『今日の一冊』by 大人のための児童文学案内人☆詩乃

大人だって児童文学を楽しみたい、いや、大人こそ読みたい。
ハッとする気づきのある絵本や児童文学をご紹介♪

「今」にフォーカス

2016-04-05 09:09:05 | 徒然


(母が)待ちに待った新学期がやってきました!やった~
ほーんと、学校があるってありがたい

実は週末に久々の長男どっか~んがありました。夫がいたから多分まだマシっだったけれど、あの破壊エネルギーで発電できないものだろうか・・・といつも思う。長男がどっかーんするとですね、私も一種のトラウマになってるので、またあの悪夢の時代に戻っちゃうんじゃないかという思いが一瞬頭を駆け巡るわけです。でも、次の瞬間、「違う違う!“今”を見なくちゃ!」と正気に戻ります。

つい思っちゃうんですよね~。「やっぱり元のままだった」「新学期始まってまた荒れたらどうしよう・・・」って。でも、それって過去と未来にフォーカスしてる。意識が過去と未来にいっちゃってて、「今」に意識がいない。確かに「今この瞬間は荒れてる」かもしれないけれど、次の瞬間の「今」はもう違うかもしれないんですよね。それが、ちゃあんとできるのが子どもたち。だから、長男がどんなに荒れようと、次男三男はへいっちゃらなんです。すごいなー。

あるカウンセラーの方に「(長男くんが)このままで将来不安になりませんか?」と聞かれました。「なりません!」と即答しました。不安になっていた時期もあったけれど、なーーーーんにもいいことなかった。不安に思う、将来を心配することは、つまり「あなたのこと信頼できない」眼鏡をかけて今目の前にいる子を見てるってことなんです。子どもは敏感にそういうの感じ取るから、母の期待通りに「どうせ俺は悪いんだ」とどんどん悪い方向に行ってくれたんですよね。まさに期待通りに。
「このまま荒れたのが続いていったらどうしよう」そういう思いを捨てました。
「荒れるの(怒り)が悪い」という思いも捨てました。
それより、「今」を楽しむことに集中しようって切り替えたんです。そしたら、長男は爆発はするものの、すぐ鎮火するようになりました。次の瞬間にはケロッともうニッコニコです。
怒りを抑え込まないって大事なんだなあ、と痛感。そして、将来は「今」の積み重ねだから、「今」を大事にしてれば、自ずといい方向にしかいかないってこと、身をもって実感したんです。だから、専門家に向かってここは自信をもって反論しちゃいました。大体心配って相手に対して失礼だなー、って。子どもは自分自身で立ち直る力持ってるのに。向き合わない、放任っていう意味ではありません、念のため。

そんなわけで、通報されるレベルのどっかーんを起こして悪態つきながら出かけて行った長男でしたが、帰宅してきたときには嫌な気持ちをお互い引きずらないようにしよう、と仲直りのケーキを焼いてみました。うん、美味しいものの力は偉大なり

あるママの名言。「カードとかもらってもちっとも嬉しくない。やっぱり食べ物じゃなくちゃ嬉しくない。食べ物には愛がある。命をいただくんだよねえ」って。まあ、前半の「カードもらっても嬉しくない」にはオイオイってツッコミ入れたくなりましたが。言葉に頼り過ぎ、言葉にとらわれ過ぎの私たちだけれど、食べ物は言葉じゃない愛情表現があるんだなあ。

というわけで、谷戸の春の草花をちょっと分けてもらって、リングケーキでお出迎え。もちろん、長男ニッコニコ
おいし~い。幸せっ。新学期も「今」の瞬間の幸せをいっぱい積み上げていきたいです♪

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