sugar

ｍさん　僕はまた太ってしまいました。この一年で５キロかな。なにしろ身体を動かしません。移動手段は自動車。つい先だってまで近くの買い物も車でした。そこで遅ればせながら少し前から歩くことを始めました。やり始めると執念深い性格なので半年もすれば少しは身軽になれるのではないかと淡い期待を胸に秘め。

太ってはいますが人工甘味料なるものには興味がありません。まず美味くない。それに健康にも良くないと思いませんか？前々からそう思っていたところ、やはりそうだったのかと納得する記事が　LOS ANGELES TIMES紙に出ていました。
要約すれば以下の通りです。

「脳は砂糖の代替品には騙されない。」

人工甘味料は成長分野であり製造会社は砂糖の味にいかに近いものを造り出せるかの製法の研鑽に努めている。理由はより少ないカロリー摂取で体重の増加を避けたい人が多いからであるが、本当に人工甘味料がその解決策として正しいかどうか異論が巻き起こっている。

オランダのユトレヒト大学医療センターでは砂糖含有のオレンジ飲料と人工甘味料
含有のオレンジ飲料を飲み比べ実験をしたところ実験に参加した人の多くはその違いを認識できなかった。ところが脳の反応を調べたところその違いを識別していたことが分かった。人間の舌は騙せても脳は騙せなかったのである。

また運動選手を使った実験でも砂糖には運動能力を高める効果があるが代替品にはその効果が認められなかった。意識としては違いを区別できないのに脳はその違いを把握しているのである。

問題となるのは次の指摘だ。人工甘味料はそれを飲むことによって脳の中に食欲を生み出し、それが引き金となってより多くの食事をする結果をもたらす。

そのようなことがくどくどと書いてあります。つまり痩せる目的で人工甘味料を摂取する結果太るかもしれないのです

○○ダイエットとかＸＸシュガーフリーなどの商品が陳列棚にあふれかえっていますが、一度冷静に正しい情報収集をしてみたほうが良さそうです。

僕のモットー。自然のものをそのままで。体重が気になるなら量を控えて。それでも駄目なら身体を動かすのが一番。

何？　お前にだけは言われたくないって。はい、反省しています。

PHOTO BY LACY ATKINS / SAN FRANCISCO CHRONICLE
雨粒に写っているのは？