天狗平を11:10分に通過したのが11:23分、そして目の前に現れたのが雪渓。かなり急だな~と思いつつ前進。雪渓は写真で見るより急勾配、ぜぇぜぇでした。
12:40分、乗鞍岳頂上~頂上という感じはなく・・・岩だらけの広い平原。
12:48分、乗鞍岳頂上から登ること数分、前方見えてきました白馬大池。
しかしテント場には色とりどりのテントが既に張られてる。想定外だ~。
ここで私は焦りましたね~。事前情報ではテント場は30張り・・・ヤバイ!
ここで女房を置いて私だけ一人ダッシュ!追い越し作戦です。
13:12分、テント場の受付で二人分1000円の支払を済まして場所確保のためウロウロ。しかし良い場所は既にあるわけもなし。
女房を待っていてもしょうがないので場所を確保してテントを張り終えた頃・・・
キョロキョロテンとあっちこっち見渡しながらやって来ました我が奥様。何においてもこれが奥様のいつものパターンです。
この日はやはり三連休、混んでたんですね~。
しばしあっちこっち散策して休憩。晩飯には早いし~しかし喉はカラカラ。
ビール飲むべ~と山荘からスーパードライ500ml缶(1本800円)を買って来て乾杯~。
飲み始めると途中で止めるわけにもいかず、結局持って来たワインを雪で冷やして夕食開始~時間は15:00、夕食ですヨ。まぁ昼食は行動食だけでしたから、痩せるね~。
飲んで酔った女房はこのあと暑いテントの中でお休みです。
私は見ず知らずの山男と山のお話、そして別の山親父が乱入して宴会突入です。
6:15分、いつまでも山談義していてもしょうがないので(私以外は山岳会所属メンバーでかなりのツワモノのようでした)、私は席を立って女房と周辺散策へ。
お花畑はハクサンイチゲ、チングルマなどなど満開でとってもキレイキレイ。
テント場では皆が思い思いの時間をノンビリ気持ち良さそうに過ごしておりました。
写真の右下には日本海まで続く縦走路「栂海新道」があるようです。
テント戻って二人で横になり反省会と明日の行動予定を話しているうちに二人とも爆睡したようです。
時間はたぶん19:30分頃、あまり寝てなかったしね~
女房は夜中に気持ち悪くて起きて吐いたそうです。単なる飲みすぎです。
4:11分。周辺は既にザワザワ・・・実際は3:30分頃には行動開始しているグループがたくさんおりまして、正直賑やかで寝ていられる状況にはありませんでした。19:30に寝た訳ですから睡眠は十分~外は寒かったですね~思わず歯がガチガチなって体に震えを感じたくらいです。
夜は月が明るすぎて星もあまり良く見えなかったな~ちょっと残念。
4:30分、朝食を済ませ、撤収~テントのフライは結露でビチョビチョ~。
撤収に結構時間かかりましたが何とか5:15分に出発。
5:31分、何故か月に向かって二人でバンザ~イ。
6:13分、雲がしたからモクモクと。その奥には八ヶ岳、そしてその右端には富士山がちょこっとだけ。この時間、槍ヶ岳、穂高、白山も見えたような。
6:14分、稜線に出たら・・・ご褒美です。白馬三山の杓子岳と白馬槍ヶ岳です。
その雄大さにしばし呆然、そしてうっとり。来て良かったな~そんな一瞬です。
6:24分、小蓮華山に続く稜線、この道を歩くんだ~気持ち良さそう~。
7:43分、小蓮華山頂到着~腹減った~。
出発のときにお湯を入れた山菜おこわと五目ごはんです。
1パックで小さなオニギリ2ケ分はあります。フリーズドライ食品の進化は凄いですね~味もそれなりです。漬物欲しかった!
9:26分、三国境でちょっとだけ休んで・・・白馬岳に向かう最後の稜線です。
9:38分、そして遂に白馬岳山頂~。
白馬大池から白馬岳山頂には標準で3時間15分、しかし・・・いつも通り我が夫婦には標準時間は全く参考になりません。
ここまで来る途中、白馬大池にテント張った登山者何人ともすれ違いました。
ほとんどの方が大池に荷物を置いての山頂ピストンなんですね~。
剣岳、立山連峰が綺麗に見えました。
山頂であっちこっち歩き回りカメラでビデオ撮って、写真撮って・・・あ~幸せ。
あとは下るだけです。
白馬山荘でトイレタイム&休憩&軽食。
宿泊しなければ見れないと思っておりました山荘の部屋をトイレついでに見ること出来ました。この宿舎の収容人数は何と、何と1200人だそうです。
稜線の分岐を左に折れて、頂上宿舎を横目に見ながらひたすら下る。急登ですね~。
途中冷たい雪解け水をガブガブ飲んで、タオルを濡らして、顔拭いて、非難小屋を通り過ぎたら・・・大雪渓だ~
猿倉からの登りはきつそうですね~軟弱夫婦には無理~そんな登山道です。
そして遂に日本三大雪渓へ。軽アイゼン装着してガスがかかった大雪渓へ心を引き締めて突入です。
落石で亡くなっているかたも多いらしく、特にガスがかかっていると雪の上を音も立てずに落ちてくるので危険とのこと。
この日も雪渓の両脇でガラガラ音がしてました。
下りはじめてちょっと振り向いたら・・・女房の姿は遥か後ろ・・・ヤバイ。
雪渓前では山岳警備隊の若いイケメンお兄さんと写真撮ってオオハシャギだった女房でしたが、さすがに歩行時間が8時間近くになると女房の足もガクガク・・・恐れていた泣きが入りました。
何とか雪渓を乗り切り、白馬尻小屋でフルーツゼリーとスポーツドリンクで休憩。
そして女房の膝にテーピングして再び下山開始。
ここからは比較的楽な登山道となりましたので、女房のザックを私が担ぎました。
最終のバス時間16:00に何とか間に合うように一生懸命でしたね~
荷物の無くなった女房、歩くのが早いこと、信じられません。
そして・・・猿倉~着いた~疲れた~。
結局山頂からのタイム(標準4時間10分)は5時間、まぁ頑張ったほうでしょう。
この日は朝の5:15分出発ですからトータル10時間15分の山歩きでした。
猿倉からはバスよりタクシーが早く来たので高崎から見えた夫婦と相乗りで駐車場へ向かいました。
4人で乗るとバスより1人150円も安いんですね~(バスは900円)。
登山の後はまず温泉。駐車場のすぐ近くにある白馬八方温泉へ。料金500円払ってちょっとだけ浸かって汗を流してあ~気持ちイイ~。
温泉のお客さんはほとんど登山客でしたね~。
白馬八方を17:00に出発、途中高速SAで食事して自宅に着いたのはピッタシ0:00。
中年親父にはちょっとハードスケジュールだったかも、まぁいつもの事だからね~。
ビール飲んで日本酒のんで爆睡しました。おつかれさん!
頂上テント場にテント泊して槍ヶ岳、杓子岳行きたいね~
白馬岳のお花に・・・続く!