想い出のモスグリーン

高知のリハーサルスタジオ【プレイヤーズラボ】の店主のブログです。

つぎの誰かに 愛されてあげなさい

2016-04-20 15:45:09 | ズバババ盤
1978年10月19日、TBSの音楽番組『ザ・ベストテン』の今週のスポットライトというコーナーに登場した八神純子。その時、『みずいろの雨』を聴いた僕は即、ファンになってしまったのです。中学2年生でした。
去年は30数年振りに高知へツアー(CONCERT TOUR 2015~あなたの街へ~)で回って来たので観に行きました。凄く良かったので翌月、兵庫(billboard Classics 「八神純子 プレミアム・シンフォニック・コンサート」)へも観に行きました。熱烈なファンではないかも知れませんが、そこそこにはファンを続けておるのです。

さて、たくさんあるベスト盤の類とシングルを除いて、スタジオアルバム、ライブアルバムは全部持っていますが、好きな曲は何かと言って1曲を絞り出すことはできません。たくさんの名曲があるのです。
ですが、初めて聴いた時に凄く印象に残った曲があります。


ディスコメイト時代の最後のスタジオアルバム『FULL MOON』に収録されている『抱きしめてあげる』という曲です。正確にはこの曲の歌詞の一節です。

つぎの誰かに 愛されてあげなさい

もちろん文章として意味は分かりますけど、個人的にはあまり聞かない言い回し。
「愛してもらいなさい」ではなく「愛されてあげなさい」。歌詞全体を見た時に、ここが絶妙な感じで素晴らしいです。
これはシンガーソングライター・八神純子自身ではなく、職業作詞家の山川啓介が書いた歌詞。詳しくは知らないですけど、スペクトラムの『SUNRISE』や、いずみたくシンガーズの『帰らざる日のために』等、山川啓介が歌詞を担当した中には好きな曲も多いです。

ところで、僕がCDを聴くのは、夜、布団に入ってからヘッドホンを装着して、眠りながら聴く事が圧倒的に多いです。その時に、割と頻繁に聴いてるのが八神純子であり『FULL MOON』なのです。
ですから僕が、「つぎの誰かに 愛されてあげなさい」と言って、このCDを手放すことはないでしょう。
次の誰かさんは、↓こちらでどうぞなのよ。


FULL MOON
キングレコード
キングレコード


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