デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 







運動するときにいつも登る大文字山には外国人観光客もよく登ってくる。登り口が分からずに佇んでいる外国人に登り口をろくすっぽできないむちゃくちゃ英語で説明したり、一緒に登ったりすることはざらだが、ビジネスや留学で市内に年単位で住んでいる外国人ともだんだん顔見知りになってくる。
そのなかに台湾出身の大学で教えていたCさんという人がいて、まことに寂しいことだが来月台湾に帰省しそこで仕事をつづけると本人から知らされた。Cさんは基本的に英語で話すので、Cさんとは私も自分で話せる範囲、乏しくも自分の中からでてくる表現で言葉に詰まりながら英語で話す間柄となっていたのだが、私の言いたいことを察してくれて山で会う度に辛抱強くレッスンをしてくれたので、私も山の歴史や世間話などで自分が言いたかったことを家に帰ってから復習する意欲が湧くのであった。
台湾の人の多くが中国語と英語を流暢に操るが、Cさんもその例に漏れず(というか中国語の方が得意だろう)時々は挨拶程度の中国語も教えてくれた。まだ2週間は市内にいて山に登れる時間があればまた会えると分かったので、昨日ばったり顔を合わせたときに「下次見」と言って別れた。いつも「我走了」「慢走」ぐらいしか言えなかったが、昨日ほどCさんが日本を発たれる前に、またお会いできたら、もしくは「明天見」と強く思った日はなかったように思う。

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