当日、合間を縫って盆太鼓のテゴト(技)の練習をしようとしたら先生からのメールのやり取りで「祝い打ち」もやる事に。
しかしこれも練習していない。
昔、去年のビデオを見返して自分の型を思い出す。もちろん去年と一緒だとつまらないので、一つテゴトを加えた。昨日の盆太鼓で失敗したテゴトだ。
俺の中で祝い打ちの完成系の音の流れが見えているのだが、どうすればそこにたどり着くのかわからない状態。音のつなぎ方がわからない。単調なリズムを刻む。
リハで少し変えてみたが失敗し、練習でやってない事はできないなぁなど当たり前の事を思い、シンプルにもどし、本番へ。
二日目は工夫と書いたが結局、一日では工夫までいかずアイディア止まり。
ただどの音で身体の左手に意識するとか、脚を前に出すとか、一拍ずれる所を溜めるにはやっぱり左手の収めだとかアバウトの所をもっと明確にしていった。
面白いものでちょっとした角度、ちょっと身体が中に入ったりすると打てなかったり音がずれる。体勢次第で打ちが失敗する。昨日、いつのまにか怪我してた人差し指もバチとへそが一緒になってなかったからだろう。
演奏中だったので気がつかなかったがやっぱり緊張によるエンドロフィンがでていたのだろう。
気持ちが入っている分、重心が前に行く。それを堪え下に下ろす。本当に日本のものは剣術に通じるとおもう。
よい点は演奏はやっぱり楽しいということ。悪い点は昔に比べて緊張しなくなってしまったこと。去年は口から心臓を出ながらやってたんだけどなぁ。もっと太鼓を芝居レベルまであげようとおもう。
ちなみに昨日頭打ちした盆太鼓は初心に戻り、なんでもポジティブに楽しく身体で打とう!とやったら少し身体がノリ始めた。
身体の血管のなかに曲が流れ込む。身体が弾ける。そんなイメージ。
そのイメージを保ちながら3日目に。