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心不全患者の心臓に薬剤シートを貼り、血管や心筋細胞の再生を促す臨床試験

2015年01月31日 | 日記
大阪大病院は30日、重い心不全患者の心臓に薬剤シートを貼り、血管や心筋細胞の再生を促す臨床試験(治験)を6月から始めると発表した。

 約20年前に開発されながら発売に至らなかった抗血栓薬が心不全治療に有効と分かり、投与法を工夫して治験につなげた。6年後の薬事承認を目指す。

 国内の重症心不全患者は約10万人と推定される。治験対象は、心筋梗塞などが原因で心筋の一部が機能しなくなる「虚血性心筋症」の患者24人。

 薬剤は、小野薬品工業(大阪市)が飲み薬として1993年に開発したが、下痢などの副作用が強いことが分かり、発売されなかった。

 発表によると、阪大チームは4年前、この薬に心不全の治療効果があることを発見。微小な球状に加工してゼラチンシートにしみ込ませ、心臓に直接貼り付けることで副作用を減らす方法を開発した。

漏斗胸手術の論文を分析して、当初からナス法を改良

2015年01月19日 | 日記
院長は従来法ですでに松山でも100例以上の漏斗胸治療を行っていて、学会発表するととても評判がよかったので、漏斗胸治療の方法をいろいろ模索していました。

院長は自分で漏斗胸手術の論文を分析 当時、漏斗胸治療を熱心に行っていたのは、東京女子医大病院(胸部外科)、札幌医大病院、名古屋市立大学病院.金沢大学病院.天理よろず病院などでした。新たにナス法に取り組もうとしていた東京警察病院、国立岩国病院(後の川崎医大病院)、長浜赤十字病院、長野こども病院、東京女子医大病院(形成外科)、札幌医大病院と同時に、当院もナス法よる漏斗胸手術に取り組むことになりました。

 最初の症例は10歳のお子さんでした。笠置院長以外の他の先生方は、アメリカのナス博士を訪ねて行って術法を勉強していましたが、ナス法には再発率や合併症が高いという問題点があることを考えると、笠置院長は自分で漏斗胸手術の論文を分析して、当初からナス法を改良する道を選んだのです。

「炭酸泉治療」、足の指の壊死に改善効果

2015年01月02日 | 日記
 名古屋共立病院(名古屋市中川区)などを運営する医療法人偕行会グループは、炭酸ガス(二酸化炭素)を溶かしたお湯で血行を改善する「炭酸泉治療」に力を入れている。

 炭酸泉は、お湯1リットルに炭酸ガスが0・25グラム以上溶け込んだもので、中でも1グラム以上のものは高濃度炭酸泉と呼ばれる。同法人では10年ほど前から人工的に高濃度炭酸泉を作り出す装置を導入し、現在は17医療機関で炭酸泉の足湯を取り入れている。皮膚から吸収された二酸化炭素によって血中酸素濃度が高まり、血管を拡張する作用があるとされる。

 同法人はこれまでに、動脈硬化によって足や手の血流が悪くなり、様々な症状を引き起こす「閉塞性動脈硬化症」の患者に炭酸泉治療を実施し、足の指の壊死(えし)などに改善効果を上げてきた。今後は脳梗塞後のリハビリテーションや高齢者の運動機能の改善などの効果も調べていくという。