ドイツ軍によるボックスアート輸送大作戦
「突っ込め!」
「来るぞ! 迫撃砲用意!」
TUNG!!
「あわてるな 訓練とまったく同じだ」
PAPAPAPAPAPAPAPA
PAPAPAPAPAPAPAPAM!!
「この調子だ
アメ公を撃退できるぞ」
つづく
不屈のジョンブル魂!
エアフィックス・ボックスアート
美術館
★1977年以降のボックスアート
こんなペイントセットが付属していると、うれしい。
使うか使わないかは別として‥
チャーチルおよびマチルダ戦車の
バリケード突破映像(音声なし)。
http://www.youtube.com/watch?v=AxkA-mLY27Q
チョー地味な車両ではあるけれど、架橋戦車の
メカを知るには手ごろなキットだ。
◆架橋戦車映像集
M48架橋戦車
http://www.youtube.com/watch?v=jspg9NidnNQ
1/16スケールM48(M60?)架橋戦車、実物通り橋を展開するゾ!
http://www.youtube.com/watch?v=p6JbrXqBYEE&feature=related
架橋部分を回収する91式戦車橋
http://www.youtube.com/watch?v=vmukZ-dE2hI
81式自走架柱橋回収作業映像
http://www.youtube.com/watch?v=0PO9SsPa3yk&feature=related
映画『633爆撃隊』から、モスキート飛行映像。
出撃から爆撃、対空砲火、不時着などの各シーンが
テンコ盛りで楽しめる。
http://www.youtube.com/watch?v=2A04o_kVonQ&feature=fvwrel
◆脱線‥シャーマンといえば、タミヤのものがなつかしい。
朝鮮戦争のとき、アメリカ軍戦車に
流行った塗装がオモシロい。
トラの顔をイメージしたものらしいが、
いかにもアメリカっぽくて、メチャ
気に入っている。
でも、このキットにはトラ顔デカールが
付属していないので、チョッとガッカリ。
Wikipedia
ドヒャーッ!
エアフィックスの軍用車両プラモは、自国のものを中心に
コツコツと展開してきた。
このスキャメルのタンクトランスポーターも、WWⅡ当時アメリカの
ドラゴンワゴンと比較して、数的には少なかったにもかかわらず
しっかりとモデル化しているのが、メチャうれしい。
驚くほど保守的なスタイルが、いかにもイギリスらしくていいゾ。
いかに自国ものオンリーでプラモの開発をしている愛国的な
企業でも、利潤を追求しなければ倒産してしまう。
おりからのドイツものブームでは、エアフィックスでもかつての
敵国のアイテムをリリースするようになった。
ナショナリズムだけでは、とても生き残れないということか。
◆あんまり関係ないけど、この躍動感にシビレたゾ!
◆これも本題とは関係ないけど、戦車とは異なる
装甲車の魅力が楽しめたゾ。
ドイツ週間ニュースから、イタリア・シチリア島攻防戦。
連合軍機による空襲と、これを迎え撃つ「88」の勇姿。
http://www.youtube.com/watch?v=7JcA2QVkakw
★お偉いサンの専用車両プラモ
エアフィックスでは、有名な将軍とスタッフカーの
プラモを1/32スケールで発売していた。
第1弾は、自国でスーパースター的存在のモントゴメリー
将軍であり、これはきわめて当然の選択だろう。
一方のクルマ自体はおそろしく地味で、日本では
ほとんど知られていない。
しかしながら、当時のイギリスではメジャーな
存在で、幹部将校用に使用されていた。
後部座席にも風防を設けるなど、VIPに対する
配慮がうかがえて、見ていて楽しい。
Wikipedia
当時のニュース映画より、
工場労働者に対するモントゴメリー将軍の演説。
http://www.youtube.com/watch?v=4p6J-bsm_18&feature=related
Wikipedia
この車両はスタッフカーというよりも、移動式
コマンドポストという性格のものだが、いかにも
神出鬼没の『砂漠のキツネ』にふさわしい。
ロンメル将軍とアフリカ軍団のカラー映像。
グライフの姿も見られるゾ!
なお後半の方で、灼熱の太陽に照らされた戦車の
車体をフライパン代わりにして、目玉焼きを作る
シーンがあるが、もちろんヤラセ。
過酷な環境で戦うアフリカ軍団兵士を、ドイツ国民に
アピールするためのロンメルの秘策で、実際はバーナーで
焼いた鉄板を戦車に置いて料理をしたらしい。
http://www.youtube.com/watch?v=nXsg_5RxdeQ
◆タミヤの傑作「グライフ」は往く!
小さい車体に、将軍やらスタッフやらを無理やり
詰め込んだプラモは、にぎやかで楽しかった。
◆スタッフカーといえば、こんなモノも…
タミヤ製品では珍しい女性補助員のフィギュアが付属している。
将軍の愛人という設定もオモシロい。
Wikipedia
?
このシリーズの第3弾として
パットン将軍とホワイト・スカウトカーが
予告されていたのだが、はたして
リリースされたのだろうか。
映画『パットン大戦車軍団』予告編より。
http://www.youtube.com/watch?v=g-0dTpzNzwo
◆将軍といえば‥
こんなアイテムもあった。
こうやって見てみると、個性的な将軍は
枢軸国より連合国側に多いということか。
◆その他、気になるアイテムとして‥
ロシアのお偉いサンと分捕られた
キューベルワーゲンという組み合わせが
目新しい。今後のアイテムとして、捕獲車両を
テーマにしたものもいいかも。
オマケのオマケ
※前々回掲載していたものだが、突如原因不明のエラーが
発生し、掲載不能になってしまったので、今回こちらへ引越した。
日本のプラモメーカー・永大のミリタリーシリーズのボックスアート。
これらのキットは、エアフィックスのプラモではないが比較資料と
して掲載してみた。
なお、永大では1969年にエアフィックスのヒコーキプラモを輸入して
同社提携品として発売していた。B-17を始め、カタリナ、B-29、Do217、He177、
Ju52、フォッカー・フレンドシップがあった。
当時の永大の広告を見ると、発売予定としてジャンボジェットやC-130の
名前があるが、はたしてリリースされたのか不明だ。
永大のミリタリーキットの中では、このV2が極めつけだろう。
レーダーや牽引車、指揮車などミサイル以外のアイテムも
充実しており、よかった!
次回の更新は、10月15日夜の予定。