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DoaU450日目_Part2_肉じゃが

2010-05-28 09:55:17 | レシピ
イスラム圏では豚を食べないし、欧米人はタコを食べない。
文化が変われば食べるものは変わる。
日本では出汁に使われたり、佃煮にされたりする昆布。
ロシアでは海のゴミと言われ、日本人が食べることが不思議らしい。
グルタミン酸が豊富で旨味が多いのにねえ。

弁当がヘビー過ぎた。
だけれど、ついでに買ってきたのが塩ガーリック味の唐揚げ。
1.2円@1gという値段が安いんだかどうだかわからんけれど、
定価を消して、赤インクで値段を書き直してあったから安いんだと思う。
もちろん、大根を消費するためである。



かっれぇ!
嫁さんと2人で絶叫する、辛いのは唐揚げではない、大根である。
この大根、最初は鶏もも肉とともに火を入れた。
2回目、湯豆腐風にした時は嫁さんがあらかた大根おろしは食べていた。
だから、この大根の恐ろしさを知らなかった。
さっぱりとはするけれど、大根の辛さで口腔が痺れる、いや、ホントに。

ただ、大根と唐揚げだけで晩ごはんとはありえない。
野菜はほぼ無くなっているけれど、ニンジンとタマネギ、ジャガイモがある。
和風のカレーは作れるな、そう思うけれど、
嫁さんが昼にカレーをよく食べている。
しょうがないよなあ、しかも前日、湯豆腐風のものを作った出汁がある。



ほぼ昆布、つまりグルタミン酸そのものの味。
これじゃ無理だ、イノシン酸を追加しよう。
しょうがないので中火で煮立てる。
一旦、火を落としてカツオ節粉を大量に入れて、沈殿させる。
また中火にかけて、沸騰直前で火を止める。

ザルにペパータオルをひいてカツオ節粉などを濾す。
牛肉を一口大に切って放り込む。



中火にかけて沸騰させる。
いや、しかし、だ、恐ろしいまでにだし汁が濁る。
牛肉を取り出し、またもペーパータオルで出汁を濾す。
なんでこんな面倒なことを・・・。



灰汁抜きしたジャガイモ、牛肉、櫛切りにしたタマネギ、ニンジンを放り込む。
日本酒とみりん大さじ2を加えて弱火で煮る。
タマネギの色が透き通ってきたら、醤油大さじ2を加えて、一旦火を落とす。

後は食べる前に火を入れるだけ。



おお!すごい出汁味だね
醤油や甘みはほぼ関係ない。
グルタミン酸にイノシン酸でほぼ全て。
まあ、一般的な肉じゃがとはまったく違うけれど、この方がよくね?
海のゴミと世界で一番硬い食品だけどね。


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