カウントダウンはまだ

余命8カ月を遥かに超えて

7回目の入院 ~その3~

2013-06-02 12:53:00 | 2013年のできごと

 

まだ病院のベッドでのらりくらり過ごしております。

もうすっかり飽きちゃったぞ~~~!!

もう6月になってしまいました。

私の春を返して!って感じです。

今週中には何とか退院したいものです。

 

まずは、16日(木)から鎮痛剤のロキソプロフェンの効き目が薄くなり出して、右肺の痛みが常時とても強く、特にベッドに横たわると痛みがマックス。

ロキソ服用の回数を、今までの1日2回から4回に増やしましたが、あまり変わらず痛みは去らず。

なにしろ横になれないので、眠る時は座ったままの姿勢で。

座っていても痛い事は痛いので、殆ど眠れず。

ずっと座っているので、お尻も痛し。

夫が良さそうなクッションを買って来てくれた。

お尻ラクチン。

しかし殆ど眠れない日が3日程続く。

そこで鎮痛剤の種類が麻薬系のものに変更。

19日(日)からオキノームを頓服で服用。

この日2回目の服用後から早速副作用として吐き気と嘔吐が。

副作用の出ない薬は無いものか。

 

 

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7回目の入院 ~その2~

2013-05-15 07:43:08 | 2013年のできごと

 

タキソテール点滴を始める3~4日前から既に食欲無し。

栄養を付けておかなくては・・・と思うものの、殆ど食欲無し。

頑張って一口ほおばり噛んでみるが、どうしても飲み込めないこともあり。

大好物の甘い物も駄目。

前途多難なり。

ましな日はゼリー類や果物が美味しく頂けた。

こんなものが美味しかったと言うと、姉や夫から大量の差し入れが。

冷蔵庫に入り切らないですが・・・

それまでドリンク類はカロリーゼロの物を飲んでいましたが、こう食べれないとカロリーてんこ盛りの物のほうが良いだろうと、売店にて物色。

甘酸っぱいドリンク類を2~3選ぶ。

マンゴーの入った物が美味しいな。

 


咳も多く、咳止めのリン酸コデイン散1%「メタル」が処方される。

飲むとメタラーになるのです。

な~んてね! しょうもない事を言ってみたくなる病気にも罹っているようです。

少し咳は楽になりましたが、この副作用で便秘に。

それではと便秘薬のマグミット錠が出される。

腸の中で便を軟らかくしてくれるそうです。

これを服用した私は、今度はお腹が痛くて痛くて。

どこまで続く副作用の連鎖・・・かなり大袈裟なり。

この後、あまり咳止め薬も便秘薬も使用しなくなった。

死ぬほどの咳が又出だしたら飲むとしよう。

 


さて、タキソテールの副作用で日本人に多くみられる症状は、脱毛、食欲不振、全身倦怠感、悪心・嘔吐、発熱、下痢。

それと重大な副作用としては、骨髄抑制(白血球減少、好中球減少、ヘモグロビン減少、血小板減少)。

他には頻度は低いながら色々色々とあるようです。

 

私の場合は、タキソテール点滴をしたその日の内に、まずは左手と左足の指に痺れが出ました。

どの程度の痺れまで進むのか心配しましたが、幸いにもあれから2週間後の今も軽い痺れのままです。

翌日には酷い頭痛。

その翌日には吐き気。でも嘔吐は無し。

この1週間程は毎日下痢。

5月10日には38.7℃の発熱で、毎日2回服用している鎮痛解熱剤のロキソプロフェンを飲んでも全く熱は下がる気配を見せず、抗生剤の点滴が始まる。

この日から毎日、6時、14時、22時にこの点滴。

これについては後ほど又触れます。

その4日前から栄養点滴も始まっており、又点滴三昧の日々かぁ。

なんてちょっと大袈裟!

ま、抗生剤のお蔭で熱は38℃を超す事は無くなりました。

 

タキソテール点滴後は、5月7日、10日、13日、そして今日15日と血液検査。

ただし今朝のは努力の甲斐も無くまだ半量しか採れていない。

水分補給した上で後ほど又搾り取られる予定なり。

お約束の骨髄抑制が出て、白血球や好中球や、普段から値の低いヘモグロビンはより低く。

普段から高い血小板はどんどん高く。今の場合、高いのは問題ないのかな?

幸いにも、好中球もヘモグロビンも数値を上げる薬剤注射や輸血の必要は無く、13日には元通りの数値に戻った。

ただ、これも普段から高いのですが、炎症を表すCRPの値がかなり跳ね上がり、この為に高熱が出たようで、この値が普段ぐらいに下がれば退院出来るそうです。

なので抗生剤点滴を頑張っているところです。

血管があちこち駄目になってきています。

歳をとると血管の復活も遅いです。

 

 

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病院の藤棚   この上で猫がお昼寝していることも

 


7回目の入院 ~その1~

2013-05-08 15:36:00 | 2013年のできごと

 

4月25日(木)予定通り入院しました。

さあ、食っちゃ寝の生活を満喫するぞ~!

って、家でも毎日そんな日々を送っていたのですが。

夫に主婦の座を奪われ、何ともぐうたらな暮らしぶり。

家でも病院でもあんまり変わり無し。

 

翌日、主治医から今回の治療に関しての説明を家族と共に受ける。

夫の他に姉も長男もぞろぞろとやって来た。(笑)

去年の秋にアリムタ点滴をするにあたっては、それまで長らく飲み続けていたイレッサ服用を止めました。

残念ながらアリムタ効果は全く見られず、強い副作用が出ただけで、しかも癌細胞は見る見る内に増大しました。

今回はその時の状況を踏まえ、タルセバを服用し続けながらタキソテール点滴もする事に。

タルセバにプラスしてタキソテールでの治療は一般的では無いそうで、現在それを実施中の他医療機関の医師と連絡し合って、必要な注意事項等確認しながら進めて行くという事に。

ダブルで副作用が強く出そうですし、少々不安もありますが、もうここまで来たら残っている抗癌剤も少なく、試してみるしかないかなと思っています。

タルセバ125を100に減量し、タキソテールの量も少な目で治療を進める事になりました。

 

4月中に心電図、CT、脳MRI、骨シンチ検査等を済ませ、5月1日にタキソテール点滴を実施。

当日はタルセバは服用せず。

点滴中に、いつもは95~100ある血中酸素濃度の値が90まで下がった為、点滴のスピードをうんと下げ終了まで4時間半程かかりました。

予定では全行程1時間半程で終了予定だったのですが。

こんな事もあるので、やはり次回点滴も入院したほうがいいかも。

2時間後、点滴痕が見事に腫れ上がり、その3日後ぐらいからゾンビ色に。

点滴漏れでは無く内出血をしたもよう。

もう片方の腕も、その前日の骨シンチ造影剤注射の為、同じ状態。

どんどんゾンビ化は進む・・・

 

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7回目の入院へ

2013-04-19 08:12:00 | 2013年のできごと

 

昨日の受診にて、7回目の入院が決まりました。

検査の画像では、又一段とメタボ化した癌の親玉。

咳が酷く、呼吸がしんどいことも。

タルセバがもうあまり頑張ってくれていない模様。

お次は又点滴による抗癌剤治療に移行します。

候補にはドセタキセル。商品名はタキソテール。

来週25日にはベッドの空きがあるようなので、その日からの入院申し込みをして帰って来ました。

薬の効果と副作用の出方を見る為、暫くの入院です。

酷い副作用が出ないようなら、途中で外出許可を貰って、母の法事に出席したいなと思っています。

ひょっとして、その日までに退院できていたらいいなあ。


タキソテール点滴は3週間に1度行われます。

2回目以降は入院したままになるのか、その時だけ2~3日入院するか、外来で済ませられるか、まだ未定です。

その時の体調如何という事で。

以前なら外来での治療を希望したでしょうが、外来では半日仕事になるので、今の体調と体力ではチトきつそう。


イレッサの時もそうでしたが、急に服用を止めるのは良くないそうで、タルセバを10日間分処方されました。

体内の癌細胞は1種類だけではなく複数いるので、タルセバが効いている細胞も少しはあるだろうから、という説明でした。


というわけで来週の木曜日、お楽しみグッズを目いっぱいバッグに詰め込んで、いざ入院です。

 

 

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タルセバ125に

2013-04-05 21:47:00 | 2013年のできごと

ありゃりゃ! 

思い切りぐうたらしている間に桜満開の4月です。

又しても2か月ぶりの更新です。

爪周囲炎と、指先の皮膚が超薄くなって出血するのと、ぱっくり割れでこれまた出血する為、キーボードを打つのが痛くて痛くて。

只今、元気な指1本でチャレンジ中。

指つりそう・・・

 

近況をば簡単に。

タルセバ効果により少し小さくなった癌の親玉が、またしても大きくなり出しました。

肺内転移している他の複数の子分達も大きくなってきて。

そのせいか、1日2回鎮痛剤を服用していますが、痛みが出る事が増えました。

姿勢によっては呼吸しにくい事も。

咳も増えたかな。

そこで、3月22日からタルセバの量を増やしてみることに。

タルセバ100にタルセバ25をプラスして。

以前タルセバ150を服用した時にビリルビン値がかなり上がり、敢え無く中止になった経緯があるので、2週間毎に検査をしながら。

昨日4月4日の血液検査ではビリルビンはかろうじて基準値内。

しかし皮膚疾患が益々酷くなっていて、日常生活に支障をきたし始めています。

頭皮も酷い状態。特殊メイク無しでゾンビ役を演じられそう・・・うひゃ~!

どうするかは患者自身が決定します。

「又2週間タルセバを125mg飲み続けてみます。」

という事でお薬を処方して頂き、薬局に寄って帰宅。

 

服用している薬・・・タルセバ100と25、ロキソプロフェン、ムコスタ、クラビット、ポララミン、ピリドキサール。

塗布薬・・・リンデロンVクリーム、リンデロンVG軟膏、ゲンタシン軟膏、リンデロンVローション、デルベモートスカルプローション、ビーソフテンスプレー、ベナパスタ。

点眼薬・・・ノフロキサン。

 

さあ、2週間後の検査結果はどうなりますことやら。

 

 

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