アタシの先週末。
恒例行事のロンドン巡業でした。
(もしくはロンドン出張とも言います)
土曜日の午前中に仕事は終わり。
それから日曜日までフリータイム。
いつもだったらそれから買い物か観光に出掛けるのですが
今回はちょっと趣を変えて。
LONDONでTANGO三昧大作戦!
を決行致しました。
先ずはレッスンを受けに行って来ましたよ。
場所はPortbelloというなんかコジャレたような、すさんだような。
ちょっとアタシの好きそうな感じの場所。
御徒町のガード下のような場所にあるパブの一角にある
ちょっと隔離されたところがレッスン場。
木目の板が張られていて、その継ぎ目の金属がかかとに引っかかり
踊っていて時々ちょっと怖い感じもしましたが
まあそれくらいは許容範囲。
このレッスンに参加したのは
アタシ
白人マダム3名
サルサのインストラクターをやってると言う黒人女性1名
アメリカ人ぽい中年男性1名
その連れのモデルのような彼女1名
という不思議な面子。
先生はおじいさんにちかいおじさん。
ちょっと
仲代達矢のよう。ぎょろ目。
(アタシには解りませんでしたが、ポーランド人だったそうです)
見た感じは芸術家みたい。
「タンゴで大事なことは歩くこと。これが全てです。」と
仲代達矢が
無名塾の塾生に語るようにレッスン開始。
アタシを含め、7人の生徒達はそれからモデルのように
音楽に乗って歩くという練習をさせられました。
これがね~。なかなか難しいのよ。
歩くことがこんなに難しかったっけ?と再確認する作業。
これがね、なかなか面白いレッスンだったのですよ。
たまにタンゴを踊ってて
「このヒト、なんでアタシの足をこんなに踏むのじゃ?」っつうヒトがいるんだけど
その理由もわかった気がしました。
それはその男のヒトが足から歩いてるからなんだってさ。
胸から歩いて、というか、「進みますよ」というシグナルを送ってから歩き出していないので
対面にいる女性が同じ幅で進めないのですよ。
うんうん。
だから足を踏まれたりするのね。
ここで思ったこと一つ。
タンゴって踊ってるヒト同士がちょっと前傾姿勢になりつつバランスをとるのがいいそうなんだけど
これを表現するのに「人」って字はぴったりなのね。
でもさ、ポーランド人やアルゼンチン人は漢字使わないからさ
その説明が長いのよ。
たぶん日本人が漢字使う人種に説明するんだったら
「人って字のようにお互いのバランスを取るんだよ」って言えば一発で解るじゃない?
漢字って偉大だわん。
「ほぇ~。タンゴで漢字か?」と思った人も。
「仲代達矢、じいさんになったわね。」と思った人も。
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ありがとうござ~い!
レッスンの最後にね、先生と踊ったんだけどさ。
すっごく面白かったですよ。
注意されたことは
「歩幅を揃えること」
「顔の向きを正面、パートナーに向けること」
でした。
「顔を自分の右ばかりにしていると重心がそっちに行っちゃうし
首の筋をを痛くするよ」って言われました。
けどさ~。
アタシのいつもの先生、リリアナは
「右向いてろ!」って言うし。
こないだレッスンしてくれた
パブロは
「左向いとけ!」って言うし。
一体アタシはどっち向いてればいいのでしょうか?