デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



早朝のガール・ド・リヨン(リヨン駅)。広くて大きい駅だ。

パリのリヨン駅は、この駅の列車がリヨン方面に発車するからその名がついている。非常に合理的な発想だ。サンクト・ペテルブルグにモスクワ駅があるが、そこからモスクワ方面の列車が出ているという発想と同じである。
サマータイムを導入している国だけあって、朝六時台はまだ暗い。


日付刻印機

駅の窓口でチケットを買ったなら、乗車前にこれでチケットに日付の刻印を入れておかなければならない。



乗りたい列車の出発30分前にはガール・ド・リヨンに着いていたので、表示板で発車列車のホームを確認後、このベンチで慢心から余裕かましてコーヒーとクロワッサンを食していた。だが、あとで慌てる事態となった。





乗る列車の発車は6時49分

10分前だからそろそろ自分の乗る列車が止まってる15番ホームを探しがてら、写真を撮っていた。ところが表示板に列車名と時刻は出てるのに、ホームがAからGまでのアルファベット表記のものばかりで、15番が見当たらないのであった! 焦っている間に2分は過ぎた。


このホームの左側をずっと歩いていけば…



上からの略図。こういった構造になっていたのだ。

さすがに「こりゃいかん!」と思い、切符を提示して駅員に訊ねた。「15番ホーム、左のホームをずっと歩いたらある」と英語で教えてくれた。
上の略図で分かっていただけると思う。出入口のところから駅の奥にずっと歩いて行けば、別の列のホームがある構造だったのだ(冒頭にも書いたが、駅は広くて大きい)。発車5分前を切っていたので、あわてて小走りで中国人観光客の団体を追い抜き15番ホームに向かった。
乗車は2分前、汗ばんだ。もしリヨン駅に着くまでの地下鉄で逆方向のに乗ってしまったり、表示板を確認せずにのほほんと朝食を摂っていたら、乗り遅れていたところだったのだ。大きな駅では油断大敵であることを改めて思い知ったのであった。

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