2月4日(日)市立川口高校吹奏楽部レギュラーコンサート開催30周年
川口総合文化センター・リリア・メインホール
【曲目】
Ⅰ部 シンフォニックステージ "響き"
ボクック/友愛のファンファーレと聖歌
ワーグナー/歌劇「ローエングリン」~エルザの大聖堂への行列
リード/エル・カミーノ・レアル
Ⅱ部 ポップスステージ "華やぎ"
東海林 修/ディスコキッド
民謡メドレー
ハワイアン・沖縄メドレー
プリマ/シングシングシング
コンティ/ロッキーのテーマ
Ⅲ部 スペシャルステージ "響華"
リード/アルメニアンダンス パートⅠ
チャイコフスキー/大序曲「1812年」
【アンコール】
プッチーニ/歌劇「トゥーランドット」~誰も寝てはならぬ
リード/アルメニアンダンス パートⅠ~終曲
【演 奏】
市立川口高校吹奏楽部卒業生による100人の吹奏楽団
賛助出演:栄二打楽團
指揮:小野晃裕、大野佳男、小川明彦、藤井博、信国康博
ちよちゃんが出演するということで娘を連れて出かけた久々の吹奏楽のコンサートは市立川口高校の過去30年に渡る卒業生が集まっての演奏会。卒業以来始めて楽器を手にした人も多かったそうだが、3時間半にも及ぶこれだけのボリュームあるプログラムを聴き応え十分の演奏で楽しませてくれた。
市立川口高校の吹奏楽部は吹奏楽コンクール全国大会の常連になるほどの実力団体ということで、高校時代にそれだけ集中して打ち込んで身につけたものというのは何年たっても体に染みついていてるんだなと感じた。自由に伸び伸びと演奏して、音はしなやかで活き活きとして聴くものにハートが伝わってくる。「久々に古い仲間が集まって楽しくやればいい」というお祭り気分だけで終わっていないどころか、高校時代より味が出て、また一層うまくなったんじゃないか?と思ってしまう。
「ローエングリン」などでの安定した美しい響きは絶品だし、「エル・カミーノ・レアル」の各パートでの見事な息の合わせと合奏力にも感動。ポップスステージでの各楽器のソロも実に上手い。シングシングシングのドラムスのリズム感や軽やかな撥さばきに惚れ惚れとしていたら、長いソロでこれでもかというほどの凄い演奏に驚嘆!プログラムを見たらこの塚田吉幸さんは東響やサイトウキネンで活躍するプロだった。こういう人達を輩出するここの吹奏楽部はただものではない。
「民謡メドレー」では地元の和太鼓チームが共演して、目の前で迫力満点の和太鼓を披露してくれたのもすごかった。「沖縄メドレー」での「さとうきび畑」、「島唄」、「涙そうそう」といったメロディーが心に沁みる。
長年顧問を務めていたという信国氏の指揮で演奏した第3部のリートの「アルメニアンダンス」はこの臨時卒業生バンドの実力が更に発揮された。合奏力、充実した響きもすごいし、熱気や躍動感もそのまま演奏に反映される。序曲「1812年」はもうその止まらない勢いで押し切ったという感じ。とにかく驚いた。
アンコールの1曲目、荒川静香の曲の盛り上がりもスゴかった。
昔の仲間が100人も集まり、こうした立派なホールで立派な演奏ができ、お客も心から楽しめるコンサートができるというのは幸せだ。みんなそれぞれに苦労して時間を作ってこの日のために練習を重ねたということだが(殆どぶっつけ本番の人もいたそうだが…)、音楽をする喜びを分けてもらった気がした。
川口総合文化センター・リリア・メインホール
【曲目】
Ⅰ部 シンフォニックステージ "響き"
ボクック/友愛のファンファーレと聖歌
ワーグナー/歌劇「ローエングリン」~エルザの大聖堂への行列
リード/エル・カミーノ・レアル
Ⅱ部 ポップスステージ "華やぎ"
東海林 修/ディスコキッド
民謡メドレー
ハワイアン・沖縄メドレー
プリマ/シングシングシング
コンティ/ロッキーのテーマ
Ⅲ部 スペシャルステージ "響華"
リード/アルメニアンダンス パートⅠ
チャイコフスキー/大序曲「1812年」
【アンコール】
プッチーニ/歌劇「トゥーランドット」~誰も寝てはならぬ
リード/アルメニアンダンス パートⅠ~終曲
【演 奏】
市立川口高校吹奏楽部卒業生による100人の吹奏楽団
賛助出演:栄二打楽團
指揮:小野晃裕、大野佳男、小川明彦、藤井博、信国康博
ちよちゃんが出演するということで娘を連れて出かけた久々の吹奏楽のコンサートは市立川口高校の過去30年に渡る卒業生が集まっての演奏会。卒業以来始めて楽器を手にした人も多かったそうだが、3時間半にも及ぶこれだけのボリュームあるプログラムを聴き応え十分の演奏で楽しませてくれた。
市立川口高校の吹奏楽部は吹奏楽コンクール全国大会の常連になるほどの実力団体ということで、高校時代にそれだけ集中して打ち込んで身につけたものというのは何年たっても体に染みついていてるんだなと感じた。自由に伸び伸びと演奏して、音はしなやかで活き活きとして聴くものにハートが伝わってくる。「久々に古い仲間が集まって楽しくやればいい」というお祭り気分だけで終わっていないどころか、高校時代より味が出て、また一層うまくなったんじゃないか?と思ってしまう。
「ローエングリン」などでの安定した美しい響きは絶品だし、「エル・カミーノ・レアル」の各パートでの見事な息の合わせと合奏力にも感動。ポップスステージでの各楽器のソロも実に上手い。シングシングシングのドラムスのリズム感や軽やかな撥さばきに惚れ惚れとしていたら、長いソロでこれでもかというほどの凄い演奏に驚嘆!プログラムを見たらこの塚田吉幸さんは東響やサイトウキネンで活躍するプロだった。こういう人達を輩出するここの吹奏楽部はただものではない。
「民謡メドレー」では地元の和太鼓チームが共演して、目の前で迫力満点の和太鼓を披露してくれたのもすごかった。「沖縄メドレー」での「さとうきび畑」、「島唄」、「涙そうそう」といったメロディーが心に沁みる。
長年顧問を務めていたという信国氏の指揮で演奏した第3部のリートの「アルメニアンダンス」はこの臨時卒業生バンドの実力が更に発揮された。合奏力、充実した響きもすごいし、熱気や躍動感もそのまま演奏に反映される。序曲「1812年」はもうその止まらない勢いで押し切ったという感じ。とにかく驚いた。
アンコールの1曲目、荒川静香の曲の盛り上がりもスゴかった。
昔の仲間が100人も集まり、こうした立派なホールで立派な演奏ができ、お客も心から楽しめるコンサートができるというのは幸せだ。みんなそれぞれに苦労して時間を作ってこの日のために練習を重ねたということだが(殆どぶっつけ本番の人もいたそうだが…)、音楽をする喜びを分けてもらった気がした。
涙が溢れます。