毛唐もすなるブログといふものを

日本男児もしてみむとてするなり

現代の侍

2005-11-09 23:33:06 | 日本男児
アルベルト・フジモリは現代の侍である。彼は志半ばで政変により失脚し日本で亡命生活を送ることとなった。彼にはこのまま日本で安全に余生を送るという選択も可能だった。しかし彼はそれをしなかった。ペルーには今フジモリを待っている人々がいる。彼らを見捨てて安全な日本で余生を過ごすなど彼には到底考えられないことだったに違いない。今回の行動は成算があってのものなのかどうかは分からない。しかしここで行動を起こさなければペルー社会における日系人の評価は暴落しかねない。先祖の築いた日系人の評価を貶めることは断じて許されない、そして何よりペルーの貧民達を救いたい。そういう情念が彼を突き動かしているのだとわたしは信じる。だからわたしはフジモリがペルーに引き渡され死刑になったとしても彼の行動を支持する。それによって日系人の名誉は守られるからである。決して犬死ではない。アルベルト・フジモリはまさに現代の侍である。

恥知らず

2005-11-08 23:11:39 | 日本男児
現在の日本人の豊かな生活は自分「だけ」で築いたものではなく、それは御先祖様の努力の積み重ねという財産の上に初めて実現できたものに違いない。また日本人が海外、ことに西洋世界に出て行ったとき有色人種の中では比較的侮りを受けにくいのもご先祖様の築いた歴史、文化といった遺産あってのことだろう。

しかし世の中にはそういうことに無頓着にああでもないこうでもないという者が多過ぎると思う。ご先祖様の遺産を十分享受して生活しながらそれに気付かず不平不満ばかり口にし、ご先祖様の遺産の破壊に精を出しそれを生きがいにする。正真正銘の阿呆である。

ご先祖様の遺産でいい生活をしながらそれを子孫に受け渡そうという気がさらさらない。こういう人たちを日本語では恥知らずという。



そしてわたしもその一味もどきであることをこころより恥じる。

皇室典範改正を巡る動きから分かること

2005-11-07 23:11:56 | 皇位継承問題
今次の皇室典範改正を巡る動きは國参拝に関わらず小泉首相がサヨクであり、また、小泉改革が官主導であることを示しています。小泉首相が保守的であり自分で物事を考える人物ならこういう動きには到底ならないでしょうから。

現在の官僚のトップは全共闘世代であり「革命ごっこ」の続きを意識的か無意識的かは知らないけれど継続している可能性が濃厚です。言うまでもなく今議論されている皇室典範改正は一種の革命ですから、彼らがそういったことを推進するのはある意味自然な流れです。そして根が心情サヨクの小泉首相はこれに異を唱えないという構図なのでしょう。

現在の若手・中堅官僚はアメリカ帰りのアメリカかぶれであり、次官局長級官僚は全共闘世代であり「革命ごっこ」が大好きです。そういう官僚機構がアメリカの指令や昔のノスタルジーに基づき「小泉改革」の内容を策定し、それを小泉首相が政治的に実現しているわけです。

それにしても皇室典範を合理的にいじろうなど傲岸不遜です。皇室典範は伝統を法制化したものですから、現代に生きる人間がその悪い頭で自由にいじることが許されるわけがありません。それはあくまで伝統が優越的地位を主張できる場なのです。

≪参考資料≫
※皇室典範改正案 通常国会提出慎重論も《産経》

キムチフン争

2005-11-06 23:03:15 | 支那、韓国・朝鮮
支那と韓国がキムチをめぐってフン争をしているようです。何でも支那産キムチから寄生虫卵が検出されたと韓国が発表し、それに対して支那がお前のところもクソまみれと反論したとか。それらのキムチは日本にも輸入されているらしいので我々も黙っていられません。何が悲しゅうて支那人のクソにまみれたものを口にせねばならないんだ!

そもそも支那は人が多過ぎで食料も多量に必要なれど金はく、そこで農業に人のフンを多用していることは考えてみれば当然です。わたしも海外のドキュメンタリー番組でそういう光景を見たことがあります。しかも日本のように肥溜めで醗酵させるというプロセスを経ずに畑にばら撒いていました。それいらいわたしは支那野菜等を手に取ろうと思わなくなりました。

さらに農薬や公害による汚染などはより深刻な問題です。クソを撒いても寄生虫以外にあまり問題はありませんが農薬や公害等の化学物質汚染は健康を蝕むからです。ついでに言えば、反日教育の徹底した支那人は日本向けだとすると何をしでかすか分かったもんではありません。日本人が文句を言えば政治的に圧力を掛ければいいくらいにしか思ってないはずだからです。

そういうこともあって我が家では支那野菜はご法度です。更に外食産業でも当然使われているはずですから、然るべきお店以外ではまず外食はしません。何が悲しゅう手支那人のギョウチュウをわたしも飼わねばならんのだ?とおもうからです。自己責任、自己防衛しているわけです。本来そういういかがわしい野菜は日本政府がしっかり検査し情報公開すべきなのですが、圧力に弱い日本の官庁ですからしょうがありません。



社説:キムチ紛争 カッカせずに冷静な解決を《毎日》

鳥取県人権条例にアカピーはもちろん賛成

2005-11-05 00:00:00 | 人権擁護法案
人権擁護法案に大賛成するアカピーが鳥取県人権条例に賛成するのはごもっとも。アカピーにとっての人権関連法制の問題点は基本的には「マスメディア条項だけ」で、それさえ修正されるなら庶民のことは知ったことではないわけです。それどころか自分達の指導に従わないネット言論に苛立ってそいつらが潰されるなら大賛成という始末。それほど自分らの言論に自信がないのでしょう。自由競争には到底堪えられないわけです。「思想の自由市場」という古典的観念をアカピーはもう一度噛み締めるべきだとおもいます。自分らこそが「改革を拒否する聖域」「既得権益の牙城」となっていることにさっぱり気付いてないようです。

≪参考資料≫
※鳥取人権条例 きめ細かい救済に生かせ《アカピー》

出番ですよ

2005-11-04 13:19:27 | 皇位継承問題
寛仁親王が女系天皇に反対する意見を発表した。よくぞ言ってくれた。この女系容認の流れをせき止めるには、宮家出身者やそれに連なる家柄の人間がメディアに露出して大衆を啓蒙するのが一番だ。それがそういう伝統ある家柄に生まれた者の使命だとおもう。伝統の力でサヨクを吹き飛ばすのだ。それも出来ないような出来損ないどもにはさっさとそういう特権的身分を棄てて正真正銘の平民になるべきだ。

≪参考資料≫
※ 三笠宮殿下の「皇室典範改正案」批判文書(昭和21年)発掘《國民新聞》

自民党の議員処分基準は首相の私怨

2005-11-03 11:42:15 | 改革狂騒曲
亀井静香の実兄である亀井郁夫参議院議員が自民党からの離党勧告を不服として再審査を請求しました。当然です。亀井郁夫氏は請求の理由として「選挙前には郵政民営化法案への党議拘束はかかっていなかったから党議拘束違反はないこと」、「広島6区には自民党公認候補は出馬していないから亀井静香氏を応援したことは自民党への選挙妨害にあたらない」の2点を挙げています。

まず「党議拘束がかかっていたのか否か」という点です。これまでの慣例では全会一致だった総務会において多数決に突如変更し、さらに総務会のメンバー内では多数決にも負けるので執行部の人間を総務会に送り込んだ手法は手続き無視も甚だしいものがあり、党議拘束の根拠を欠くと考えるのが妥当です。選挙での民意はこの場合関係がありません。なぜなら民意は民主主義であり手続きは自由主義に属するものだからです。もっともこの点は裁判所に訴えても審理してもらえない性質のものですから(確立した最高裁判例)、現在の自民党にこの点を訴えても無駄です。しかし、小泉後を睨めば十分意義深い問題提起でだと考えます。筋を通す姿勢を忘れては政治家失格ですから。
つぎに「選挙妨害」の点ですが、これについては明らかに自民党がおかしいわけで、多言は要しないところでしょう。

今回の自民党の処分については基準が不明確だというのが大方の一致した見方です。選挙前に潔く離党届を出した亀井静香氏や綿貫民輔氏などを除名処分にする一方、離党せず無所属で自民党議員と対決し特別国会でも反対票を投じた平沼赳夫議員を離党勧告に留めたことがその典型です。いや、自民党の基準は一応明確にも見えます。その基準は、
1.特別国会の首班指名で小泉純一郎と書かった者は除名、
2.先の通常国会で郵政民営化法案に反対票を投じた衆議院議員と今回の特別国会で賛成票を投じなかった者は離党勧告、
ということのようです。衆議院と参議院で処分を使い分けているところにまずご都合主義が現れておりこれは毎日などが社説等で指摘していることろです。さらに平沼赳夫衆議院議員のように特別国会でも反対票を投じた者と選挙結果を受けて賛成へ転向した衆議院議員を同じ離党勧告にした点はご都合主義というより不可解です。確かに選挙前に自発的に離党しない場合は重い処分にすると自民党執行部は繰り返して来ましたから、その点で一律処分は筋が通っているようにもおもえます。しかしそれなら自発的に離党した亀井静香氏や綿貫民輔氏らの処分の方がどうして重いのでしょうか。

結局、今回の処分を含めた一連の政治劇は、アメリカの意思と創価学会の意思を抜きにしては説明困難だとおもいます。創価学会は余程亀井静香氏や綿貫民輔氏のことが嫌いのようです。

≪資料≫
※亀井郁夫議員が再審査請求 離党勧告処分に不服 《産経》

※自民党:野呂田氏、除名処分 「後悔していない」支持者ら複雑な思い《毎日》

有識者会議

2005-11-02 17:16:30 | 皇位継承問題
喫緊の課題に適切に対処するのも政治ですが、長期的課題に予め手を打っておくのも政治です。そして何がそういう課題であるかは政治的立場により往々にして異なるものです。たとえば、アカピーのいうところの「アジア外交」は彼らの目には喫緊の課題に映るのでしょうが、保守派の目には「あるべき東アジアの秩序構築」に向けての長期的課題と映るわけです。

政治課題に対処する場合多用される手段として諮問委員会とか有識者会議とかというものがあります。政治が官僚主導との批判をかわす手段として、中立な専門家の意見を装って政府の意見を通すための隠れ蓑として多用される手段です。こういう委員会等の結論は最初から決まっていることが大半です。委員を政府が任命するのだから政府に都合のいい人物を集めるに決まっているからです。この度の皇位継承を巡る有識者会議もその例でしょう。つまり皇統に女系を認めるというのが小泉内閣の方針ということです。

それにしても皇統の維持は長期的課題であり早急に結論を急ぐべき性質の課題ではないはずなのに、政府は結論を急いでいるようです。つまり政府は皇位継承問題を喫緊の課題と考えているようです。皇位を継ぐ者に帝王教育を受けさせるためにはそうしなければならないということなのでしょうか。しかし帝王教育を受ける受けないよりも日本の皇統をいかなるかたちで維持するかの方が余程重要なはずです。それに比べれば帝王教育云々は吹けば飛ぶような問題に過ぎません。そしてあるべき皇統の維持を議論するためには有識者会議が「日本民族の伝統を踏まえそれに精通した者による日本民族の常識を探る会議」でなければなりません。それが有識者会議というものでしょう。然るに素人目から見てもいかにもこの手の問題に関しては素人の寄せ集めに映ります。皇統を議論すべき真の有識者に入られてはまずい理由でもあるのでしょうか。

それはともかくこの問題の淵源は戦後アメリカが埋め込んだ時限爆弾にあります。宮家を解体し側室を認めなければいずれ皇統断絶の危機が来ることは目に見えたことだからです。さらに今上天皇はアメリカ人家庭教師の教育の影響かどうだか知りませんが恋愛結婚というものにこだわりがあるようで、それを皇太子の結婚にまで及ぼしたことがこのような事態を招いた一因となった面は否定できないとおもいます。皇統を継ぐべき男子が結婚に際して考えるべきことは、一にも二にも皇統の維持でそれ以外にはありません。そのためには男子の生まれやすい家系の若い女性と結婚するのは当然でした。しかしそれをしなかった。地位に伴う自覚に欠けること甚だしい。そういう身勝手が皇統を絶やす危険の一因になったことを皇太子は深く自覚すべきでしょう。

アジア外交の手痛い停滞?

2005-11-01 14:54:56 | 國神社・政界再編
アカピーをはじめとするサヨッキーは「アジア外交の打開」が大好きです。「アジア外交の打開」がなければ夜も日も空けないといった勢いです。わたしにはさっぱり理解できないことです。もっともわたし如きに外交の秘儀が分かるわけでもなく、もしかしたら「アジア外交の打開」が日本国の存立にとって火急を要する重要事なのかもしれません。そうならそうとアカピーはじめとするサヨッキーはその根拠、外交の秘儀を詳らかにする必要があります。何たって我が日本国は「国民主権」の「民主主義国家」なのだから。しかしアカピーの紙面を目を皿のようにして読んでみても、穴が開くほど凝視してみても、そのような理由はどこにも書いてありません。書いてあるのは「何年も首脳の往来がないのは異常だ」とか「友好を促進しなければならない」とかといったお題目ばかりです。僅かに「経済関係がこれほど密接になってきたからには日支友好関係維持は国益である」といったことが実質的な理由のようです。いつからアカピーは資本家の手先になったのでしょうかと小一時間問い詰めたくなるような理由です。

わたしの浅薄な見方によれば、「アジア外交は停滞している」のではなく「ダイナミックに動き出している」のです。第二次世界大戦処理の枠組みが明らかに変動しつつあるからです。冷戦の終結によりユーラシア中西部で起こった変動が東部にも及んできたということかもしれません。第二次世界大戦処理の枠組みに安住したい支那、朝鮮・韓国や国内サヨクはその維持に懸命になり、一方日本常民はその枠組みが崩れるのを歓迎するという構図です。もちろん現在の多くの常民が一方的に歓迎しているのではないことも事実です。多かれ少なかれ変化に対して不安を抱くのは当然だからです。根本的に争いを好まない日本民族の本質の反映でもあります。しかし、ことは日本民族の内部に留まるものではありませんから、嫌でも時に争い、時に我慢比べをしながら機の熟するのを待つしかありません。そういう観点からすれば麻生外相、安倍官房長官という布陣はなかなか適切です。アカピーが発狂せんばかりになるのも頷けるところです。

そもそも日本は戦前からアカピーにミスリードされ続けてきました。戦後はアカピー&社会党という最凶タッグとなりミスリードを継続してきました。誰が言ったか「アカピー&社会党と反対のことを言っておけば大概正しい」。戦後の歴史はそのことの証明の歴史でもあったとかなかったとか。それはそうと、小泉内閣が米国ブッシュ政権の信任あついというかその忠犬の如き政権であることは商法の大改正、郵政民営化、竹中偏重などを通じて明らかです。その小泉内閣がこのような内閣の布陣を敷いたのは、米国が國に関して干渉しないことの現われでもあります。米国にとって日本の利用価値が変化したことの反映ではあれど、米国が東アジアにおける第二次世界大戦処理の枠組みを、米国の利益に反しない限度で変更を認めているということです。この機を逃さず21世紀の東アジアの秩序を築かねばならないとおもいます。それをしないことこそ「アジア外交の手痛い停滞」というべきです。