プンプイ的生活

ウワンな 【プンプイ@オーサカ】 がお届けする
 分かる人にしか分からない少々マニアックなタイ専門のブログですが。。。

プンプイ的タイ語会話(アルファベット編)

2004年11月06日 | ★プンプイ的タイ語★
SAWASDEE KRUB

ちょっと音楽ネタは休みまして、今回はタイ語に関するお話しです。
私はいつも サワディーカップ を上の様なスペルで書きますが、これにもタイ語の謎が秘められています!
サワディーだから、SAWADEEで良さそうにも思いますし、実際にそう書くタイ人も沢山います。 タイ文字をアルファベットに置き換えると2つめの 『S』 も必要となるのですが、実際に発音はしません。 クラップのプも実際には 『B』 に相当する文字を書いてPの音で発音します。 私もよく 『クラップとカップは、どうちがうの?』 って聞かれますが、正式には クラップ が正しく、ニュース番組のアナウンサーは、ラの音を巻き舌っぽく、『クルゥァップ』 と言っています。 ただ、会話では 『ラの音をアに省略』 します。 だから、『魚のプラー』 が会話では 『パー』 となり、『ナンプラー』 なんて言うのは我々日本人だけで、実際には 『ナンパー』 と言われます。 タクシーに乗る時でも、『プララーム3ではなく、パラーム3』 『プラトゥーナムではなく、パトゥーナム』 と言う方が遥かに通じるタイ語になる訳です。

しかしながら、アルファベット表記は更に厄介で、『語尾が L で終わると、N と発音』 します。 歌手のサマポンもパラポンもプミポン国王も語尾は 『POL』 となります。 これらは、タイ語の法則に基づいているので理解出来るのですが、英語までも同様に読んでしまうので混乱してしまいます。 世界1のホテルである 『ORIENTAL』 は 『オリエンテン』 となり、デパートの 『CENTRAL』 は 『セントラン』 とタイ人は発音します。 これらの複雑さの為に 『タクシーに乗ったけど、英語が全然通じない!』 ってなるのですが、通じないのではなくて発音が違うのです。 今は名前が少し変わりましたが、『ワールドトレードセンター』 を現地読みで 『ウヮッテェー』 なんて発音できる外国人は皆無でしょう!
その他に、『チ』 の音は 『J』 の表記になり、歌手のチンタラーもマーケットのチャトチャックも、会話に良く登場する 『チンチン?』(本当に?) も全て 『J』 で始まります。 例をあげるなら、『キス』 は 『チュプ』 なんですが、『JUB』 と書きます。 ややこしいでしょ!?

タイ語の母音と子音をアルファベットに置き換えた際に、タイ語の法則を無視して、『アルファベット = 英語』 と思って、英語風に読むので通じない言葉になってしまいます。 プーケットなんてメジャーだから何とか通じますが、本当は 『プケッ』 であり、デカプリオで人気の 『クラビ』 なんて100%通じません! ホントは 『カビ』 です。 アユタヤの旧日本人街跡の石碑には 『アユチヤー』 と書いてありますが、これこそが 『通じるタイ語』 なんです!
歌手の名前でも、『シリーフールズ → シリーフーン』 『チャイナドールズ → チャイナードーン』 『ニコル → ニコー』 『アン → エーン』 等など、非常に複雑です。

これらを覚える 『プンプイ式』 の方法として最もお勧めするのが、『カラオケVCD』 です。 しかし、ここでも若干の注意が必要です。 歌詞なんで大半が 『文語』 となり、『口語』 とは異なります。 歌の歌詞の9割には登場する 『CHUN RAK TUR』 (チャンラックター) は、『I LOVE YOU』 ですが、一般的なタイ語の本を見ると 『男はポム(僕)』 で 『女はチャン(私)』 とありますが、文章では男でも 『私』 と書くでしょ! 私も男ですが、このブログでは全て 『私』 と書いています。 だから、男性の歌でも女性の歌でも全て 『チャン』 な訳で、本来 『YOU=あなた=クン』 ですが、文語では 『TUR=ター』 となります。 こうして、『ポムラッククン』 が 『チャンラックター』 になります。 8割の歌詞に登場する 『CHUN KID TEUNG TUR』 (I MISS YOU) も同じパターンです。 しかしながら、GMMのVCDとRSのVCDで、『同じ単語なのにアルファベットでのスペルが違う』 って事が多々あります。 
女性の語尾の 『カー』 も、『KA, KAA, KAH』 など表現はバラバラです。

結局は、『なんでもOK』って事です! 細かい事を分析している様ではタイ語なんて覚えられる訳がありません。
慣れるしかありませんね!! でも、これだけは言っておきます!!!

『タイ語が分かればバードのコンサートが100倍楽しめる』 って事です!!!

PS : バードの名曲 『FAN JAH』 は、『フェーン チャー』 って読んで下さいね

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