はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「噂の刑事 トミーとマツ」

2012-10-30 00:01:31 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

CSでまた懐かしいドラマを放送

「噂の刑事 トミーとマツ」

これをご存じな方も、やっぱり同世代以上ね

 

野性的で暴れん坊の「マツ」と気弱だけど正義感の強い「トミー」のダメコンビが活躍する、コメディタッチの刑事ドラマ。
子供の頃、大好きでした

懐かしいあまり、録画しながら見てますが、今見ても、いや、今見ると改めて「斬新」過ぎて、ぶっ飛んでて、面白すぎ。
あの大映ドラマだったんですよね~

警察の設定とか、捜査とか、もうどうでもいいの。(昔のドラマですから
とにかく、マツの破天荒ぶりが最高~
トミーも気弱だけかと思ったら、意外にマツに反抗的で負けてなかったんだなぁ。

この二人を演じてた松崎しげるさんと国広富之さんが、もうピッタリ息の合ったコンビで
マツさんは、本格的なお芝居はこれがほぼ初めてだったとか
だから、ハチャメチャぶりは「地」の部分が大きかったかもね。

今見ると、ふと、世良さん演じてた「ボギー」を思い浮かべちゃって。(もちろんボギーの方がカッコいいけどね~
ミュージシャンの方が演じられると、役者さんでは出せそうもないファンキーさが溢れてますよね。

 

周りを支える方たちも、結構豪華で
トミーの姉は志穂美悦子さん。
課長の林隆三さん(カッコよかった~)をはじめ、ベテラン刑事井川比佐志さん(CMでも変わらないお姿が嬉しい)、アメリカかぶれのインテリ清水省吾さん(キザでね~)、課長の同期の石立鉄男さん(怖かった)などなど、みんな子供の頃見たこのドラマで強烈に印象付けられました。
(同僚で神山卓三さんも出てたんですよね)

 

単純に可笑しい、マンガのような感覚で見てたけど、実は結構カーアクションあり、立ち回りあり、「太陽」や「西部警察」なみに派手な刑事ドラマだったんだなぁ~って改めて感じました。

まぁ、いつも誰かが怒鳴ってて、ニギヤカなこと。
粗野でめちゃくちゃで、全然スマートさのない、まさに「マンガ」だけど、考えてみれば、活気のあった時代なんだなぁって。

 

ラスト、この番組の「お約束」、誰かが気弱なトミーに発破をかける言葉、

「おとこおんなトミコ~

(文章にするとニュアンスが伝わらないよねぇ)
で、人格が変わった(本来の姿に戻った)トミーがバッタバッタと犯人たちを退治するシーンを見て、スカッとする
これが子供時分のお楽しみでした。

でも、最初の頃は、そんな定番もなく、まったくダメダメな感じで終わることもあったんですね。

 

先日、「極上空間」という、有名人二人組がドライブしながら語り合うという番組に、トミーとマツのお二人が出演されてましたが、30年以上経った今でも交流が続いているというお話に、番組を見てた側も思わずニンマリ。 


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