷造りをしながら漂うちょっとしんみり重たい空気・・・。

明日の朝、駅でのお別れを思うだけで、あぁ、ダメ。泣けてきちゃう。

ダメダメ!もう一つ用事が。
カリフォルニアに暮らすレイチェルのおじいさん、おばあさんへの絵葉書、
エアメールで送るように頼まれているんだった!

  

しっかし、見事!
こうもミミズの這うような字が書けるんだ・・・^^

アカデミック。

2008-07-16 | 雑感
レイチェルとの生活も明日で一週間。

昨日などはちょっと大変だった。
というのも、娘は塾の日で、帰宅は10時を過ぎる。
一番英語が堪能な人間のいない夜・・・。

夕方、長野駅でレイチェルをピックアップ。
車内は当然、レイチェルと私の二人だけ。
でも、面白いね、なんとかなっちゃうんだから^^

レイチェルが言った。
I Speak Englinese, and You speak Japanglish.

英語的な日本語と、日本語的な英語の会話、ってわけだ。
お互い理解しあえないときは、すかさず、辞書を引く。
そんなやりとりだが、会話が途切れることはまずない。

迎えの足でそのまま大型スーパーで日米母娘のお買い物。
レイチェルはとっても素直で可愛い。
何か食べたいものは?と聞けばちゃんと意思表示をしてくれる。

アァ、ダケド、コレハ、スコシ、タカイデスカ?

日本語で問いかけられた時は極力日本語で返してやる。彼女も日本語を学びたいのだ!
大丈夫、心配はいらないよ(と、ちょっとの無理もする。)
レイチェルはね、うなぎをお弁当に入れて欲しいと言ったの^^
じゃぁ、ご飯には乗せないでおかずの一つとして入れようね!
半身だが国産品をカゴに入れた(汗




帰宅後は、ちょっとシリアスなテーマでのトークとなった。
日本人の会話ではあまり聞かれない話題というか、タブー視されがちな宗教について。

実は昨年受け入れた留学生がJewish、すなわちユダヤ教徒だった。
受け入れ前に届いたプロフにもユダヤ教とかかれ、食べられないものが幾つか挙げられていた。
貝類、豚肉・・・などなど。結構困惑したのを覚えている。

今回のレイチェルのプロフには大豆以外の豆類が苦手、でもあんこは好き!と書かれていた。
宗教に関する記述はなかったように思う。
今日まで一緒に衣食を共にして宗教的価値観などで疑問をもったことはない。

当然のように、彼女はキリスト教なんだと思い込んでいた。
それにしては、食事前なんかに十字をきらないな、って思ったりもしたんだけど、
たいして気にも留めてなかったんだよね。

思い切って聞いてみた。

I hava a question. What is your religion?

Jewish!

正直驚いた。

そこから辞書無しでは会話にならなかったが彼女の宗教観などを聞けてとても興味深かった。

ユダヤにはユダヤ独特の決まりごと(ルール)が360もあるんだそうだ。
敬謙なユダヤ教徒はそのルールに従い生活する。一番気になる食生活も私の理解の域を超えてた。
書き出したらキリがないので割愛するけど、え~、マジ?!私のリアクションはそんなんばっかだったと思う。

実は昨夜の晩ご飯はカツ丼(卵とじの)だったけどレイチェルは美味しい!って大きな丼を完食。

ユダヤ教徒なのに豚肉食べていいの?が当然の疑問となる。

レイチェル曰く、私のユダヤは文化的な感覚。決してオーソドックスではない、とのこと。
レイチェルのご両親は彼女より数段信仰心が厚いらしいが・・・。

アメリカ人って、日本人とは比べ様もなくそのルーツが複雑。
実際、彼女の親戚をたどればユダヤ人だっているわけで。
悲しいホロコーストの話なんかにも繋がっていった。

私たち、日本人って、祖先もそのまた祖先も日本人で当たり前、って感覚でしょ。
ご先祖さまはその昔、着物でまげを結っていて刀を腰にさしていたんだよ~、みたいな。

私が嫁いだこの家だって、旦那で実は13代目なんだけど、家系図なんかをみたって、当然みな日本人。
○○之助、とか、○○左ヱ門、とかね。

よくわかんないけど生まれたときから仏壇がありました~、だから?私は仏教徒で~す。
そんな感覚だよね。
お葬式にはお寺さんがくるし、お盆には先祖を迎えるし・・・。
信仰というよりは、習慣って感じなんじゃないのかな。

多分、アメリカと日本では、宗教そのものの捕らえ方が根本から違うんだよな。

ちょっとカルチャーショックを受けながら、でも、なんともアカデミック!!!