pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

フラガール

2007-05-13 16:03:45 | 邦画


2006年 日本作品 120分 シネカノン配給
STAFF
監督:李相日
脚本:李相日 羽原大介
CAST
松雪泰子 豊川悦司 蒼井優 山崎静代 岸部一徳 富司純子

日本アカデミー賞の授賞式をTVで観てたら、このフラガールが作品賞、助演女優賞などなど総なめに受賞するので、「そんなにいい作品なのかぁ~。」と期待大で鑑賞

うん!!!本当にいい作品でしたっっっ!!!

ただ一つ残念な点があるんだ。それは、うちのお爺ちゃんは、まさにこの常磐炭鉱で筆頭となって働いてた炭鉱マンなんだ。閉山と同時に東京に出てきたらしいんだけど、本当に福島が大好きな人だった。一度家族旅行でハワイアンセンターに行った時、感慨深そうにしてたらしい。。。よく石炭掘ってた時の話を楽しそうにしてたけど、「またその話だよ。」なんて思って、半分聞き流してた。そのお爺ちゃんは去年9月、急死してしまいました。この映画、お爺ちゃんと一緒に観たかった。そして、お爺ちゃんの話を聞きたかったなぁと本当に残念。。。

登場人物たちのセリフの方言に、すごく懐かしくなった。松雪泰子が「ナマってて何言ってるか分かんないんだけど…。」って言うシーンがあるんだけど、まさにそう。(笑)福島に住んでる親戚のおばさんが、遊びに行くとニコニコ顔で話しかけてくれるんだけど、半分意味が分かってないで聞いてます

勿論フラダンスも素敵だったし感動もしたんだけど、なぁんかあまりにも身近な土地の話だったので、お爺ちゃんのことを思い出したり、方便に聞き入ってしまった作品でした。

男性風呂に飛び込んでゆく松雪さんと、桶で大事なトコを隠したトヨエツが素敵だ(笑)

2回目鑑賞:フラガール

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