相模工務店 散策日記

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新年の大野山

2013-01-11 15:35:09 | 日記
謹賀新年

また新しい年を迎えることができました。
政権も新しくなったし、今年こそは景気の回復を!!


さて、寒い日が続いています。

今年は去年よりももっと歩きたいと思っています。
・・・思っているだけですが・・・。


こんな調子で迎えた2013年です。
ノッケから大野山へ行く事にしました。

去年の冬に初めて登った大野山は、前日の天気のせいで雪景色でした。
とても寒かったけど、キレイだったなぁ。
今年はどーなることやら。


まず大船駅から東海道線で国府津駅まで。
ここまではJR東日本なのですが、ここから御殿場線に乗り換えて谷峨駅へ。
御殿場線はJR東海の管轄なので、パスモは使えないようです。

国府津駅から30分くらいで谷峨駅到着。







相変わらず長閑なホームでした。


駅舎で装備を整えて。
といってもカメラを準備するだけですが。







そうそう、無人駅なので切符は車掌さんが集めてくれました。
だから「改札を通って・・・」という表現ができない・・・。

駅舎を出て、左右にのびる車道を右へと歩きます。


あそこに見える陸橋を渡って、線路と国道を越えていきましょう。







陸橋の入り口にはハイキングコースの案内板が取り付けてありました。
確認しながら渡ります。








国道も一気に越たら、田園風景へと景色は変わります。
あそこの分岐を戻るように左へ進みます。






道標には大野山まで1時間50分と書いてありました。
でも、私の足は遅いので、絶対にそれでは着かないだろうなぁ。







次の目標はつり橋。
もう見えているので、そこを目指して進みます。






道標もちゃんと付いてるし。







去年はこのつり橋に雪が残っていました。
が、今日はいい天気も続いているし、寒いだけで歩きやすかった~。






県道727号線が走ってます。
つり橋を出たら左へと向かいます。







堰をすぎたあたりを右に登っていきましょう。
もうちょっとで富士山がきれいに見えそう!







大野山山頂まで90分だそうだけど、信じられな~い。







勾配のちょっとある坂を上っていきます。
茶畑があるけど、道路わきは崩れてて危なっかしいぞー。

さて、民家の脇を入っていきます。
ハイキングコースはこちら。






畑へ続いている道ではありますが、次第に山道へと変わっていきます。
それでもこちら側から登る道は、案外歩きやすい道です。
舗装もされているし。

さて、また分岐になりました。
ここは直進です。






左へも道はあるようだけど、なんか行き止まりみたい。






さらに登っていくと林道に出ました。
町道共和清水線です。







ここには町指定天然記念物の頼朝(よりとも)さくらがあります。







樹高約11.6m、根廻り約2.4mを有し、推定樹齢は約80年とされています。
元樹は明治14年の台風によって倒潰したと伝えられており、現在の木は再度の蘗(ひこばえ)が成長したものです。天保年間徳川幕府編さんによる『新編相模国風土記稿』に挿絵とともに載っており、古来よりこの桜付近は桜平と呼ばれています。
昭和61年8月1日に町の天然記念物に指定されました。








道標もあります。
林道に出たら左へ。






こんな案内板も。







さて、あそこにトイレがあるので、寄っていきましょう。
こう寒いと近くていけないです。






コースはトイレの脇を登っていきます。
なので、休憩も兼ねてスッキリタイム。







前回はここも雪で滑りやすかったけど、今日は今日で落ち葉で滑りやすくなってました。
気をつけて登りましょう。


やがてまた林道に出ました。







ここは旧道って書いてあるところ。
山北方面へは90分で、大野山山頂までは55分って書いてあります。







道標にしたがって・・・。







15分くらい登ったかな、また林道です。
大野山林道というそうです。






まだ先は階段だらけですが、もうちょっとなので登っていきましょう。
ここには野菜の露店がありました。
買いたいけど、荷物になるからなぁ。







まただま上りが続きます。
やがてスカイツリーと同じ高さだって書いてある場所に着きました。







もうちょっと行くと牧場の施設があるから、そこを目印に。
見上げるとそんなような建物が。




さて、放牧場だそうだけど、今日はだ~れもいないです。
次の目標は休憩所。
あそこからなら富士が目の前に!







やったぁ、富士山がきれいに姿を見せてくれました。







雲がかかってはいるけど、新年早々、これは縁起がいいぞー!






せっかくの東屋なので、休憩をとりましょう。
眺めもいいし、ここで目の保養を。


登ってきた道をパチリ。







おやぁ、あそこに見えるは・・・。







今日は野鳥に出会えてよかったぁ。
普段なら撮れないし。


さて、ゆっくり休んだらスタートしましょう。
あとちょっとで頂上ですから!







舗装路に出たけど、これは牧場の作業路でしょうね。
ハイキングコースは、ほら、脇に階段が。







ここまで来たんだから、あとちょっとの辛抱です。
あれ、反射板が見えてきた。







もうあとは平らな道があるだけ。
・・・と思ってたら工事中?






しゃーない、バリケードの迂回路を通ります。







鉄塔が新しくなっているみたいです。
このための設備だったのね。







左は放牧場。
その向こうには丹沢の山並み。
開放感100%です。







やがて着きました、大野山山頂。
とりあえずお疲れ様でした。







富士山は見える場所なんだけど、今日は雲が邪魔をしているんで。







山頂記念。







こちらがわには丹沢湖のパノラマ。







駅からここまで2時間の道のりでした。
じゃ、休憩しましょう。
買ってきた調理パンとオニギリを。







丹沢と反対側には山北の町並み。
その向こうには相模湾が。







ここでも野鳥に遭遇です。
こんなシャッターチャンスはめったにないし。







去年も見た大野山方位盤。







今日も神社にお参りをして。








さて、ここからは下りになります。
登ることはほとんどないから、膝に気をつけて歩いていきましょう。





今日は車道をこのまま歩くのではなく、前回通らなかった「大野山こもれび遊歩道」を行ってみたいと思います。







分岐を左手前方に進んでいきます。








山道っぽい遊歩道は、地元の共和地域振興会(井上正文会長)を中心に、NPO法人「丹沢森の仲間たち」や神奈川県、山北町が協力して2008年9月から伐採作業が始められ、2009年2月末に完成。

散策路の整備は、県の水源環境保全再生事業と同地域振興会が進めている地域づくりの一環として行われたもので、「登山客に土の道を歩かせたい」という地元住民の声をもとに、頂上手前のコンクリートで舗装された登山道に平行する手付かずだった林を伐採して造られたそうです。
散策路は、全長約300メートル、道幅は約1.5メートルで、散策路内には伐採した木を利用して、ベンチやテーブルなども設置されています。







駐車場側から撮りました。







ここにトイレがあるので、飲みすぎたら寄って行ったほうがいいかも。







さて、車道に戻ったら、先に進みましょう。








十字路には周辺の地図があるので、ちょっと確認を。








反対側には道標が。
これちょっとのんびりしてていいんじゃないですか?







今日も山北駅を目指すので、あの稜線に向かっていきます。







すぐに立ち入り禁止の看板があります。
ホントはこれを直進したいんだけど、今日もここを右に折れることに。







山北駅まで100分と書いてあるけど、今度も2時間は見ておかないとね。







ここからは山道になります。
完全な山道。







いきなりの長い階段に、膝のことが心配になるのでした。







あ、今の写真は危険なので通行止めになっている分岐ルート。



残念がっていると、スカイツリーと同じ高さまで降りたという目印。







そーかぁ、まだ634mもあるのねぇ。

で、振り返ったら、急な階段がありました。
これを登らなくてよかったかも。







階段を過ぎたら道は緩やかに下っていきます。
歩きやすくなってよかったぁ。






橋もちゃんと補強されていて安心です。







途中で鉄塔があったので、ちょっと寄り道して休憩にしました。







ここはFOMAの電波が入るみたいで、アンテナが3本立ってました。


さて、出発しましょう。
どれくらい下ったかな。
水子地蔵の階段がありました。
ちょっと暗くなってからのお社は近づきたくないかも。







でも、この階段を過ぎるともう山道は終わりになります。
車道が見えてきました。






ここがハイキングコース地蔵岩ルートの上り口になります。








道標にしたがって山北駅方面へ。









さらに分岐があるけど、左は工事中で通れないみたいです。







旧山北町立共和小学校の手前にトイレ発見。







その先には徒歩用の近道への分岐が。







これによると、山北駅まで50分で行けるそうです。

なので、ここを左へ。







旧山北町立共和小学校ってことは、もう廃校なんでしょうね。
社会の産業構造の変化などにより地域の子どもの数が減り、2011年3月31日をもって137年の歴史を終えることになったそうです。








共和小学校は明治7年に皆瀬川鍛冶屋敷で開設。
大正3年に現在の場所に新築移転したそうです。
昭和9年には在校児童が最多の121人に。
昭和22年4月、共和村立共和小学校となり共和村立共和中学校を併置します(児童数90人、生徒数44人)。
昭和30年に町村合併により現在の山北町立共和小学校に改称されたそうです。








校門を過ぎたら右手へと進んでいきましょう。







駅までの近道だそうです。







帰路での出会いはネコ。
分岐にネコがいました。
撮らせてくれたので載せましょう。







ちょっと目つきが悪いけど、ま、これも縁だから。


ずっと舗装路を降りていきます。
小さめの車なら通れるくらいの道幅。







さてさて、次の分岐が問題なんです。
左に行くか、右に行くか。
前回は右に降りたんだけど、駅まで遠かった~。
左に行ってみたい気もするけど、ほかのところに出たら迷いそうだし。

なので、今回も右へと下ることにしました。








冒険すればよかった・・・と、次のネコも言っています。







だって、しょうがないじゃん!
迷ったら怖いし。


だったら、もと来た道を戻ればいいじゃん・・・って、そんな目つきの3番目のネコ。







もうここまで降りてきたんだし、このまま駅に向かいましょう。

まともな車道に出たので、直進して国道246号を目指します。







大野山へは1時間40分で行けるらしい。
私ならもうちょっとかかりそうです。







おっと、クマが出たそうです。
今日は遭遇しなくてよかったぁ。

最近出没率が多いような。







さっさと歩きましょう。
しばらくなんてことない車道を進みます。
やがて見えてきた分岐。







ここは登山口バス停。
バスで来ると、ここで下ろされるのね。







左に行けばトンネルを通って駅へ。








トンネルは川村関所跡なんでしょうか。








川村関所跡の説明版。








そういえば、山北町のマンホールを撮ってなかったような。
この機会にパチリ。







すぐに国道246号と分かれて県道76号へ。
とよぐちばしを渡れば、御殿場線の線路はもうすぐ。











ほら、線路の上を渡ります。
渡らないで手前から駅に向かってもいいんだけど、今日も渡ってから駅へ。







そうだ、SLの展示があったんだ。
なので、線路をまた越えましょう。






駅はあそこに見えているんです。
でも、まだ距離があるなぁ。



やっとこ駅手前にある公園に着きました。







ここにD52が展示してあります。







車輪も大きい!








鉄道公園は、平成16年4月には隣接する健康福祉センター(さくらの湯)の開業にともない全面リニューアル工事がおこなわれ、明るく楽しい公園に一新されました。

鉄道公園に展示されているD52-70は、昭和43年8月1日、御殿場線全線に電車が走るようになりその勤めを終えました。
現在は、鉄道公園に保存され、山北駅鉄道公園保存委員会の手によって大切に維持管理されています。
D52-70号は、D52型蒸気機関車、D52型兄弟の70番目の生まれで、昭和19年4月に製造され、山陽線、東海道線で働き、昭和26年2月、国府津機関区に配属になってからは御殿場線で活躍しました。








































さぁ、駅に向かいましょう。
ここでもトイレがあるので、寄っていってもいいかもしれません。







今回のルートはトイレにあまり困らないルートでした。



公園を出ましょう。
水車が見送ってくれてます。










駅への陸橋を渡って改札へ。







ここでも観光案内が。







山北駅舎です。
松田駅管理の簡易委託駅で、利用客の減少を受けて2012年3月17日のダイヤ改正においていったんは無人化されましたが、自治体との協議の結果、山北町が地元のNPO法人に販売を委託をすることになり、5月26日に販売が再開されました。







切符は自動改札を通らないそうで、駅員に直接渡すそうです。







午前中はあんなに晴れていたのに、ここへきて空模様が・・・。

風が冷たいと思ってたら、雪が降ってきました。
写真じゃわからないけど、けっこう大粒かも。







御殿場線は1時間に1本程度なので、この天気で待つのは結構辛いです。



はやく電車に乗って、温まりたい!。


これは帰ったら熱燗だな!!!。