デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



左奥にアッピア旧街道のインフォメーション

ローマ帝国の歴史を刻んでいるアッピア旧街道も、サン・セバスティアーノ門からしばらくは現代ローマのありふれた敷石舗装の道路がつづき、気長に歩くしかないという感じである。
しかし、街道沿いには、キリスト教に関心のある方はぜひ訪れてみたいであろう教会が建っている。


ドミネ・クォ・ヴァディス教会






「キリストの足形」

この教会に由来については、キリストの弟子ペテロについて調べれば出てくるので、ここでは触れない。
それにしても、「キリストの足形」とは(笑)。本当のところは釈尊の仏足石みたいなものだろう。


三叉路

ドミネ・クォ・ヴァディス教会の前からは道が三本に分かれていて、どの道を選んでもそれなりのものが見れるそうだが、私は左のアッピア旧街道をひたすら歩いた。








こんな雰囲気のオステル! 無性に一泊したくなった。






空模様に若干不安を覚えた…




というわけで、行けども行けどもこんな感じであった。さすがに面倒くさくなったので、バス停から118番に乗って、外を見ながらのドンブリ勘定な土地勘なき自分の勘頼りで、一気に南東へ下る。しばらくすると、アッピア旧街道からアッピア・ピニャテッリ通り(Via Appia Pignatelli)に入り、バスのスピードが増した。


チェチリア・メテッラ通りへ

バスには家族連れが乗っていて、私と同じように面倒くさくなったのだろうか、チェチリア・メテッラの墓やアッピア旧街道へと行けるチェチリア・メテッラ通りにつながる交差点らしきバス停で降りようとしていた。私は地元人でない人たちが降りるので、これは便乗したほうがいいと咄嗟に判断し下車した。念のため運転手に訊けば、交差点からチェチリア・メテッラ通りになっているという。


チェチリア・メテッラ通り

通りは少し上り坂になっていた。バスを一緒に降りた家族連れの中には年配の方もいて、ゆっくりペースで通りを歩いていた。家族連れはまだ不安らしく、私が道路標識を指して、この道で間違いないと言った。しばらくの間、家族連れと片言の英語で話しながら、再びアッピア旧街道へと向かった。

つづく

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