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新たなモーツァルトのト短調交響曲が発見(発掘)された!

2015年07月08日 | 音楽の素晴らしさ

モーツァルトの短調の曲は名曲が目白押し と言われるように、華麗で明るく軽快なモーツァルトの作風の中で、異色を放つ数少ない短調の曲には、名曲が多くあります。

ハイドンやモーツァルトが活躍した 古典派 は長調の曲が多く、41曲作られたモーツァルトの交響曲の中で、短調の交響曲は第25番と第40番の2曲だけしかありませんが、たった2曲しかない短調の交響曲(いずれも ト短調 )は、現在でも、世界各国で盛んに演奏されている名曲です。

そして、今、新たに第3曲目のト短調の交響曲が発見されて ‥‥‥

というのは、ごめんなさい。 全くの嘘です。

「この曲の作曲者は誰だと思いますか?」

音楽を聴いていただき、クイズを出せば、きっと8割~9割の方が、「モーツァルトの曲?」 と回答される曲があります。

あまり有名でないので、聴かれたことのない方も多いと思いますが、同じく ト短調 の、ハイドンが作曲した交響曲第39番です。




Joseph Haydn / Symphony No. 39 in G minor (Solomons)

(このYouTubeのリンクがいつまで続くかわかりませんが、載せておきます)

聴いていただければ、解っていただけると思いますが、物凄い名曲 です。

そして、モーツァルトの 2つのト短調の交響曲を彷彿させる 素晴らしい曲で、クイズの例を出したように、モーツァルトのニ短調の交響曲にとても似ています。

どうして、似ているのか‥‥

その理由は

モーツァルトがハイドンの交響曲第39番に 多大なる影響を受けた からです。

1773年に17歳の若き天才作曲家のモーツァルトにより交響曲第25番(ト短調)が作曲される8年前にハイドンの交響曲第39番(ト短調)が作曲されました。

この偉大なハイドンのト短調の交響曲を(どこかのタイミングで)聴いた若きモーツァルトは、短調の交響曲はこれほどまでに素晴らしいものなのか と大きな感銘を受けて作曲されたのが、モーツァルトの交響曲第25番だと言われます。

楽曲の知名度の差により、ハイドンの交響曲が、あたかも(2曲の)モーツァルトのト短調に似ているかのように言われますが、実際は逆です。

モーツァルトの2曲のト短調の交響曲が ハイドンの交響曲第39番にソックリ なのです。

もしも‥‥の話をすれば、ハイドンが交響曲第39番を作曲しなければ、モーツァルトの偉大な2つのト短調の交響曲は世の中に生まれなかったのです。

是非、お時間が許す時に、一度、聴いていただき、若き日のモーツァルトと同じ 感動と興奮 を共有していただければと思います。



( 続く )




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