雨紫(あめむらさき)

京都サンガF.C.のファンサイト

サンガタウンの片隅で 4/6

2005-12-24 06:36:46 | Weblog
雨紫おこげ記
書く分量が増えたので当初予定の全4ページを少し増やします。記憶が蘇ってきて後から後から書きたいことが増える(笑)。じしゃくさんの記事を待ってる皆様、ごめんなさい。

☆☆ 第3クール ☆☆
勝ちきれずに不調・失速と言われ始めた第3クール序盤。その理由は連戦の疲れ、
研究された、選手の気の緩みなど挙げられてました。もちろんそれが大きな要因でしょう。
試合を見ててもFWにはしっかりマークが付くし、運動量豊富に前線からプレスを
かけてくるチーム相手にはDFやボランチからの組み立てが出来ずに苦戦しました。
八日市時代から練習を見続けているという御大は「ボールがないところで選手の集中が
切れている」、「監督やフィジコが必死に締めている」などと分析。でも、私は
少し違う印象を持っていました。

☆☆ 変化の時期 ☆☆
前クール終盤から片鱗を見せ始めた攻撃的な姿勢は第3クールにはますます顕著に。
紅白戦ではSHが中に入ることを前提にFWとMFがポジションチェンジを繰り返し、
SBも積極的に上がるようになりました。空いているスペースに飛び込み、前へ速く
ボールをつなげる。試合を見ていると全体が押しあがり、前線に人が増え、大きな
サイドチェンジやワンタッチ、ツータッチのパス回し、ワンツー、スルーが増えました。
そして、決定機もこれまでのFW頼みではなくチームで演出出来るようにように。
(逆にFWは前線からのチェイスを求められた)。
この頃から自陣から相手ゴール前へ至るスピードが速くなっているはずです。また
加藤の縦突破やリカルドの上りなど個性もアクセントととして目立ち始めました。

☆☆ 過渡期の苦戦 ☆☆
高い守備意識をそのままに攻撃力を増す過程で当然、未熟な部分が出てきます。
パス回しの4本目や5本目が繋がらない。決定的チャンスを外すなど。
特にシュートミスは深刻でチームとしてチャンスを作っているのに決められないと
そりゃ勝てないですよね。攻撃の戦術意識が浸透する過程で選手個人のレベルが
ついてきていない。またスピードアップしたために選手の運動量が増え、見えない疲労が
影響しているのではと思いました。つまりこの段階ではチームの理想に対して個の
チカラが追いついていないが苦戦の原因だと思いました。

☆☆ 不信から信頼 ☆☆
勝てないことでメディアが辛口になり、サポの方達も不満が高まったと思います。
でも、今は過渡期だからもう少し試合をこなせばきっと良くなると思えました。
その気持ちを後押ししてくれたのが監督や選手達のコメントとJ'sゴールの試合評です。
負けてもいいから今のままで!第4クールに完成形を見せてくれと思っていました。
そしてその後、セカンドボールを拾うことやプレッシングを強化するなどチームと
してはさらなる向上へと向かっていきました。

続く。 << << <<


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2 コメント

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だよね (サンガ友の会)
2005-12-24 09:06:12
アウェーで引き分けして怒るサポもいたからねぇ

(またそいつが知人やから・・・そいつには、説教しときました)



私も八日市の頃から練習みてます(何の進歩もしませんけど)
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強ければ (雨紫おこげ)
2005-12-25 09:11:44
アウェイでしか見れないサポーターの方なら

勝ち試合を見たい気持ちが強いのはわかるので

難しいですね。

お金、払って見にきてるわけですし。



サンガ友の会さんも八日市時代からですか。

頭下がります。楽しいことも辛いことも

いっぱい経験されて愛情も深いことを感じます。

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