~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

美術館

2012年12月05日 | 手帳(福祉支援)
先日、手帳を掲示して美術館へ行って来ました。

入場料は無料です。


まずは、有楽町の国際フォーラム地下にある相田みつを美術館へ。

受付で手帳を掲示すると、そのまま入場できました。


別の日には、上野にある国立科学博物館内の特別展チョコレート展へ。

こちらは入場券を買う人の長蛇の列。

列を誘導している係員に手帳を掲示して「こちらは障害割引がありますか?」と尋ねたら、
「どうぞこちらからお進み下さい」と、前売り券購入者及び関係者の入口を誘導して下さいました。

長蛇の列の人達の横をすいすい通り抜けて行けたので、ちょっと優越感(笑)。


相田みつを美術館では、受付で手帳を掲示し無料でも入場券をいただけましたが、
チョコレート展では、入口で手帳を掲示し入場券なしでした。


美術館は手帳掲示で無料になるところが多いので、少し時間がある時など、ふらと寄ることができます。

心に栄養を補給できる空間も大切ですよね。



話しは変わって、うちの地元の駅の職員が対応する小さな窓口に、
「筆談します」と言う、小さなプレートが掲示されてます。

いつから掲示されたのかわからないんですが、
昨年、名古屋への新幹線の切符を障害割引で購入した際の職員の対応について、
JR公式サイトから意見を送信したんです。

そのことをすっかり忘れてしまっていたけれど、そういう意見が反映されての精一杯の対応なのかもしれません。

有り難いことです。

が、「筆談でお願いします」とお願いすることがなかなかできない心理はわからないでしょうね…。


それから、先日、夫が学生時代に住んでいた小田急線某駅付近に行く機会があったのですが、
その駅には「筆談器あります」のプレートがありました。





筆談器がこのように用意してあるなんて、なかなかいいですよね。



そう言えば、地元の信用金庫には、助聴器のようなものが窓口に設置されています。

家の電話の受話器のようなもので、聴力を補助するようなものでした。

さすがに利用する勇気はまだないし、今のところはこの信用金庫では税金を払いに行くくらいなので、
特に必要性がない感じです。


そういうご厚意を感謝するために、勇気を出して利用させていただくのも、
これからのバリアフリーに大いに役立つのかな~と、思ったりもします。