2007年09月13日
バーバラ・アンダーソン女史(Barbara Anderson)が執筆、出版した
「Secrets of Pedophilia in an American Religion, Jehovah's Witnesses in Crisis アメリカの宗教における児童性的虐待の秘密 ー 危機に立つエホバの証人」(WATCHTOWER COURT DOCUMENTS http://www.watchtowerdocuments.com)
異端宗教にしてカルト組織であるものみの塔協会。アメリカが源流であるが、内部では小児性愛、児童性的虐待問題が深刻化している。そのことを内部告発したエホバの証人たちは次々に排斥されていく。その様子を描いた本がこれである。
ものみの塔協会は異様な洗脳集団であり、それゆえ、全米各地の会衆内部で異様な児童性的虐待の実態が拡大してきた。それを隠しつづけてきた事件がNBCテレビやニューズウィークで報じられた。また、英国でも英BBC放送のニュース番組でも取り上げられた。英国内で起こっている児童性的虐待問題についてである。
NBCのインタビューに応じて証言したのがウィリアム・ボーエン、バーバラ・アンダーソン。彼らはもちろん、共に排斥された。妻アンダーソンの排斥に異議を唱えて質問状を送った夫であり、協会の長老でもあるジョー・アンダーソンも直後に放逐される。質問状の内容の一部が以下。
もし、バーバラが分裂を引き起こしたことによって排斥されたのなら、使徒パウロも群れに分裂を引き起こしたことで排斥されなければならなかったはずです。パウロはコリントの会衆で起こっている性的不品行を明るみに出したからです。パウロはコリント会衆がその中で行なわれている性的不品行を隠していることに言及しただけでなく、彼はその非難を聖書の中に記載し、その後2000年の間に無数の人に読まれるようにして公表しました。なぜ、パウロが会衆内に隠れて行なわれている汚らわしい行いを公に明らかにしたことが許されるのに、私の妻が、組織が汚らわしい行いをする人々を間違った方針で隠してかばってきたことを公に明らかにした時、彼女は罰せられなければならないのでしょうか。
ものみの塔は神から選ばれた「エホバの組織」であって、内部から改革がなされたり、下部から批判されたりすることはありえない、と信じられており組織内民主主義はない。いかに腐敗、堕落を極めていようと批判が許されない。独裁国家と質的に変わらないのである。末端に取り込まれたエホバの証人たちはこうした実態は何も知らされず、ただただ聖書によってエホバに献身しているという思いこみだけで行動している人たち。マインドコントロールの怖さである。
こういう組織は日本の浜松あたりにもあったような気がする。
ブログ「随想 吉祥寺の森から」より 全文引用
バーバラ・アンダーソン女史(Barbara Anderson)が執筆、出版した
「Secrets of Pedophilia in an American Religion, Jehovah's Witnesses in Crisis アメリカの宗教における児童性的虐待の秘密 ー 危機に立つエホバの証人」(WATCHTOWER COURT DOCUMENTS http://www.watchtowerdocuments.com)
異端宗教にしてカルト組織であるものみの塔協会。アメリカが源流であるが、内部では小児性愛、児童性的虐待問題が深刻化している。そのことを内部告発したエホバの証人たちは次々に排斥されていく。その様子を描いた本がこれである。
ものみの塔協会は異様な洗脳集団であり、それゆえ、全米各地の会衆内部で異様な児童性的虐待の実態が拡大してきた。それを隠しつづけてきた事件がNBCテレビやニューズウィークで報じられた。また、英国でも英BBC放送のニュース番組でも取り上げられた。英国内で起こっている児童性的虐待問題についてである。
NBCのインタビューに応じて証言したのがウィリアム・ボーエン、バーバラ・アンダーソン。彼らはもちろん、共に排斥された。妻アンダーソンの排斥に異議を唱えて質問状を送った夫であり、協会の長老でもあるジョー・アンダーソンも直後に放逐される。質問状の内容の一部が以下。
もし、バーバラが分裂を引き起こしたことによって排斥されたのなら、使徒パウロも群れに分裂を引き起こしたことで排斥されなければならなかったはずです。パウロはコリントの会衆で起こっている性的不品行を明るみに出したからです。パウロはコリント会衆がその中で行なわれている性的不品行を隠していることに言及しただけでなく、彼はその非難を聖書の中に記載し、その後2000年の間に無数の人に読まれるようにして公表しました。なぜ、パウロが会衆内に隠れて行なわれている汚らわしい行いを公に明らかにしたことが許されるのに、私の妻が、組織が汚らわしい行いをする人々を間違った方針で隠してかばってきたことを公に明らかにした時、彼女は罰せられなければならないのでしょうか。
ものみの塔は神から選ばれた「エホバの組織」であって、内部から改革がなされたり、下部から批判されたりすることはありえない、と信じられており組織内民主主義はない。いかに腐敗、堕落を極めていようと批判が許されない。独裁国家と質的に変わらないのである。末端に取り込まれたエホバの証人たちはこうした実態は何も知らされず、ただただ聖書によってエホバに献身しているという思いこみだけで行動している人たち。マインドコントロールの怖さである。
こういう組織は日本の浜松あたりにもあったような気がする。
ブログ「随想 吉祥寺の森から」より 全文引用
協会側はたしかに真偽に脅えあらゆる方法で嘘までついて真実を隠し、協会側は正当化を図っている。
様々な不真実は離れていった元信者が知っている。
邦題がついていないということは、ないんでしょうね、邦訳。
でもね、こういうのって気づく人は気づいているんです、現役でもね。ただ、自分から協会のウソにしがみつくんです。自分を守るために、ネ。
正当化を図る協会も汚い連中ですが、自ら目を閉じて、真実を見ないようにする信者って、邪悪の極致です。こういう連中が「愛」だの「平和」を平然と言うのがどうにも我慢できないんですよ、わたしはね。
彼らの言う「愛」とは100%「保身」の意味であり、彼らの言う「平和」とは「波風の立たない暮らし」です。自己中心的で偽善的な宗教です、エホバの証人は。