もうひとつの視点

ー「いつの時代も真理は少数から始まった」ー

世界は、中国・ロシア・北朝鮮をどうするか

2024年05月21日 | 日常

 台湾について、駐日中国大使が「(日本が)中国の分裂を企てれば、日本の民衆は火の中に」と発言した。

 ロシア・中国・北朝鮮の3国とその他の世界の国々の違いは、戦争になった時に攻撃対象が相手国の民衆なのか、それとも相手国民の軍隊や施設なのかという点である。民主制ではない事実上の独裁国家である。人の命を何とも思っていない国だから、他国民の命も自国民の命も(すぐ逮捕して死刑にしたり残虐に処刑したり戦車でひき殺したりなど)軽く考えているのだろう。人命尊重や人権などと言う観念がなく、学校でも嘘や洗脳の教育ばかりで客観的普遍的な道徳教育もほとんどされていないのではないだろうか。

 この3国を世界はどうするか。国連での様子を見てもわかるように、話し合いによって自分たちがやりたいと思ったことをやめたり妥協点を探ったりできる国ではなく、議論や会議は無意味の国々である。

 結論を言うと、この3国は武力による脅しや攻撃によって自分勝手を通すことをやめることは絶対にない。そしてこの3国以外の世界の国々が平和を望むのであれば、方法は1つしかないだろう。いや、強く平和を望まなくても、いずれは同じ結果になると思われる。世界の国々は、大変な国を今まで野放しにし、軍事力を拡大させてきた。自業自得であろう。

 非現実的ではあるが、世界中の国々が一致団結し経済によって3国を封じ込めることができるなら、第3次世界大戦は回避しつつ、平和な世界の実現もできるのかもしれないが、世界のいくつかの国は、正義や人類の平和より「恩(?)」を大事にし、中国やロシアに見方をする。3国以外の世界の国々が一致団結することはできない。

 悪は群がり、赤信号を渡っていく。いや、赤信号を渡るために悪同士が団結する。どうすればよいだろうか。

 

追記:「日本の民衆は火の中に」という駐日中国大使の発言は今度で2度目だそうで、松原衆院議員が、彼を国外追放すべきだとして、政府の見解をただす質問主意書を衆院議長に提出した。松原氏は「接受国である日本政府に対し失礼千万で、敬意を欠く」と訴える。政府に対しての問題なのか、失礼とか敬意の問題なのか。駐日中国大使もよくわからないが、松原議員の見識や感覚もよくわからない。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中途半端と後手後手に要注意 | トップ | 横綱も降格できるように »

日常」カテゴリの最新記事