手芸マニアの12ヶ月

増え続ける素材と道具の収納に頭を悩ませる
手芸マニアの雑記帳

1969年の折込チラシ

2008-06-26 | 日々雑記


失せ物捜索中、普段あまり開けることのない扉付きの本箱でこんなの見つけた。
『スモック刺繍』というタイトルのおそろしく古い本。
私がまだ小さい頃、母お手製のスモック刺繍ワンピースをよく着ていたのだが
たぶんその頃の本だろう。ということは40年ぐらい前のものかあ。ひゃあ~。


  
モデルさんのヘアスタイル、メイク、洋服の色、ポーズ、どれもこれもがおもしろい(失礼?)

そういえば母たちのスタイルもこんな感じだったなあと、
ちょっと懐かしくもあり、なんだか新鮮な感じもする。
ナイトキャップやケープ、ピアノや鏡台の椅子カバーなんて
今では見ることのない絶滅した(たぶん)アイテムも勢ぞろいしている。
子供服やバッグは今でも十分いけるデザインだし
スモック刺繍は配色もデザインもかわいくて、試してみたいものばかり。
いい本見つけた。


 
この本の間に子供用の型紙が挟まっていた。
これがまた笑える『’69夏のスーパーのチラシ』を利用したもの。
最初は物の値段の違いや、水着のデザインにうけていたのだが
よく読んでみるとコピーもおもしろい。
「奥様、おいそぎください!センスがきっと生かせます」とか
「涼しい店内で楽しいお買い物、全館冷房完備」とか時代感が満ち溢れている。
「廉売」だって~。ぷぷぷ。
この本と型紙でかなりの時間楽しめた。

探し物はまだ見つかっていない。


名前が覚えられない・・・これ以上は無理ですから

2008-06-22 | 手仕事

リバティプリントの柄にはそれぞれ名前がある。
これがまあ柄の見た目と全然関係ない名前だったりして、まったく覚えられない。
ハリケーンの呼び名はたしか女性の名前だったと思うが、
リバティプリントの柄もデザイナーの名前だったり子供の名前だったり。
聞いたこともない響きの単語が多くて、ただでさえ記憶力に難があるのに、横文字ときたらお手上げだ。
もちろんデイジーとかひまわりとか見た目どおりの名前のものもたくさんあるけど・・・。

他にも最近のブランド名や、ショップ名、フランス名前だったりすると、
覚えるどころか読むことすらできないので、はなからあきらめている。

名前は知らないまま、年々増え続けるリバティプリントのストック。
たまには形にしなくてはと、ミシンでダダダとつないだだけの簡単クロスに仕立ててみた。
私自身にも、家の調度にもまったく似合わないピンク系リバティ×淡パープルリネンのクロス。
白っぽいインテリアの部屋なら似合うかも、うちでは洗面所でかろうじて。
つくるときは、きれいな色が楽しい。買うときも。




探しもの

2008-06-21 | 日々雑記

気温はそれほど高くないけど、湿度にやられる。蒸し暑い。

今年初、ドライをかけようと思ったら、リモコンが行方不明。
どこかにしまったのか?何かの間にはさまったまま、収められてしまったのか?
たとえば作りかけのキルトとか・・・。
誰が犯人なのかは今のところは不明。
自分じゃないことを祈りつつ、自信は無い。
早く見つけ出さなくては。


白い花、赤い花

2008-06-18 | 草花の記録

 
散歩途中の、名前のわからない白い花。

左は木蓮のような厚みのある花びらの巨大な白い花。
直径30cmぐらいはありそうなでか花だ。密林をイメージさせる良い香り。
母に写真を見せるとタイサンボクではないかという。
調べてみると正解、「泰山木」というモクレン科の高木。

右のはなんだろう?2・3日前はもっときれいだったんだけど。





 
赤い花は夾竹桃。赤というよりは濃いピンク。広島市の花。
前は苦手だったけど、最近はこの季節
川沿いに咲き乱れる様子が結構好きになってきた。
花殻拾ってこようかと思ったら、猛毒らしい。全然知らなかった。
犬が近寄らないように気をつけなくっちゃあ。
花びらをなめただけで、死にいたる。なんてほんとかしら?




最近読んだミステリ 「ローズマリー&タイム」はイギリスのお話。
ガーデナーの女性二人が事件を解決していくシリーズの一冊目。
TVドラマにもなっているそうで、庭や植物が美しい映像らしい。
DVDボックスも出ている。観てみたいな。
植物好きの中年女性が主役というところもツボかも。
植物の毒が殺人の手段だったり・・・じゃなかったり・・・するのかなあ。





 
川沿いの夾竹桃は、写真が小さくて見えない。
梅雨の晴れ間、そろそろ朝の散歩も暑くなってきた。



実の様子

2008-06-16 | 草花の記録

 
今年のブルーベリーは実止まりが悪く、おそらくはこの2粒のみ。さみしい。
オリーブは小さな実がたくさんついている。
今年も漬けることができるかしらん?


プリントごっこ販売終了だって

2008-06-11 | 日々雑記

パソコンを使い始めるまでは、毎年年賀状を刷っていたプリントごっこ。
ごっこファンの友人と、暮れが近づくと、どんな図案にするか、
もう準備はしたかとお互いの賀状製作進捗状況を聞きあったり
それぞれのごっこテクを教えあったりしていたのがついこの間のよう。

パソコンを使い始めてからも、あの版画感覚が好きで
ごっこ製の賀状をしばらく作り続けていた友人も最近はPC賀状に。
新しもん好きのわたしは、すぐにPCに乗り換えてしまったが
彼女のごっこ賀状が届くのが楽しみだった。

消耗品はしばらく販売継続されるそう。


久しぶりの赤福餅

2008-06-07 | おいしいもの


大阪駅で赤福買った。
偽装問題発覚以来、無性に食べたかったのだ。
赤福のパッケージもあの食べ方も味も好き。

週末、弟一家が来るので、一緒に食べようと箱ごとジップロックして冷凍保存。
日持ちしない和菓子の到来が重なると、なるべく早めに冷凍しておく。
自然解凍したら、味もそんなに変わらないような気がする。

赤福も作りたては本店だけで販売して、地方やデパートで売るものは
冷凍輸送して、現地で解凍販売すればいいのにと思う。
あんこも餅も冷凍向きなのだから。現に冷凍してあったのに全然気がつかなかったんだし。
そうしておいて、やっぱり本店のつくりたてはおいしいね。違うね。って
本店製をありがたがらせれば良いのになあ~。ダメかね?





雨ニモ負ケズ

2008-06-06 | 雑貨・インテリア

西からの雨とともに大阪へ。

新大阪に着いた時は晴れていたのに、地下鉄で移動して地上に出ると雨。
夕方仕事を終え、以前から行ってみたかった家具屋さんに寄ってみようと
最寄駅を出ると、さらに土砂降り。しばし立ち尽くす。

このまま引き返して帰ろうかとも思ったが、
せっかくここまで来たのだからと雨の中歩き始める。
初めてのところではよくやるのだが、駅を出てひたすら反対方向に行き、引き返して
結局倍の距離を歩いてしまうという方向音痴な行動。土砂降りの中でもやはり。
以前「inーkyo」という雑貨屋さんに初めて行った時、HPに
「ことばの地図」というのがあったので、それをたよりに歩いてみると
とてもわかりやすく、すんなりたどりつくことができた。
初めての土地では、方向がよくわからないので(私だけか?)
目に見える建物や、風景の描写で説明してくれる「言葉の地図」がとてもわかりやすかったのだ。
もっと増えるといいな、「言葉の地図」。

駅を出て右方向にまっすぐ歩いていくだけだった目的のショールームは
カタログや本で見ていたとおりのカッコよさ。
写真だと素敵だけど実際にいってみると・・・という場合もあるけど
実物はさらによかった。
カタログで気になっていたソファを仔細に眺めまわす。
わたしの理想のソファだ。すぐに買える値段ではない。
いつか買い換える時は、絶対コレにしよう。いつになるかわからないけど。
しばらくはしろくま舎の端革小物で、革張りソファへの思いをつのらせるのだ。

雨の中を酷使した気に入りの靴には新聞紙がつめてある。お疲れさま。


砥石の値段に驚く

2008-06-03 | 素材と道具


アンデルセンでデンマークフェア開催中。
かわいい紙袋につられて、デンマークバターを買いに行く。
ついでに少し集まっていたシールを交換。
今回はTRIP TRAPの鍋敷きをもらった。
コーヒーポットを置いたら、グッドルッキングゥ~!

本通りに出かけたついでに、彫刻刀を研いでもらおうと刃物店のビルへ行ってみると
「研ぎは○町へ移転しました」という張り紙がしてある。
○町はアンデルセンのすぐ近所、地図のとおりの場所に行くと今度は「昼休憩中」の張り紙。
しばらく待っているとお店の方が戻ってこられ、中に入るとそこは・・・衝撃的だった。
昭和の時代というかなんというか、とにかく衝撃的。
小枝ちゃんの行くパラダイスワールド(探偵ナイトスクープの)のような独特の世界が。
前にもこの感覚を味わったことがあるような・・・そうだ、G眼科だ。
詳細はここで語ることはできない。

彫刻刀の研ぎを依頼すると、一時間後に取りに来るように言われる。
ここで待つならもっと早くできるということなので、
あらゆる専門的な刃物の数々を眺めながら待つことに。
花切りバサミや手芸バサミ、気になる鋏はどれも高価だ。
自分で研ぐ気は全然ないが、並んでいる砥石をみると手頃な価格のものから
驚くほど高価なものまである。プロの仕事道具なのね。

2~30分で3本を仕上げてくれた。1本800円なり。
裁ちばさみは1600円~1800円だそうだ。
相場はよくわからないが、「そんなもんじゃろう」と母。
残りの彫刻刀も使用頻度の高いものから研いでもらおう。マイブームいつまで続くか?

家に帰って木匙2本を彫り上げる、もとい表面のみ彫る。
よく切れるようになったので、スピードアップ、手にかかる負担も少ない。
またまた楽しくなってしまったので、近所の百均に素材を探しに出かけた。
思うような素材がなく、明日またナチュラルキッチン(こじゃれた百均)に行くことにして
ぶらぶら帰りながら、通り道の荒物屋さんをふと見ると「○○刃物店」という看板が・・・
ここって刃物店だったのね~、表にはセメントかき混ぜるようなたらい(?)や
箒がぶらさがっているので、刃物があることすっかり忘れてた。

彫刻刀の研ぎができるか聞いてみると大丈夫とのこと、残りはこちらでお願いしよう。
値段も安いみたいだし。うちから徒歩2分だし・・・もう、わたしのバカ。





なまくら彫り

2008-06-02 | 手仕事


木の匙を彫ってみた。
初めてにしてはなかなかのできばえ・・・と自画自賛。
その秘密は・・・


お手本はこちら。
先月クラフトフェアで出会った
松本寛司さんのバターナイフ。


手作りを楽しむ方のブログを散策していたら
100均の木匙の表面を彫って、手彫り風にしたという写真が。
「その手があったか~!」と
早速、30年以上しまいこんでいた母の鎌倉彫の彫刻刀を、引っ張り出して
やはり家にあったチープな木匙を彫ってみたのだ。というか表面削っただけ。
インスタントコーヒーで着色したら、結構いい感じになった。
左がビフォー、右がアフター。
左の方がきれいじゃん、と言われればそのとおり(苦笑)

彫刻刀はすっかりなまくらになっていて、切れ味悪し。
研ぎに出さないと、腱鞘炎になってしまいそう。
丸い刃を自分で研ぐのは無理。
菊菅(地元のの刃物屋さん)に行ってみよっと。

研ぎ上がったら、次はフォークじゃ。楽し~。