雨紫(あめむらさき)

京都サンガF.C.のファンサイト

サンガタウンの片隅で 5/6

2005-12-25 08:17:18 | Weblog
雨紫おこげ記
この片隅シリーズは私が見てきたものを振り返っているだけに私のフィルターがかかってます。きっと他の人から見れば違う意見や反論などもあるはず。難しいことはわからないけど、どこかで議論されているところはないかな~?と思ってます。
*追記 一部ポータルでタイトルに(完)が表示されてますが次回が最終です

☆☆ 第4クール ☆☆
第3クール終盤からチームは持ち直し、第4クールは成熟の時を迎えました。
磐石とは言えないまでも相手チームとの完成度の差を実感できるようになり、
得点も出来るようになりました(しかもいろんな選手が)。特に圧巻は昇格確定直前の
福岡戦。福岡の方が昇格へのプレッシャーが強く、自滅した感が強いですが、それでも
「サンガってこんなに強かったっけ?」と思えるほどチーム力に差がありました。

☆☆ 2つのスタイル ☆☆
2ラインのフラット4-4-2、引いて守ってカウンターで始まった今年のサンガも
この頃は序盤から積極的に攻めるチーム、スペースを意識しポジションチェンジや
サイドチェンジを多用するチームへと変貌し、前半戦ほどフラットなライン形成は
見れなくなってしまいました。状況に応じて、ラインを上げてボールを回しながら
攻めていくスタイルと引いて後ろでボールを回しながら相手のバランスが崩れた
ところへ縦パスを送り込んで一気に攻め上るスタイルが渾然としていました。
相手チームをいなすことの出来るいやらしいチームになっていたのです。

☆☆ 連携と激しさとスカウティング ☆☆
共通理解が進み、慣れてきたせいかこの頃の練習・紅白戦では連携に余裕が出来、
判断がより速くなってチームに落ち着きを感じました。周囲のコーチングの声も大きく
なり、ボールホルダーが指示を出して積極的に周囲を動かす場面も(←周囲が相手を
釣り出す動きをしないからボールホルダーが味方を使ってスペースを作ってる)。
「同じ絵」の下に誰かがボールを持つとチーム全体が連動して動き出す様子は美しかった
です。厳しいプレッシングもあって紅白戦は激しい戦いでした。そしてスカウティング
に基づいて細かく入念な指示を出す監督の姿も目立ち始めました。怖かったリカルドの
キープも鈴木悟が大きく下がることでカバーしました。

☆☆ 昇格・優勝決定後 ☆☆
サテライトメンバーの試合はおいときます。J1に向けて「個人があらゆる面で20%の
レベルアップが必要」という言葉の中身に興味がありました。どのような意識付けや
トレーニングでそれを実現するのか?見た限りでは攻守の切り替え・判断の速さは
もちろん、選手間の距離が離れ、一人のボール持ち時間が長くなった。精度の高い
速くて強いパスと確実なトラップ。などの変化を感じました。そして仙台・甲府戦では
引き気味のフラット4-4-2が復活。これは何を意味するのか?(敬意を表して
1点差で終わらせようとしてたと思いますが)

続く。 << << << <<


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