マリと子犬の物語

先日・・・少し触れた 映画 「マリと子犬の物語」
ノベライズの文庫版が・・・。思わず手に取る＝買う。プッ！

山古志村の実話から生まれた、あたたかな絆の物語・・・
『マリと子犬の物語』　著者 ： 藤田 杏一

山古志村の山間部で、父と祖父、亮太と、妹の彩の四人暮らしの石川一家。
早くに母を亡くし、彩は（母親の）顔すら覚えていない。
そんな一家のもとに、一人ぽっちで捨てられていた子犬が、家族として加わった。
彩は、“マリ” と名付け 母親代わりのように育て始める。

成長したマリに３匹の子犬が生まれ・・・名前も可愛いの。
（嘗て）犬嫌いだった父が命名した、“グー” “チョキ” “パー”！

２００４年１０月２３日・・・新潟県中越地震が発生。
崩れた家の中に閉じ込められた彩と祖父。その傍で二人を勇気づけるマリ（泣）
二人は救出され搬送されるが、生まれたばかりの子犬たちとマリは、山古志村に
取り残されたまま・・・（泣）

食ベる物もなく、危険な目に遭いながら必死に子犬たちを守り抜くマリの姿が（泣）
置き去りにしてきたマリたちを心配しながら、助けに行こうとする兄妹の姿が（泣）
後半・・・（泣）ばっか・・・。
愛する 家族を、兄妹を、飼い主を・・・“守りたい――ただそれだけだった”

児童書！としても薦めたい本！映画も、子供たち～ひねくれた大人？観て！プッ！