カウントダウンはまだ

余命8カ月を遥かに超えて

抗癌剤治療の為の再入院  その3

2012-03-26 09:27:00 | 2008年のできごと

 

2008年1月22日 11:00 抗癌剤治療1コース1回目開始

1、 生理食塩液100mlを30分

2、 生理食塩液50mlとナベルビン(抗癌剤)33mgを6~10分

3、 生理食塩液500mlを1時間

4、 マンニットールS(尿量を増やす)300ミリリットルを1時間

5、 フラクトラクト(電解質捕液)500mを1時間

6、 生理食塩液100ml、カイトリル(吐き気を抑える)、

   ソルメドロール(アレルギー反応を抑える)500mgを30分

7、 ランダ(抗癌剤)100mgを1時間

8、 生理食塩液500mlを1時間

9、 フラクトラクト500mlを1時間

10、マンニットールS300mlを1時間

11、ラシックス(尿量を増やす)

以上の点滴を途中トイレ休憩を入れながら18時20分に終了。

※抗癌剤の投与量は患者の体表面積から計算される。

 

点滴時には血管痛が出現。血管が痛いなんて初めての経験。

ホットパットを当てながら継続。

抗癌剤注入中に腰に鈍く強い痛み発生。

この時、腎臓がどうにかなってしまったようだ。

 

1月23日、24日、尿量を増やす薬と水分の点滴。

吐き気と嘔吐始まる。何も食べられないし何も飲めない。お薬も飲めない。

 

1月25日~31日、点滴による吐き気止めと栄養補給。

殆ど点滴に繋がれた毎日を送る。

座薬の吐き気止めも使用。

 

この間に誕生日を迎える。病院から缶入りビスケットのプレゼント。

ありがとう♪

でも、折角のご好意だが食べ物は見るのも嫌だ。食べ物の話を聞くのも御免こうむる。

痛いのは我慢できるが、吐き気は駄目だ。う"~・・・きもちわり~・・・

最低の気分のバースデイ。

でも、こうして生きている事に感謝、生かされていることに感謝。

忍!忍!

 

1コース2回目は1週間後の1月29日の予定だったが、敢え無く中止になった。

副作用がことごとく強く出たのだ。前回書いた各種副作用が。特に腎臓障害。

1コース1回目の10日後辺りから骨髄抑制も出て血液成分の値がハチャメチャ。もうふらふら。

この手の抗癌剤は癌細胞の増殖を抑えるが、体の正常な細胞にまで作用してしまうのだ。

癌との闘いというより、抗癌剤の副作用との闘いだった。

気持の上では負けたくなかったが、体がS.O.S.を出したのだ。

 

抗癌剤投与2週間後ぐらいから髪の毛が抜け出した。普通じゃない抜け方。

覚悟はしていたが、やはりちょっぴり悲しかった。

日がな一日、パジャマや枕やベッドに落ちた髪の毛を粘着コロコロシートでとっていた。

全部抜けるタイプの抗癌剤ではなかったので1/3量程は残り、涼しい頭となった。

寒い季節なのに、風邪ひくやん!

でも6月頃から又ぽしょぽしょっと生え始めた

あの時は嬉しかったな。

 

※副作用の出方は人によって千差万別で、同じ抗癌剤を使用しても、とても軽く済む患者さんもいます。

 


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当時 病院にて撮影

 

 



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