pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

サンキュー、ボーイズ

2008-09-06 19:44:30 | アメリカ映画(さ行)


2001年 アメリカ作品 131分 ソニーピクチャーズ・エンタテインメント配給
原題:RIDING IN CARS WITH BOYS
STAFF
監督:ペニー・マーシャル
原作:ビヴァリー・ドノフリオ
脚本:モーガン・アプトン・ウォード
CAST
ドリュー・バリモア スティーヴ・ザーン ブリタニー・マーフィ アダム・ガルシア


感情移入しすぎてしまった。今のうちの環境と酷似してるから。ジェイソンの子供という立場での心の葛藤が痛いくらい分かるから。と同時に、ビバリーの心の痛みも同世代として理解出来るから。ヒューマン・コメディと称されているけど、「コメディ」なんて思えなかった。131分間、眉間に皺を寄せて観てしまったよ。
家族間の問題って本当に複雑。特典映像でドリュー・バリモアも言ってた通り、「なかなか素直になれない分厄介。」なんだ。

多くの人は、ビバリーを自分勝手と言うだろう。レイをどうしようもない男と言うだろう。ジェイソンの選択を世間は許してくれるのだろうか?レイについては異議ない。あたしにレイのような父親を許せる度量の大きさはない。ビバリーだって、自分勝手と言えばそうかもしれない。安易に妊娠をしてしまったのだから。でもここまでジェイソンを育てた事は功績と言ってあげるべき。そして他人事とは思えないジェイソンの立場。あたしは彼が最後にした決断を出来ないでいる。親離れ・子離れをしないのはよくないと言う世間は、彼の決断を肯定してくれるのかもしれないけど、自分の中ではなかなか納得出来ない。羨ましいとは思う。

【字幕翻訳:?】

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