想い出のモスグリーン

高知のリハーサルスタジオ【プレイヤーズラボ】の店主のブログです。

新・サトミさんの足元

2016-06-21 10:00:25 | pedal board maniacs
昨夜、サトミさんがアルパカスの練習のため来店したのは、予約時間よりも大分早かった。
僕は表の自動販売機でいつもの缶コーヒーを買っているところだった。
店内に戻り缶コーヒーを開け、サトミさんがギターやアンプ、エフェクターケース等をロビーに運び入れるのをしばし眺める。
サトミさんは運び終えると、店内に響き渡る元気な声で、使用エフェクターが増えたと喜びの報告をしてきた。他のメンバーはまだ来ていない。

なるほど…
どうやら僕は、この青年のマインドコントロールにより、またもや彼の足元についてのブログ記事を書かねばならぬようだ。ガッデム。



以前紹介した記事をおさらいした後で、現在のペダルボード内を見渡すと、2つのアイテムが増えている事が分かる。



まずボード内の手前右端に設置されているのは、MXRのmicro ampというクリーンブースター。
アルパカスのオリジナルメンバーだったTさん宅に、最近バンド仲間達と一緒に遊びに行ったサトミさん。その時、埃をかぶっていたmicro ampを見つけたのだ。
現在はバンド活動をしていないという持ち主のTさんに向かって、「(エフェクターが)僕を鳴らしてよ」と言っているぞと迫り、まるで良い事をしてるかのような態度で、自分のペダルボードに並べてしまったのである。
Tさんがどういう気持ちだったかは知る由もない。だが、Tさんにとってサトミさんは、大学時代の軽音サークルの後輩でもある。当時、先輩として「Red Hot Chili PeppersのCan't Stopが弾ければギタリストとしてOK」というアドバイス以外、サトミさんに何も教えなかったことの代償なのかもしれない。

さておき、サウンド面に関しては、サトミさんは「バッチリ」と満足気な様子だが、バンドメンバーのセキさんは「耳につく」と苦言を呈していた。



もう1つはペダルボード奥の中央よりやや左に設置した、MAXONのパワーディストリビューター、PD-01。これもまた、Tさんから貰ったものである。
大部分のエフェクターへの電源供給を、Iguana Tail Loop 2からPD-01チェンジしたようだ。



「後はスイッチャーのLOOP 3のスイッチの周りに青いテープを貼れば完成!」とサトミさんは締めくくった。


ゲットマシンみたいでウケる。

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