相模工務店 散策日記

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大山

2012-01-16 14:23:40 | 日記
寒さがこたえる今日このごろ。
今日はやっぱり歩きに行きたいということで、さて、どこにしましょう・・・?
そこでまたお世話になっているHPでルートを探したわけです。
近くもなく、遠くもなく、それに長いルートでもなく・・・。
ということで、今日のコースは秦野駅からバスで15分くらいにある寺山地区辺りから攻めてみることにしました。


今日は最寄駅から横浜駅へ出て、相鉄線で海老名まで。
海老名駅から小田急線で秦野駅へと出ました。
距離はそんなに遠くないのに、90分もかかるんですから、秦野はやっぱり遠い方なんでしょうか。


秦野駅(小田急小田原線)の北口から、[秦20]蓑毛行きバス,または,[秦21]ヤビツ峠行きバスに乗ります。
ヤビツ峠行きのバスは本数うが少ないし登山客で混むので、できれば蓑毛行きのバスで出かけたいものです。
実は今日はヤビツ峠へのバスに乗って、満員で参りました。
数分待つだけで空いているバスに乗ればよかったと後悔してます。


降りたのは「東中学校前」というバス停です。







長閑な雰囲気の場所で、丹沢が目の前に。
もっと近くにはゴルフ場もあって。

そばには「清水湧水池跡」の記念碑もありました。







清水湧水池は縄文時代中期から田の用水として利用されていたといわれ、寺山地区で生活する人々の生活用水だったそうです。
しかし、県道拡張工事を重ねるうちに年々規模が縮小し、2004年の県道改修工事を最後に、完全に姿を消したとか。
同湧水池跡は「ふるさと秦野景観100選」に選ばれているそうです。

新編相模国風土記稿(1841年)に「此所清水湧出す 田間の用水とし 又民家の用水ともなす」と記されています。
かつてこのあたりに四カ所の湧水池があったとか。
この地を「清水」と呼ぶのはこの湧水によるということらしいです。


さ、出発しましょう。
正面に「東京カントリー倶楽部→右折」の看板があるので、それに従って右手の車道を行きます。
ここから登りかぁ。






ゴルフ場への車道を頑張って登っていくと、丁字路があるんですが、まだ真っ直ぐだそうです。







いい加減上り疲れたと思ってたらカート用の道が見えてきました。
でも、ここは入ってはいけないようで、ハイキングコースはまだ先にあるとか。
な~んだ・・・。






ハイキングコースって、どんなところから入っていくのか楽しみだったんですが、なんかいきなりの山道かぁ?







と思ったら、なんとゴルフコースに出てしまいました。







道標に矢印がついているので、ルートは合っていると思うんだけど。

しかたない、道標に従って左に上がってみましょう。






あれ、クラブハウスに出ちゃた。
でも、道標もあって、まだ直進だそうです。
いいのかなぁ?






周りではゴルフを楽しんでいる方たちがいて、私たちはゴルフの邪魔をしに来たみたい。
近くを通るたびに打つのを待っててくれてるなぁ。
でも、しょうがないじゃん!
ハイキングコースはこっちって書いてあるんだもん。





おぉ、やっとゲートがありました。
これはイノシシなどへの対策だそうです。
閉まっているように見えるけど、ちゃんと開けて通れるようになっていました。






じゃ、ここからが本格的なハイキングということで。
一服して気合を入れて歩き始めましょう。
いつものバームを飲んで準備万端!






すぐに分岐があります。
左に戻るように登る道が本ルートだそうです。







正面は道が広いけど行き止まりなんだそうです。

そしてイノシシよけの電線も。
触ると感電しそうなんで気を付けなくちゃ。






ここはゴルフ場を周回する道みたいです。
分岐には高取山って出ていたので、ひたすら道を辿りました。

ほんらいなら高取山へはまたゲートを開けて登っていくはずだったみたいです。
が、今日はそれに気がつかなくて・・・。
30分以上歩いて、やっと間違えたことに気がつきました。


途中には崩れかけの斜面もあったりして。







見た目はボロい橋もあったりして。






こんな道でもちょっとハラドキな気分を味わえたのがせめてもの救いかも。



で、出たのが分岐。
はて、ここはどこでしょう?
ここで初めて間違いに気がついたわけです。
戻るのも大変だし、いっそ開拓しちゃおうかということで、大山方面へ登ることにしました。






この分岐は右に進みます。








やっとゴルフ場の喧騒から解放されて静かな山道になりました。


やがてまた分岐です。
今度は・・・左は大山、右は高取山・・・。






え、高取山・・・?
ここって、参考にさせてもらっているルートの途中じゃないですかぁ!
やった、これで迷わなくて済む!
ということは、高取山を飛ばして先に出ちゃったってことですね!?
じゃ、左に行きましょう。






すぐに林道に出ます。
ここが浅間山林道だそうです。






左に行くと蓑毛へ、右は大山駅バス停だそうです。






参考ルートによると右へ進んで大山駅でバスに乗るようになっていました。
で、ここで正面の道が気になったわけです。
正面は大山阿夫利神社へ行けるとか。
今年はまだ神社に詣でてないし、下社まで1時間、頂上まで2時間だと書いてあるし。
じゃ、下社まで行ってみるかぁ、ということになったわけです。


林道を横切って正面へと進みます。






歩きやすい道です。
広いので車も通れるかも。
以前ならジープで登っていきたいと思ったろうなぁ。





実際単車がいい音を立てながら走ってきたし。
うらやましい~!


林道から40分くらいでしょうか、また舗装路に出ました。
電波塔があって、道はそこまでみたいでしたが、降るとどこへ出るんだろう?







私たちは歩きなので、正面の階段を行くわけです。
こっちが大山方面だって書いてありました。






ホントにこの道は歩きやすいですねぇ。

また分岐だけど、右は行き止まりっぽいので、ここは左でしょう。






植林地らしく整備された道を歩きます。
気温はどれくらいだろう・・・?
かなり寒いぞー!
でも小鳥の声もしてて、いい雰囲気です。
あまり人ともすれ違わないし。
あ、数組とすれ違いましたが、ま、有名どころのコースなんでしょう、しょうがないですよね。

やがてまた分岐です。
今度は左。






大山はこちらだそうで。







杉林だから周りは暗いです。
それでも山奥っぽいので、今日はちょっとテンション高め。

あ、ベンチがあった。
ここでお弁当なんていいでしょうね。






近づいてみると、また分岐になりました。
今度は左は蓑毛へ降りる道と、右は下社へ行く道。
正面は山頂へ行くそうです。
膝の心配もしなきゃならないので、私たちは下社方面へ。





道標によると蓑毛まで1.7キロだそうなので、もし機会があったら今度トライしてみようかな。


じゃ、下社へゴー!

今度の道は今までと違って細い山道です。
歩きやすいけど、すれ違いにくいというか。
それでも、ここは「関東ふれあいの道」だそうです。






寒いと思ったら雪が残っていました。
こちらでは降ったんですねぇ。






感激していると、またハラドキセクションが。
楽しませてくれます。






登ってみればなんてことないんですけど、クサリがあるというだけで危なそうな。

ホントになんてことないんですけど・・・。


さて、先に進みましょうね。
また分岐です。
ここからも大山山頂へ行けるそうです。






山頂まではどれくらいで行けるんでしょうか?
1時間くらいはかかるんでしょうかね?







ここまでくれば下社は目と鼻の先。
やっと境内へ出ました。






ここから本来の山頂への階段があります。
お参りするのに、体を清めてから100円を払って門をくぐるそうです。









さ、お参りしましょう。
まだ1月なので、ちょうどいいじゃん!

大山阿夫利神社は、大山はまたの名を「あふり山」というそうです。
あふりの名は、常に雲や霧を生じ、雨を降らすのでこの名が起こったといわれるとか。
標高は1251.7メートルで、関東平野にのぞんで突出している雄大な山容は、丹沢山塊東端の独自峰となっています。
阿夫利神社は、古代からこのあたりに住む人達の心のよりどころとなり、国御岳(国の護りの山)・神の山としてあがめられてきました。
山野の幸をつかさどる水の神・山の神として、また、海上からは羅針盤を共につとめる海洋の守り神、さらには、大漁の神として信仰をあつめると共に、庶民信仰の中心として、今日に及んでいます。
山頂からは、祭りに使ったと考えられる縄文時代(紀元前約1000年頃)の土器が片が多く出土していて、信仰の古さを物語っています。
仏教が伝来すると神仏習合の山となり、阿夫利神社は延喜式内社として国幣の社となったそうです。
武家が政治をとるようになると、代々の将軍たちは、開運の神として武家の長久を祈ったとか。
引目祭・簡粥祭・雨乞い・納め太刀・節分祭・山開きなど、古い信仰と伝統にまもられた神事や、神に捧げられる神楽舞・神事能・狂言などが昔のままに伝承されているそうです。









相変わらず賑わってました。

東京、横浜からわずか2時間。
首都圏からの手軽なハイキングコースとして親しまれている丹沢大山国定公園の大山は丹沢山塊の東端、神奈川県伊勢原市にあり、標高1252mのピラミッド型の美しい山容を見せています。
相模平野のどこからも見える大山は古代から霊山として関東一円の農民からは農業の神、漁民からは航行守護の神として崇められ、江戸の庶民には福を授け災害除けにあらたかな神として信仰を集め、落語の大山詣りや浮世絵にいきいきと写されています。
大山が別名「雨降山」とも呼ばれるのは山頂に年中水のしたっている霊木があるからです。




ここからはケーブルカーも出ているし、歩いても30分くらいで下山できるということです。






この辺のハイキングコースの案内板。
登山姿の人もけっこういらっしゃるようで。







私たちはケーブルカーで降りました。
だって、もう膝が痛くなっちゃったし。

ケーブルカーは6分の旅。
片道大人で450円です。

昭和6年3月に大山鋼索鐵道ケーブルカー開通だそうです。
線路こう配は最急25度30分、最緩14度30分で、平均22度だそうです。








在籍車両は赤の「たんざわ」号、緑の「おおやま」号の2両。2005年10月に車両の塗装変更と改装がされキレイになりました。




降りた「大山ケーブル山麓」駅からバス停まで「 こま参道」という、両脇には大山の名産品である大山こまやきゃらぶき、大山豆腐、豆腐を使った豆腐料理のお店が立ち並びます。
冷やかしながら降りていくと、「大山ケーブル」バス停があります。

今日はここからバスで伊勢原駅へ出て帰ることにしました。







バスは細い道を通っていきます。
すれ違いも難しそうな生活道路。
でも、流石プロ、難なく走って駅に到着。

さぁ、今日は帰ってから何をつまみに飲もうかしら。
コロッケがあったようだけど、まだ残っていると嬉しいな。
なんだか日本酒の気分なので、文字通りサカナを用意しよ~!

電車内は暖かで歩き疲れもあって寝ちゃいました。
あー、乗り過ごさなくてよかった~・・・。



箱根 屏風山

2012-01-11 10:25:49 | 日記
やっと正月気分が薄らいできまして。
それでも今年は連休などがあって仕事始めが例年より遅れて来ます。
正月休み最後の日曜日に、思い切って箱根を散策ということになりました。

今日は屏風山というところへ。

屏風山は神奈川県足柄下郡箱根町にある標高948mの山。
今回のように関所跡から登れば、さほど標高差がないようなので、楽かなと。


毎回のように大船駅へ出て東海道線で小田原駅。
そこから今日はバスで「箱根関所跡」バス停まで行くことにしました。
だって、箱根湯本駅からだと座れないかもしれないじゃないですか。

小田原駅から箱根町行きバスに揺られること1時間。
やっと着きました「箱根関所跡」バス停。





ここからコースはすぐのところにあります。
歩道をちょこっと戻ったところに道標が。





道標に従って進めば、今日は大丈夫。





路地を進むと、もう山道になります。
登りとはいっても勾配は緩やか。
楽に歩けます。


やがて林道に着きました。







道標によると屏風山まで30分だそうです。






これは今日のルートは楽に歩けるかな!?



正面にある石段を登って・・・。







おっと、いきなりの急勾配の階段!
かなりキツそうだぁ。






それでも10分くらい登れば尾根に着きます。








左へ行けば屏風山です。



ここからはあまり激しい道はなくって楽に歩けます。

でも、流石箱根。
寒い~!
近所では見かけない霜柱がこんなに。






こんな感じで道の両側に水晶のように。
ちょっと感動です。

道は一本径。
多少昇り降りはあるけど、ハイカーにもすれ違うことなく静かでゆったりと歩けます。

時折こんな案内板も。






道は狭かったり広めだったりします。
が、いつものような背の低い木がここにはあまり無いみたい。







ほら、すぐに着きました屏風山山頂。






バス停からゆっくり歩いて1時間もしないで着いちゃいました。







屏風山ハイキングコースの案内板。








でも、ここは座れるところがないので、先に進むことにしました。



やっぱりあった、ベンチです。
ちょっと朽ちてるけど、十分座れるベンチ。






あとはほとんど降るだけなので、気分も軽いよ~。



またありました、ベンチです。
本来ならここら辺でお弁当でもいいんでしょうけど、今日は朝早く出たので、まだお昼には時間がありすぎて。






素通りして先に進みましょう。


歩きやすい道を進むと、もう少しで旧道に出るそうです。
杉林になって、橋を渡って。






ほらもう出ちゃった。






旧道です。

右に行けばあの有名な峠の茶屋。









ここからバスで湯本駅まで出てもいいんだけど、今日はまだ時間もあるし、せっかくなので旧街道石畳の道を行くことにしました。

「箱根の山は天下の険」と謡われた箱根旧街道は、小田原宿から三島宿までの約8里(32km)に及ぶ江戸時代に東海道随一の難所とされた街道です。
ここを歩いた多くの先人達の足音と息使いが色濃く残る、風情ある石畳の道です。
現在の箱根旧街道の石畳は、静岡県三島市の箱根山中に合わせて約2kmの区間が、市の石畳整備事業により、願合寺・腰巻・浅間平・上長坂・笹原の5地区が保存されています。
この古い石畳街道は、2004年10月に国指定史跡とされたとか。
弥次さん喜多さんで親しまれている江戸時代後期に書かれた十返舎一九の『東海道中膝栗毛』には、小田原宿から箱根宿までの行程の一部が描かれ、そこには箱根八里は敷いた石がごろごろした凹凸の多い坂道で、その石は踏めど叩けどびくともしない堅い石道として語られているそうです。
現存している石畳も凹凸があり多少の歩き辛さはありますが、両側を鬱蒼とした杉並木で覆われていたり、富士山の眺望が楽しめたりと爽快な気持ちで散策することができます。
また、急勾配の箇所が多く、峠越えの大変さが分かります。
この石畳のルートは、現在の国道1号と随所で交差、併走しているみたいです。





茶屋の裏手から畑宿方面へ。





ほんとにすぐ旧道へ出るんですね。






ここは「追込坂」というそうです。






旧道を渡ったところからまた石畳の道は続きます。







途中には説明版が設置されていました。






石畳は歩きにくいです。
箱根八里は東海道の最大の難所でした。
標高800mを越える山中であることに加え、ひとたび雨や雪などが降ると、旅人はすねまで泥につかるありさまで、歩くのがたいへん困難だったからです。
そこで旅人の便宜を図るためにつくられたのが石畳の道です。
しかしはじめから石畳が敷かれていたわけではありません。
寛永元年(1624)に来朝した第3次朝鮮通信使の記録によると、竹が敷きつめられていてまるで乾いた道を行くようであった、と記録されています。
これは箱根山に群生している通称「箱根竹」と呼ばれる細竹のことです。
ところが道に敷かれた竹は腐ってしまうため毎年敷き替えなければなりません。
そのために多くの竹と人手、お金を必要としました。
そこで幕府は、延宝8年(1680)公金1400両あまりをかけて、箱根峠から三島宿に至る西坂のうち、約10kmを石畳の道としたのです。
箱根峠から小田原宿へと下る東坂には、現在7地点、3.3kmにわたって石畳が残っています。





石畳が歩きづらいのは大軍の進軍を阻むため、意図してでこぼこに造られているためだとか。


沿道にはまた説明文が。






山根橋を渡って。






箱根の雲助の荷物を見るとだれがつくったか判り、また一度荷造りした荷物は京都まで行っても緩まなかったといわれているそうです。
その一方、険しく人気のない箱根山中で客を脅したり、銭を奪ったりする悪質な雲助がいたことも事実です。
箱根西坂には、峠、山中新田、笹原新田、愛宕坂の四か所の街道沿いに雲助の墓があるそうです。






この橋を渡って右に降りたあたりから、ルートは車道を歩きます。
七曲りになります。
車の量がありますが、我慢して下りていきます。
それでも15分くらいでしょうか、また旧道への分岐があります。







やっと車道から離れることができました。
階段を降りていくとまたタイムスリップしたような旧街道です。





当時は山道なんて私の想像を超えた難所だったんでしょうね。







石畳の構造が記されていました。






江戸から京都までの488kmの東海道で、街道の幅は平均約9m(5間)だったようです。
しかし、箱根街道は急坂であるため、幅は狭く約3.6m(2間)であったそうで。
石畳の敷設の方法は、敷いていた古竹を取り除き、約30cm掘り下げ大栗石を入れて基礎(路床)を構築し、砂利を30cm入れて突き固めたとか。
坂の途中には砂利止めを設け、そして、道の両側には縁石として約30cm の石を、内側には24~27cmの石を据え「石畳」としたようです。
表面の石は4・5 角形のものが各辺を合わせる様に並べられ、路肩側の石は中心部のものより大きなものが使われて、その端部は直線状になっているとか。
最も外側には栗石が敷かれ排水路の役割を果たしているそうです。






ここまでくれば畑宿はすぐそこ。
今日の散策も終わりになりました。







箱根は寄木細工も有名で。
お食事処と寄木細工のお店が並んでいるます。





ここは旧街道。
ちょっとは当時の大変な思いを味わえたかな。






旧街道を出ると、すぐそこに「畑宿」のバス停が。






ここから「箱根湯本駅」までバスで移動です。
今日は連休中日ということもあって、帰りのバスが座れませんでした。
カーブが多い箱根の道を立ってバスに揺られるのは、今日のコースのどこよりも大変なのかも。

今日は2時間半のルートでした。
先日よりも短かったということでしょうけど、交通機関での移動時間がやっぱり多めなのは辛いですね。
小田原駅で乗り換えなので、何かお土産を買って帰ろうかな。
お土産といいつつ、自分だけで食べちゃったりして・・・。

乳頭山

2012-01-11 07:48:45 | 日記
明けましておめでとうございます。
とうとう新年を迎えることができました。
今年も餅つきで食べ過ぎたので、こりゃ歩かなきゃ!
なので、三が日にもかかわらず逗子葉山方面へ行ってきました。

今回は乳頭山を目指します。
なんかそそるような名前の山です。
いや、それで決めたわけでは決してない・・・んですから。


さて、逗子駅からバスで移動します。
上山口小学校行きバス、または衣笠駅行きバスで「新沢」というところで降ります。







今日はお正月ということもあってか、交通量が少ないような気もします。
空気が汚れなくていいですね!


ここからはしばらく住宅街を歩きましょう。
そばにある下山川に架かる入生橋を渡っていきます。
早速見えたのは「中高年ホームファーマー農園」。







中高年というよりは前期高齢者向けかな?
現役引退して、農作業というのもいいかもしれません。


道は細めの車道です。
旧道といってもいいかもしれません。






入生橋の下にはカモがいました。
寒そうなのはカモも同じ。







そして丁字路になるので、ここは右に。







下山川の支流の栗坪川に道中橋が架かっています。
ここが目印。






この橋を渡ったすぐの路地を左に入る・・・予定だったのに最初は通り過ぎちゃった。







それに気がついたのは、しばらく進んでから。
沿道にはスイセンが。







ススキでしょうか、なんかわからないけど・・・。







やっと戻って、目標のカーブミラーを発見。
ここかぁ。






あとは一本径みたいです。
さらに道は細くなって奥へと。


「石井牧場」の看板。
葉山牛が飼育されているんでしょうか。






さらに奥へと行くと、山道が現れます。
農道は左へと続くんだけど、今回は正面の山道へ。






やっとハイキングらしくなってきました。
左右に分かれる道は右にということで。
でもこっちのほうが細いんだけど・・・。







なんか合ってるみたい。
で、道がわからなくなるような場所に出ちゃった。
足場板が渡してあるんで、こちらでいいことは確かなんだけど。


右に行けばいいみたいです。





その先にはやはり足場板が渡されてたので、ちょっと安心。
コースは外れていなかったみたいです。






沢です。
土管が点在するので、乗り越えて行きましょう。






その先に分岐があるけど、左みたいです。
右も確かめたんだけど、なんか続いているんだか行き止まりなんだか、よくわかりません。
左ということで。






やっとコースの分岐に出たみたいです。
道標が、右手の道は「畠山・田浦」、左手の道は「仙元山・花の木公園」と教えてくれてます。







私たちは右手へと行きましょう。






次の目標の鉄塔に着きました。
いい天気なので、気温は低いけど、陽が気持ちいい!





鉄塔から二手に道は分かれますが、同じところにつながっているので、どちらを選んでもいいみたいです。
今回私たちは左手の金網の階段を降りて行くことにしました。







やがて次の分岐です。
右手の道は「上山口小学校」、左手の道は「畠山・田浦・二子山」、今来た道は「仙元山」となっています。
右手の道は寺前地区から上山口小学校バス停へと降りて行かれる道ですが、乳頭山を目指して左手へ進んでいきます。







もうここまで来ると道は歩きやすくなっています。
険しいアップダウンも少なくなって、また分岐に着きます。
ここは周囲の樹木に書かれたメモによると、右手へ戻るようにして登り気味に続く広い道は「上山口小」、今来た道は「仙元山」、左手の道は「畠山・田浦」となっています。
当然左でしょう!






次の分岐は、右手の道は「畠山・木古庭・安針塚」、正面の道は「東尾根・梅林・田浦緑地・二子山・東逗子」、今来た道は「仙元山・葉山・上山口小学校」となっています。








ここは正面へ。







やっと着きました、乳頭山の山頂。
ここは標高200mくらいになるそうです。







横須賀の辺りを眺めながらの休憩タイム。
一息入れて、さてどちらに進めばいいのかな?


先に降りる階段がありました。






階段から次の分岐まではすぐです。

道標があって、右手の道は「田浦」、正面へ降っていく道は「中尾根」となっていました。






なので、私たちは右へと進みます。






ちょっと急な岩場を降りていきます。
すぐにまた歩きやすくなってきます。


歩いやすいというのは、ホントいいですね。
軽口を言いながら、今度の分岐を目指します。


次はここ。






角にある道標によると、右手へ分かれて降っていく急坂の道は「田浦緑地」、左の尾根道は「東逗子・二子山・田浦4・5丁目」、今来た道は「仙元山・畠山・上山口小学校」となっています。
なので、左の道へ。


4・5丁目商店街を目指して行きます。
今回はショートコースにしようということで。


さて、また分岐です。
乳頭山から13分ほどの所になります。
右手は岩盤をV字形に開いた切通のようになっていて、角には道標が立っています。






それによると、右手の道は「4・5丁目商店街・東逗子・二子山・港が丘」、今来た道は「田浦梅林・仙元山」となっています。
正面に登っていく尾根道は何も示されてませんが、ひと登りした先には、送電線の鉄塔「東京南線3・4号線No.36」が立っています。
今回は右手のV字形の切通を抜けて、その先へと進んでいきます。







このコースも最初は私だけだったけど、道が広く歩きやすくなるにつれて結構ハイカーやランナーとすれ違いました。
お正月だからなのでしょうか、思ったより人がいる・・・。

次は森戸川への分岐ですが、それを見送って直進していきます。
でも、いつか行ってみたいな。

もうあとは降るだけのような道になります。

左手の道は「沼間・東逗子・二子山」、正面の道は「4,5丁目商店街、国道16号至ル」という分岐に着きます。





ここは正面へ。






次は道が右手へと分かれています。
角に立つ道標によると、右手に登っていく細い道は「白赤稲荷を経て田浦大作町」、正面の道は「沼間・港が丘・田浦4丁目」。
支柱には「馬頭観音→」の書込みがされていて、今来た道を指していました。
このまま正面に続く尾根道を進んでいきます。







やがて作業路があるという分岐につきます。
右手の道は「沼間・4,5丁目商店街・港が丘・大作町谷戸」、左手の道は「作業路」となっています。





ここは商店街を目指して右へ。







さあ、後半も残りあとわずか。

角に立つ道標によると、右手の道は「4,5丁目商店街、国道16号至ル」、左手の道は「港が丘・沼間坂上」,「港が丘展望台・沼間坂上バス停」となっています。






今回は田浦町4丁目へ向って右手の道を進んでいきます。





いくつか分岐を過ぎていきます。
道標があるので、もう迷うこともありません。








やっと下界に降りたようです。
この分岐は右。






商店街ももうすぐでしょう。






今度の道標は今までのような手作り的なものじゃなく、りっぱな案内版です。





国道16号まで10分ということで、舗装路に出てしまいました。
山歩きも終わっちゃいました。





ここらへんは空家ばかりみたいです。
昼間だからいいけど、暗くなってから来たくないなぁ。


案内板だけは親切に取り付けてありました。





横須賀線の踏切を渡って京急線のガードをくぐって。






猫に声をかけたけど、逃げられちゃった。







商店街をまっすぐに抜けると国道16号です。
バス停は右でも左でもいいんだけど、今回は左にある「池の谷戸」バス停から。







ここからは逗子駅や追浜駅へ出られるので、私たちは追浜駅行きのバスに乗り京急線で帰路につきました。



3時間半くらい歩いたかな。
寒かったけど、緑の中を歩けたのでまずまずの気分です。

まだ知らないコースがいっぱいあるので、今年も少しずつでも歩けたらと思います。
さて、次はどこへ行こう!?

箱根なんかいいかなぁ。




湯河原から伊豆山

2012-01-04 09:30:20 | 日記
2011年の年末に寒い寒いと言いながら、行ってきました湯河原散策。
今回は湯河原駅から歩いて伊豆山神社まで行ってみようということで。

朝早くから出発しようと決心はしてみたものの、早朝だと寒さが倍加するということで、それでも頑張って最寄駅に集合したのが7時。
いつものとおり大船駅まで出て、東海道線で湯河原へ。







駅を降りたら改札正面のバス通りを渡り「ようこそさがみの小京都湯河原へ」のゲートをくぐって階段を下りていきます。
ここから千歳橋を目指します。






まだ朝が早いので、交通量もそんなに多くなく、人通りもあまりなくって、最高の歩き出しになりました。


あそこに見える交差点を左に。






この道にはコンビニが何件かあるので、買出ししていきます。
美味しそうなおやつとおにぎりを買って、さて先に進みましょう。


あとは道なりに行けば国道135号にぶつかります。






千歳橋を渡ったすぐのところに「三界萬霊等 海光山 潮音寺」と刻まれた石柱があって、潮音寺への参道が。








中央の道を入っていきます。
ここが「縦走コース登山口」だということでした。
案内板があるかと思ったけど、どうやら撤去されてたみたいで見当たりませんでした。








道は舗装路で、小型なら十分通れる道幅です。
どうやらずっと登りみたい。







湯河原の温泉街を眺めながら登っていきます。
分岐があるけど、正面というか、右側の道へ。







次の目標は大きな看板・・・かな?
電波反射塔ということだけど、よくわかりません。

入口から40分くらいかかっちゃった。








ここを過ぎると道は未舗装路になります。
やっと山歩きらしくなってきました。







車も入れないような幅なんだけど、平らに均されているので歩きやすいっす。
やっぱりこういう景色も必要ですよね!







次の目標は「熱海市の水道施設」だそうだけど、ダートになってから10分くらいかな。







森の中ってマイナスイオンがイッパイっていうイメージなんです。
もうちょっと緑の中を歩きたいなと思っていると、おや分岐みたいです。








左は造成地みたいでした。
ゲートで封鎖されていたので、ここは右に行きます。


もう建物がありました。
山道も終わっちゃった。


すぐにバス通りに出ます。


また右だそうです。







ここにはペンションがあって、自販機まで置いてあります。
なんかいきなり生活圏に戻ったようで、ちょっとテンション下がり気味。

さぁ、気を取り直して先に進みましょう。

次の目標が「七尾峠」ということで、あそこの交差点を左に進みます。







「沖電気健保前」バス停がありました。
バスに乗って帰っちまおうか・・・。
いや、諦めるのはまだ早い!







せっかくハイキングコースの案内板まであるし、先に進みましょう!







普通に道路を歩くのもたまにはいいかもしれません。
エッチラ登っていくと、バス停から10分ちょっとで分岐です。






どうやら直進するみたい。
「岩戸山ハイキングコース」ってりっぱな案内板がありました。
こんな豪勢な案内板は滅多に見ないなぁ。






この道は行き止まりらしくて、バリケードで封鎖されています。
歩く分には問題ないみたいだけど。








もう未舗装路は期待できそうにありません。
車が来ないのがせめてもの救いです。


で、ここからどこまで行けばいいのかな?
この先のハイキングコースは工事で行き止まりらしいので、途中にある階段を降りるということでした。







降りた道も車は通れないようで、ちょっと安心。







静かな林道をゆっくりと下りていきます。







車止めゲートが見えました。
ここからは車道になるようです。

ここは右へ。







道標によると「伊豆山神社本宮、子恋の森公園→」だそうです。







車道なので車が来ます。
道幅はあるので、危なくはないんだけど・・・。


やがて七尾団地に着きました。
ここも分岐があるので、直進!






ここにも立派な道標が。
流石、伊豆山というか熱海は気合が違う!!







次の分岐は左に。
ここからちょっと勾配のある坂を降りていくようです。







こんな住宅街の道なんで、テンションは下がり気味。
それでも神社奥の院に期待して。








降りていくと分岐がいくつかあります。
が、下の方に神社はあるそうなので、下へと歩きます。







ハイキングコースの案内板がありました。
道は間違っていないようなので、ちょっと安心かな。







中区貯湯槽と送電線の鉄塔があります。
ここが奥の院への分岐です。







長い階段を登っていくと、








10分弱でお社に着きました。




静かでいいところかと思ったら、すぐそばに住宅が。
ちょっと残念な光景です。








それでも境内は広くなっているので、ここでお弁当タイム。
いつものように家内安全と商売繁盛を神様にお願いして。







さ、先ほどの分岐まで戻って本宮へと行きましょう。







次は「子恋の森公園」です。
入口には車止めがあるので、そちらへ入っていきます。







右手の道は本宮へ直接行けるそうだけど、公園を通って白山神社を経て伊豆山神社へと行くコースを選びました。








公園だからトイレもあるし。







トイレタイムを設けて、先に進みます。

意外なことに、ここらへんから未舗装路になります。
緑も多くなって、ちょっといい雰囲気です。

直進すれば伊豆山神社、左に行けば白山神社だそうなので、左に進みましょう。








白山神社です。








小さなお社です。

伊豆山記、走湯山記によれば、聖武天皇天平元年夏、東国北条の祭主、伊豆権現に祈願したところ、「愚行のなす所、救いに術なし、これ白山の神威を頼むべし」との神託があったそうです。
時に猛暑のころであったが、一夜のうちに石蔵谷(白山神社鎮座地)雪が降り積もり、幾日たっても消えず、病にある者、これをとってなめたところ、病苦たちどころに平癒、よって社を創立したとか。
古来、病気平癒・厄難消除の神としての庶民の信仰が厚い。
なお、社殿はこれより奥、山道を登って五百メートル余り、(徒歩約二十分)石蔵谷の岩上に社殿が鎮座するそうです。


伊豆山神社で一番のパワースポットだそうです。
ありがたや!



では、本宮に行きましょう。
山道を降っていきます。






しばらくは緑を堪能できる道です。

10分も下れば本宮境内に入ります。


社伝によると当社は当初は最初日金山(久地良山、万葉集にいう伊豆高嶺。)に鎮まり、次で本宮山に移り、更に三遷して現在地に御鎮座になりました。
一六代仁徳天皇が勅願所となされてより、二十二代清寧、三十代敏達、三十三代推古、三十六代孝徳、百五代後奈良と六朝の天皇の勅願所となり、殊に後奈良天皇は御宸筆の心経一巻(昭和二年国宝指定、現重文)を御奉納になられ、国土安穏と万民の和楽を御祈願になられております。
大正三年一月十三日、皇太子であられた昭和天皇後参拝の砌り、親しく若松一株御手植を賜わりました。今、社頭左側に亭々と聳えております。








ここでもお参りをしてと。







今日の旅もここで終わりです。
参道を降りて鳥居をくぐったら、すぐバス停です。







「伊豆山神社前」バス停から熱海駅までは目と鼻の先。
待つこと数分でバスが来て、ゆったりと座りながら駅までの時間を楽しみました。