毛唐もすなるブログといふものを

日本男児もしてみむとてするなり

小泉内閣改造

2005-10-31 14:30:37 | 人権擁護法案
政調会長には中川秀直が就くみたいです。中川といえばいわずと知れた人権擁護法推進派であり広島県の恥です。これは人権擁護法成立に向けての地ならしではないか、そう考えます。与謝野は創価の票で議員に返り咲いたという負い目があれどまだいくばくかの良心が残っていたように思いますが、中川にはそもそもの良心のかけららしきものもない。こんなものが政調会長に就けば人権擁護法案は自民党の党内手続きもそこそこにあっという間に了承されてしまうに違いありません。自民党の党内手続きで反対派が敗れれば委員会、本会議でそれを覆すのは極めて困難というか不可能です。民主は人権擁護法案に賛成議員が多いというのもありますが、自民党執行部が正式な党の決定を経たとして党議拘束をかければ自動的に成立してしまうからです。先の郵政選挙で自民党内の人権擁護法案反対派の主力は党を追い出されたり落選したりして最早党内にいません。そして執行部に逆らう者は政治的に抹殺される危険のある現在の自民党において、追い出された反対派に続く者が現在の自民党の中から出てくることはほとんど期待できません。危うし日本の自由。

【追記】
安倍晋三官房長官誕生だそうです。これで拉致関係にも少しは動きが出るかもしれません。人権擁護法案についても閣議の議事進行役なのだからそこで抵抗してもらいたいですね。

【再追記】
麻生太郎が外相に就任しました。これは個人的には驚きです。小泉首相はこういうところが上手いんですね。早速國代替施設で國問題が終息するのかと述べたとか。この方カトリックですが國には参拝きているようです。カトリックにはの政治家にはその他に山谷えり子参議院議員がいます。現在の日本カトリック教会は極左と親和性が強いのですが、伝統的カトリックはそうではないのです。例えば戦後國を焼き払えという意見に強硬に反対したのはカトリック神父だったといいます。

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