
先日オーダーしたHyperMacが到着しました。注文を置いてから5日で届くなんて、もうほとんど国内とかわらないレベルですね。
でもこの数十分後にはこれが不良品だったことに気づくことになります。

箱はビニルで一応シュリンクされてるのですが、シュリンクをとったら所々、工場の人のものと思われる指紋がついていました。
黒い箱が逆に指紋を目立たせることになってます。
でもこの時はそんなことはたいしたことなく、早く使ってみたいという気持ちでした。

さて、
動作チェックをしようとフル充電をしたところ、iPadを認識しません! おかしいなとiPhoneをつなぎましたが同じく充電が始まらない。
AC電源コードをつないだ状態だと、充電を開始します、ってそんなん意味ないやん!
おいおい、それはないでしょうよ。。困りました。代替品を送ってきたにしても週末キャンプには間に合いそうにないです。
本体裏には検査合格を示した”PASS QC2"とかかれた緑色のシールがはられています。それでも、動きません。
先ほど、メーカーには事情説明メールを送りました。はたして、対応はいかがなものでしょうか?
追記:メーカーにクレームレターを送ったところ、返事はすぐにきました。
2-3回やりとりして、結局は、返送交換となりました。
ところが、初期不良なので全交換と思いきや、本体だけを、それも製造している中国の方に送ってくれとのこと。
そうした指示の内容も定型文のコピペみたいで無機質というか機械的な感じで。。
そういえば数年前、ポテトチップスに蚊が入ってたのを某メーカーに苦情した際、
数日で十数ページに及ぶ原因調査と写真入りの改善報告書が送られてきたときと同じような違和感を感じます。
あらかじめ想定した問題に対し、あらかじめ用意していた答えを、担当者が機械的に送りつけてくる。。
ポテチのときなんか、そういう改善を施しても蚊が入っている、その対策はどうなんだよ!といいたくなりました。
まさか私が出した苦情のために担当者が徹夜で原因追及し、対策をカラー冊子でつくったとはとても思えません。
これにいろんな種類のポテチが同封されていて、それでまあ気も落ち着き納得したわけですが(^^;
いずれにせよ書類ばかり周到に整備するISO9000的対応の裏返しなのでしょう。多分、今も同じことを繰り返してるんじゃないかな。
人間が作りし物、100%のDefect Freeを望むのはどだい無理かもしれませんが、Defectのレベルは企業努力でコントロールできるはずです。
ましてや今回のような電気的なものなど、最終の品質チェックを全数すれば防げるでしょう。結局は検査がおざなりになってるとしか思えません。
中国の製造者は適当に仕事をこなし、本国USの担当者もマニュアルに従い対応する。そういう企業文化を今回の一件で見えてきた気がします。
HyperMac、交換をしてくれるとはいえ、せっかくのキャンプ準備に水をさされてしまいました。いい社会勉強になりました。
追記(8月7日):
指定された中国の製造業者に送り返したものの、何の音沙汰も無く2週間が経過しました(>_<)
仕方なくこちらから、メールして状況説明するようにと催促したのですが。
この先、いったいどうなるのでしょう。。困った会社です。
追記(8月12日):
中国からようやく届きました。販売者である米国の担当者からの説明では、中国の製造業者が言うには、”本体は問題なく動作しており、問題は接続ケーブルにあった”とのこと。
あほらしくて話しになりません。そもそも接続ケーブルは中国には返送してなく問題のあった本体のみを送ったわけなのに。。それで返送されてきた本体をチェックしたら今度は動作しました。中国の業者はそうやって米国の販売先には、言い訳をして問題ないことをアピールしてるのでしょう。結果オーライではありますが、もう二度とココの製品は買わないと思います。
私は一度メールが帰ってきたのですが、正しく使ってください、みたいなメール文で、あきれてしまってます(^^;